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赤十字国際委員会
会社概要

アフガニスタンの人道状況と赤十字の活動について

ICRC

極度の不安と混乱の中にいるアフガニスタンの人々に、私たち赤十字国際委員会(ICRC)は現地で引き続き寄り添い、保護・支援活動を継続していきます。

一連の戦闘では、多くの市民が負傷し、家を追われました。人口が密集する首都カブールでの最悪のシナリオが回避されたとはいえ、自国の今後の行方やあり方に、多くのアフガニスタン人が不安を感じています。私たちも状況を注視しながら、目の前に山積する人道ニーズに引き続き現地で対応していきます。

8月1日から2週間余の間、戦闘に巻き込まれ負傷した7,600人超が、私たちICRCが支援する医療施設に搬送され、治療を受けました。6月以来の2カ月半だと、既に4万人以上に治療を施しています。

ICRCの医療班や障がい者リハビリセンターは、患者への長期的支援を視野に日々の業務にあたっています。国内全土に爆弾が散乱しているため、病棟は既に、手足を失った多くの子どもや若い患者たちで埋め尽くされています。胸が締め付けられる、悲しい光景です。今後は、障害を乗り越えるための長きにわたる治療や支援が必要となってくるでしょう。

これまでもずっと、アフガニスタンは国際社会の支援を必要としてきました。しかし、特に近年、現地の人道ニーズに応えることが難しくなっていました。ICRCの資金源も十分ではなく、アフガニスタンの人道危機に対応するには約3千万スイスフラン(36億円相当)が不足しています。私たちの活動資金の9割以上は、ジュネーヴ諸条約に加入している政府から任意で拠出してもらっていて、現在追加の支援を要請しているところです。活動全般、特に医療や障がい者支援に充てるため、国際社会の協力や支援は欠かせません。

1987年にアフガニスタンに活動拠点を設けて以来、私たちは34年にわたり、現地の人々やコミュニティーに寄り添ってきました。地元で影響力を持つリーダー達と対話を重ねつつ、タリバンの支配下にいる人々にも公平に支援や保護活動を展開しています。今後も現地のパートナーであるアフガニスタン赤新月社とともに、戦闘によって心身に傷を負った人々に手を差し伸べていきます。

アフガニスタンでの今後の活動の展望について、ICRC事務局長ロバート・マルディーニのインタビューも併せてご覧ください。
 



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種類
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https://jp.icrc.org/information/afghanistan-a-statement-from-robert-mardini-the-director-general-of-the-icrc/

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URL
https://jp.icrc.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-36 レジデンスバイカウンテス320
電話番号
03-6628-5450
代表者名
Jordi Raich
上場
-
資本金
-
設立
1863年02月
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