~マスク生活が長期化した今を読み解く~ マスク着用の意識・行動調査
マスクをはずすことに抵抗を感じる若者が増えている?
新型コロナウイルスの流行から2年以上が経過し、マスク生活も長期化しマスクをおしゃれの一部として楽しむポジティブな側面も見受けられます。一方で、ネット上では若者を中心にマスクを「顔パンツ」と例え、「マスクを外して顔を人前にさらすのは恥ずかしいから、コロナ禍が終わってもマスク着用を続けたい」という声もあるようです。
日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、マスク生活の長期化に伴い、消費者はマスク着用をどのように捉えているか、今後のマスク使用意向や「顔パンツ」の言葉の認知など、2021年9月の調査結果と比較しながら性年代別での実態を把握するために本調査を実施しました。
https://www.n-info.co.jp/report/0030
問い合わせ先:https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
1)「顔パンツ」という言葉の認知
- 全体で「知らない」が67.6%と多数。女性では10代の認知(「意味を含めて知っていた」「言葉だけ知っていた」)17.4%と最も低く、50代までは年代が上がるにつれて高くなる傾向。ネット上では若年層の「顔パンツ」に関する話題があがるが、男性含めて若年層の認知とは結びついていない。
2)「顔パンツ」という考え方への共感
対象者への説明文:「顔パンツ」※マスクをはずして顔を人前でさらすことに抵抗を感じる=マスクは顔のパンツという意味。
※「顔パンツ」という考え方を聞いて、あなたのお考えに当てはまるものを教えてください。という質問に「顔パンツ」という言葉を知らない方も説明を読んで回答
- 言葉の意味を説明したところ、女性を中心に10代からの共感が高く、半数以上が「気持ちが分かる」「やや気持ちが分かる」と回答しました。また「気持ちが分かる」のTop Boxも2-3割と各世代で最も高く、年代が上がるにつれて共感は下がる傾向が見られました。
3)今後のマスク使用意向(コロナ収束後)
- 全体で「いつも必ず使用」「できるだけ使用」のTop 2 Boxが54.5%、2021年9月より+15.9pts増加。20・30代女性の使用意向が6-7割と高い。
4)今後のマスク使用意向の理由
- 全体で「抗菌・抗ウィルスになる」41.7%が最も多いが、女性では「メイクをしなくても良い」が各世代3-5割、男性では「髭を剃っていなくても良い」が2-3割挙がる。前問でマスクの継続使用意向が高かった20・30代女性では、「メイクをしていなくても良い」5割と他の年代より高い。
5)今後のマスク非使用意向の理由
- 全体で「息苦しい」59.0%、「暑い」41.3%、「メガネがくもる」40.2%が主な理由。 「肌トラブルが起こる」は10-40代女性と10代男性で5-6割、 「面倒くさい」も10代男女で4-5割と高い。
6)相手のマスク着用(コロナ収束後)
- 全体で「どちらでも良い・気にしない」が41.5%と多数。一方で、「着用している方が良い」「どちらかといえば着用している方が良い」35.2%は 、「着用していない方が良い」 「どちらかといえば着用していない方が良い」23.3%より+11.9ptsとなっており、収束後もマスク着用が好ましいと考える人の方が多い。
今回の調査では、コロナ収束後でもマスクの着用を続けたいという層の多さが目立ち、「顔パンツ」という言葉に代表される、自分にとっての顔の不都合を隠せるなどの理由が多く挙げられました。長引くコロナによって習慣化されたマスク着用により、衛生目的以外でも使用する理由があるアイテムとなったようです。
以上、~マスク生活が長期化した今を読み解く マスク着用の意識・行動調査~の結果を抜粋してお伝えしました。
------------------------------------------ーーーーーー
詳細な調査結果資料(属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
ご希望の方はお問い合わせフォームからお気軽に問い合わせください。
https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:16~69歳の男性・女性
サンプルサイズ:972サンプル
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:2022年2月5日~6日
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。
■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 菱進銀座イーストミラービル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像