IoTデバイス向けのセキュリティサービス提供に向けたNanoLock Securityとの提携開始について
日本初!ファームウェアの不正改ざんの防止と、IoTデバイスの管理をクラウドで簡単に
本サービスをご利用いただくことで、NanoLock社の特許技術である「IoTデバイスのフラッシュメモリーの保護(改ざん防止)」と「セキュアFOTA(Firmware Over The Air)」により、各IoTデバイスのフラッシュメモリーを不正な改ざんから保護するとともに、クラウド上からファームウェアを一元的に管理・監視・分析することが可能となります。
- 1.背景と目的
その一方で、IoTデバイスに対するサイバー攻撃の被害事例が日本を含む世界各地で数多く報告されており、その攻撃手法は年々巧妙化してきています。そのような中、次に狙われるとされているのが、IoTデバイス内のフラッシュメモリーにあるファームウェアです。IoTデバイスの多くは内部のフラッシュメモリーに動作用のプログラム(ファームウェア)を搭載しており、不正な改ざんを受けた場合は、デバイスの停止・誤作動を引き起こし、甚大な被害に繋がる恐れがあることから、フラッシュメモリーの保護対策が今後重要となってきます。またIoTデバイスは屋外など、管理者の目の届きにくい箇所に設置されるケースも多く、論理(ソフトウェア)だけでなく、物理(ハードウェア)の両面からセキュリティ対策を講じる必要があります。しかしながら、フラッシュメモリーに特化したセキュリティソリューションは世界的に見てもまだまだ少ない状況です。
そこでオプテージは、IoTデバイスにあるフラッシュメモリーの保護の必要性に着目し、お客さまが安全・安心にお使い頂けるプラットフォームの構築に着手致しました。2021年春サービス提供開始を目指し、IoTデバイスのフラッシュメモリー保護技術で特許技術を有するNanoLock社と提携を行います。
※1 出典:総務省 令和元年版 情報通信白書 IoTデバイスの急速な普及より
※2 出典:Armとソフトバンクの発表より
- 2.サービス概要
【IoTセキュリティプラットフォームのイメージ】
- 3.NanoLock社について
2016年にイスラエルにて設立。IoTデバイスのフラッシュメモリー保護の技術で特許技術を持ち、複数の大手メモリメーカーやデバイスメーカーとの協業実績を有する。
Nanolock Security オフィシャルサイト
https://www.nanolocksecurity.com/
NanoLock Security CEO Eran Fine氏からのコメント
「我々NanoLockは、オプテージとの協業により、IoTのセキュリティを守り、また管理ができるソリューションを日本市場で展開できることを、非常に嬉しく思っており、また期待しております。オプテージは、優れたチーム力、技術力を保有しており、プロフェッショナルでインパクトのあるサービスを構築することができる優れた企業であると認識しました。オプテージとNanoLock Securityのコラボレーションは、日本の卓越したオペレーション力とイスラエルのサイバーテクノロジーを融合した、ユニーク且つ真に価値あるサービスを日本市場へ提供することができるため、このパートナーシップは、大きな可能性を持っていると信じています。」
- Eran Fine, CEO NanoLock Security
工場・設備・自動車など、あらゆる場面にIoTデバイスが使われ始めている一方で、新たなサイバー攻撃の手法も生み出されており、従来以上のセキュリティ対策が求められます。今後、オプテージでは本サービスにより、安心・安全なIoTデバイスの利用に貢献できるよう、開発を進めてまいります。
- 本サービスの詳細と、法人のお客さまのお問い合わせ先はこちら
■IoTセキュリティプラットフォーム
https://optage.co.jp/business/service/security/iot_security/
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