Intelligence Design、山口県にて観光地の来場者数をリアルタイム計測するAIサービス「IDEA counter」の導入効果検証を実施
Intelligence Design 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 中澤拓二)は、山口県と共同で実施した「シビックテックチャレンジYAMAGUCHI(課題提示型実証実験)」を通じて、エッジAIカメラソリューション「IDEA counter」を観光地に設置し、来場者の人数・性別・年代をリアルタイムに計測・可視化する効果検証を実施しました。
- これまでの課題・背景
観光振興の取り組みにはデータが非常に重要であり、観光客の動態や、観光事業者の活動状況を把握していく必要がありますが、欲しいデータがすぐに手に入らない、また欲しいデータが取得できないといった課題がありました。
そこで、デジタル技術を活用し、県内主要観光地の来場者数をタイムリーに把握する技術の導入を模索していました。
- 概要
また、実証実験の中で精度評価を実施し、目視計測と比較して「96.1%」の高精度で計測されたことがわかりました。
図:計測データを可視化するダッシュボード(イメージ)
なお、「IDEA counter」はAI解析をエッジ処理で行うため、個人情報は取得せず、カメラの中で統計化されたデータになるため、個人情報保護にも配慮した設計となっています。
図:エッジAIカメラソリューション「IDEA counter」の処理イメージ
- 実証実験結果の関係者評価・コメント
・「まん延防止等重点措置等」の適用による観光地への影響を即時に把握することができた。
・性別、年代別データ把握による来訪者管理はこれまでアンケート記入者のみ把握できていたが、AI計測により全員の情報を取得することができた。
・子育て世代の利用が多ければ授乳スペースの拡充、高齢者の利用が多ければ段差解消等のハード整備事業に活用できる可能性がある。(実証自治体担当者様のコメント)
・観光地を訪れる年代や性別の現状が分かれば、その場所のウィークポイントが見えてくる。既に来ている年代へ更にアプローチするのか、来ていない年代にアピールするのかの検討材料となる。(実証自治体担当者様のコメント)
- 今後の展開について
今後は同様の課題を抱える全国各所の観光地・観光施設へ展開することを予定しております。
■シビックテックチャレンジYAMAGUCHIについて
スタートアップ企業等と山口県の行政・県民が協働して、デジタル技術を活用して地域・行政課題を解決するプロジェクトです。
https://cc-yamaguchi.jp/
AIエッジカメラソリューション「IDEA counter」製品紹介ページ
https://idea.i-d.ai/counter/index.html
Intelligence Designは、今後も集約 ・蓄積された実験結果やノウハウを活かし、当該サービスを通じて各地域の地域活性化、地方創生を支援します。
「IDEA counter」を利用した通行量等の調査を行いたい団体の方のご連絡をお待ちしております。
(お問い合わせ先:contact@i-d.ai)
■ AI画像認識技術を持つIntelligence Design
Intelligence Designは「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始。 AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術を利用した社会実装はまだまだ進んでいないのが現状です。そこで、だれでも、簡単かつリーズナブルにAI関連技術を使えるサービスとして「IDEA(イデア)」シリーズを開発。社会課題をテクノロジーで解決することで、持続可能な社会の構築、UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)の促進を目指します。
■企業情報
会社名 :Intelligence Design株式会社
代表者 :中澤 拓二
事業内容:AIプロダクトの開発・販売、AIコンサルティング業務、ID labの運営
設立 :2018年5月
本社 :東京都渋谷区神宮前6-28-5 宮崎ビル4F
URL :https://i-d.ai
■本件お問い合わせ
Intelligence Design 株式会社 contact@i-d.ai
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