福知山市でまちづくりの挑戦心(光秀マインド)を育む 高校生・大学生が自ら企画した5プロジェクト 「ふくちゼミ」活動レポート
「アンブレラスカイ」や「オンラインde福知山踊り」、本日完結「広報ふくちやま作成プロジェクト」など
京都府福知山市による、福知山愛醸成と主体的に行動できる人材の育成を目的とした、今年度からの新たな取り組み「ふくちゼミ」。参加した福知山市在住または在学の高校生・大学生28名による5プロジェクトのレポートをお届けします。
現在は、28名の学生や福知山公立大学生とともに「ふくちゼミ」の報告書を作成中で、2022年3月に発行を予定しています。
多様な価値観に触れるため、福知山で活躍する20代〜40代の大人と出会います。ライフヒストリーを聞くとともに、なぜ福知山で活躍されているのかヒントを掴みます。対話を通して、自分自身の人生において、前向きに取り組むヒントを得ていきます。
② 自分のプロジェクトを作る
興味関心を抱いている分野について、やってみたいことを整理します。
③ 大学生と交流し、学ぶ
大学生からプロジェクトに関するアドバイスをもらうとともに、大学生活の話を聞き、ロールモデルとなる人材と出会い、主体的に将来を描くきっかけとします。
プロジェクト
①広報ふくちやま作成プロジェクト
②カラフル〜高校生がつくる傘で彩られた空〜プロジェクト
③オンラインde福知山踊りプロジェクト
④移住者発掘プロジェクト
⑤わかもの食プロジェクト
※福知山公立大学まちかどキャンパス「吹風舎(ふくちしゃ)」は、福知山公立大学の教職員・学生と地域の人々が集い、交流する機会と場をつくる「いえ(舎)」です。
2021年6月20日に、オンラインで初回ミーティングを行います。ほぼ全員が広報誌を読んだ事がなかったため、福知山市役所 秘書広報課の職員から、広報誌の紹介を受け、作り方を教わります。
7月、市役所職員から「広報ふくちやま特集ページの企画案を考えてほしい」と言うミッションがおりました。まずメンバーは「高校を特集すれば、教育のまち福知山をもっと広められるのでは」と考えます。しかし様々な制約があり断念。
しかし、メンバーたちだけでは通学路のエピソードが限られています。そこで、市民の方にも通学路のエピソードを募集。様々な年代から36件ものエピソードが寄せられました。
古くから鉄道を中心に発展した福知山では、平成10年代に駅高架事業が完成し、まちの風景が大きく様変わりしました。その中で10代のメンバーたちが全く知らない「岸本ガード」という、かつてあった線路下の通路のことが、キーワードで大人世代から頻出していることに着目し、追加調査をしました。
その結果、「岸本ガード」の写真が集まり、実際にエピソードを寄せていただいた方への取材も実行。担当ページを割り振り、誌面づくりに励みました。
そして本日2022年1月6日、メンバーが半年間にわたり企画、取材、編集、校正した「広報ふくちやま1月号」が発行されます!ぜひご覧ください。
メンバーからは「新たな福知山の一面を見ることができ、知らない名所や歴史について知ることができた」「文章を書くとき、人に伝えるだけではなく、伝わる文を作成していきたいと思った」などの感想が寄せられています。
高校3年生のメンバーが多く、このプロジェクトに携わったことで地域活性化に興味を持ち進路にも刺激を与える結果となりました。
■広報ふくちやま https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/kouhoushi/
しかし、傘を買う予算はありません。そこで福知山公立大学が企画運営する「若者まちづくり未来ラボ事業」に応募。プレゼンテーションの審査を経て、自らの力で予算を獲得しました。
大雪による順延を乗り越え、2021年12月21日、晴天の中、市民交流プラザふくちやま3階テラスにアンブレラスカイによるカラフルな光景を作り出すことに成功しました。
「コロナ禍だからこそ、福知山を盛り上げたい」という思いで、はじめは「ギネス記録を福知山で作る」というアイデアが出てきました。実際にギネス記録を調査し、ご当地踊りをたくさんの人数で一緒に踊るものであれば、福知山でもできるのではないかと想い、企画を考えはじめます。
ビジネスメールの書き方を大人に教わり、実際にギネス記録認定の事務局へ連絡してみたところ、認定を受けるには何百万円以上のお金が必要だと判明。そこで、今一度原点に立ち返り「ギネス記録を狙っていた“ご当地踊り”で福知山を盛り上げる」と事業を定めました。
メンバーたちは福知山踊りをあまり踊ったことがなかったため、詳しい大人たちに教えを請いました。またコロナ禍を考慮し、オンラインでもたくさんの人が参加できる仕組みづくりをしながら、企画を立てていきました。たくさんの方に知ってもらうため、チラシ配りを自分たちで行い、地域の方から温かい応援コメントをいただくことができました。
そしていざ、2021年12月18日のイベント当日。緊張したものの自分たちの力を出し切ったメンバーたちに向けて、地域の方からも「今日この場を開いてくれたから、踊る事ができた。嬉しかった」とコメントをいただくことができました。
初めにプロジェクトメンバーは、「福知山に移住された方の声を実際に聞いてみたい!」「移住支援の舞台裏を知りたい!」という思いを持ちました。
そこで2021年8月18日、9月21日の2回にわたり、福知山市に移住された方や移住支援をされている方へ、オンラインにてヒアリングを実行。移住のきっかけや苦労話、地域コミュニティとの付き合い方など、生の声を聞くことができました。
当日のタイムスケジュールや進行を考えれば考えるほど、不安な気持ちが募るメンバーたちでしたが、リハーサルも行い、準備万全な状態になっていました。
当日はプロジェクトメンバーが乗車した公共交通機関が遅延するなど思わぬアクシデントに見舞われたものの、ピンチはチャンスと切り替え、プロジェクトメンバー3名で助け合いながら、イベントを遂行することができました。
今回参加された、移住を検討されている3組の家族からは「参加できてよかった。移住者ならではの視点でお話もされていて、とても参考になった」との声が寄せられ、プロジェクトメンバーも一安心でした。
福知山公立大学が企画運営や情報発信、また調理の専門学科を持ち数々の賞を受賞する福知山淑徳高等学校がレシピ開発、と役割分担をしながらプロジェクトを進めました。
まずニーズ調査をしたところ、大学生のリアルな声として「ご飯を作ることがめんどくさい」「あまりお金をかけたくない」などの意見が寄せられ「調理器具をあまり使わず、栄養価が高いレシピ」を作成することに。
2021年7月〜9月までミーティングを重ね、10月23日にメンバーで試食会を行いました。その結果、とても食べやすく、作りやすいものを作ることができ、11月14日から実際に動画を撮影し、編集を行い始めました。
現在、10個のレシピ動画をSNSで公開中です。メンバーからは「食の豊かさが人の心を満たすことを実感したし、プロジェクトデザインの方法とその実現の難しさを学ことができた」「大学生と活動をして、大学での学びや将来のことについて考えるきっかけとなった」との振り返りがあがっています。
■Instagram https://www.instagram.com/syokupuro2021/
■Twitter https://twitter.com/syokupuro2021
■ふくちゼミHP https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/soshiki/4/38720.html
2021年5月からの約8か月間で、学生たちはコロナ禍で幾度も軌道修正を迫られながらも、何もない所からまちの礎を築いた武将・明智光秀ゆずりの挑戦心「光秀マインド」を遺憾なく発揮。本日1月6日発行の広報誌「広報ふくちやま」の特集ページのほか、「アンブレラスカイ」「オンラインde福知山踊り」「移住者交流会」「学生×食レシピ開発」という5つの企画を実現させました。
現在は、28名の学生や福知山公立大学生とともに「ふくちゼミ」の報告書を作成中で、2022年3月に発行を予定しています。
- ふくちゼミ コンセプト
多様な価値観に触れるため、福知山で活躍する20代〜40代の大人と出会います。ライフヒストリーを聞くとともに、なぜ福知山で活躍されているのかヒントを掴みます。対話を通して、自分自身の人生において、前向きに取り組むヒントを得ていきます。
② 自分のプロジェクトを作る
興味関心を抱いている分野について、やってみたいことを整理します。
③ 大学生と交流し、学ぶ
大学生からプロジェクトに関するアドバイスをもらうとともに、大学生活の話を聞き、ロールモデルとなる人材と出会い、主体的に将来を描くきっかけとします。
- ふくちゼミ 概要
ふくちゼミは2021年5月より福知山市主催、福知山公立大学協力のもとスタートしました。拠点は、福知山公立大学まちかどキャンパス※です。
プロジェクト
①広報ふくちやま作成プロジェクト
②カラフル〜高校生がつくる傘で彩られた空〜プロジェクト
③オンラインde福知山踊りプロジェクト
④移住者発掘プロジェクト
⑤わかもの食プロジェクト
※福知山公立大学まちかどキャンパス「吹風舎(ふくちしゃ)」は、福知山公立大学の教職員・学生と地域の人々が集い、交流する機会と場をつくる「いえ(舎)」です。
- ①広報ふくちやま作成プロジェクト
2021年6月20日に、オンラインで初回ミーティングを行います。ほぼ全員が広報誌を読んだ事がなかったため、福知山市役所 秘書広報課の職員から、広報誌の紹介を受け、作り方を教わります。
7月、市役所職員から「広報ふくちやま特集ページの企画案を考えてほしい」と言うミッションがおりました。まずメンバーは「高校を特集すれば、教育のまち福知山をもっと広められるのでは」と考えます。しかし様々な制約があり断念。
再び重たいミッションに向き合う中で、ある高校生メンバーが「通学路を題材にするのはどうか? 私たち高校生や大学生も取り組みやすいテーマだと思う」と発言しました。賛同が集まり、特集ページのテーマが「私たちの通学路」に決定しました。
しかし、メンバーたちだけでは通学路のエピソードが限られています。そこで、市民の方にも通学路のエピソードを募集。様々な年代から36件ものエピソードが寄せられました。
古くから鉄道を中心に発展した福知山では、平成10年代に駅高架事業が完成し、まちの風景が大きく様変わりしました。その中で10代のメンバーたちが全く知らない「岸本ガード」という、かつてあった線路下の通路のことが、キーワードで大人世代から頻出していることに着目し、追加調査をしました。
その結果、「岸本ガード」の写真が集まり、実際にエピソードを寄せていただいた方への取材も実行。担当ページを割り振り、誌面づくりに励みました。
そして本日2022年1月6日、メンバーが半年間にわたり企画、取材、編集、校正した「広報ふくちやま1月号」が発行されます!ぜひご覧ください。
メンバーからは「新たな福知山の一面を見ることができ、知らない名所や歴史について知ることができた」「文章を書くとき、人に伝えるだけではなく、伝わる文を作成していきたいと思った」などの感想が寄せられています。
高校3年生のメンバーが多く、このプロジェクトに携わったことで地域活性化に興味を持ち進路にも刺激を与える結果となりました。
■広報ふくちやま https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/kouhoushi/
- ②カラフル〜高校生がつくる傘で彩られた空〜
しかし、傘を買う予算はありません。そこで福知山公立大学が企画運営する「若者まちづくり未来ラボ事業」に応募。プレゼンテーションの審査を経て、自らの力で予算を獲得しました。
大雪による順延を乗り越え、2021年12月21日、晴天の中、市民交流プラザふくちやま3階テラスにアンブレラスカイによるカラフルな光景を作り出すことに成功しました。
「地域に関わり地域を盛り上げる若者になるには、またそういった若者を増やすためには、何が必要なのかたくさんのことを考えました。自分の考えを言うだけではなく、行動して初めて知る難しさや課題があるんだなと感じました」と企画した高校生は語ります。
- ③オンラインde福知山踊りプロジェクト
「コロナ禍だからこそ、福知山を盛り上げたい」という思いで、はじめは「ギネス記録を福知山で作る」というアイデアが出てきました。実際にギネス記録を調査し、ご当地踊りをたくさんの人数で一緒に踊るものであれば、福知山でもできるのではないかと想い、企画を考えはじめます。
ビジネスメールの書き方を大人に教わり、実際にギネス記録認定の事務局へ連絡してみたところ、認定を受けるには何百万円以上のお金が必要だと判明。そこで、今一度原点に立ち返り「ギネス記録を狙っていた“ご当地踊り”で福知山を盛り上げる」と事業を定めました。
メンバーたちは福知山踊りをあまり踊ったことがなかったため、詳しい大人たちに教えを請いました。またコロナ禍を考慮し、オンラインでもたくさんの人が参加できる仕組みづくりをしながら、企画を立てていきました。たくさんの方に知ってもらうため、チラシ配りを自分たちで行い、地域の方から温かい応援コメントをいただくことができました。
そしていざ、2021年12月18日のイベント当日。緊張したものの自分たちの力を出し切ったメンバーたちに向けて、地域の方からも「今日この場を開いてくれたから、踊る事ができた。嬉しかった」とコメントをいただくことができました。
高校生メンバーは「福知山踊りについて私自身あまり詳しくなく、お祭りの時に円になって踊ったこともなかったです。今回が初めてしっかりと踊る機会でした。お祭り感や一体感を感じたので、福知山のお祭りが再開し、福知山踊りを円になって踊りたいという気持ちがより一層高まりました」と語っています。
- ④移住者発掘プロジェクト
初めにプロジェクトメンバーは、「福知山に移住された方の声を実際に聞いてみたい!」「移住支援の舞台裏を知りたい!」という思いを持ちました。
そこで2021年8月18日、9月21日の2回にわたり、福知山市に移住された方や移住支援をされている方へ、オンラインにてヒアリングを実行。移住のきっかけや苦労話、地域コミュニティとの付き合い方など、生の声を聞くことができました。
ヒアリング結果を踏まえ、「移住者交流会」を行い、移住者の皆さん同士の交流を促すことができないかと考えました。チラシも自分たちで初めて制作し、11月7日に向けて、周知活動を行いました。
当日のタイムスケジュールや進行を考えれば考えるほど、不安な気持ちが募るメンバーたちでしたが、リハーサルも行い、準備万全な状態になっていました。
当日はプロジェクトメンバーが乗車した公共交通機関が遅延するなど思わぬアクシデントに見舞われたものの、ピンチはチャンスと切り替え、プロジェクトメンバー3名で助け合いながら、イベントを遂行することができました。
今回参加された、移住を検討されている3組の家族からは「参加できてよかった。移住者ならではの視点でお話もされていて、とても参考になった」との声が寄せられ、プロジェクトメンバーも一安心でした。
- ⑤わかもの食プロジェクト
福知山公立大学が企画運営や情報発信、また調理の専門学科を持ち数々の賞を受賞する福知山淑徳高等学校がレシピ開発、と役割分担をしながらプロジェクトを進めました。
当初は「大学生の孤食を減らす」というミッションを掲げ、リアルにカフェを開きお披露目する予定でしたが、コロナ禍で飲食を伴った食材提供が難しいことから、簡単に作ることができるレシピを動画にまとめ発信することとしました。
まずニーズ調査をしたところ、大学生のリアルな声として「ご飯を作ることがめんどくさい」「あまりお金をかけたくない」などの意見が寄せられ「調理器具をあまり使わず、栄養価が高いレシピ」を作成することに。
2021年7月〜9月までミーティングを重ね、10月23日にメンバーで試食会を行いました。その結果、とても食べやすく、作りやすいものを作ることができ、11月14日から実際に動画を撮影し、編集を行い始めました。
現在、10個のレシピ動画をSNSで公開中です。メンバーからは「食の豊かさが人の心を満たすことを実感したし、プロジェクトデザインの方法とその実現の難しさを学ことができた」「大学生と活動をして、大学での学びや将来のことについて考えるきっかけとなった」との振り返りがあがっています。
■Instagram https://www.instagram.com/syokupuro2021/
■Twitter https://twitter.com/syokupuro2021
- ふくちゼミ 報告会
- ふくちゼミ報告書を作成中!
■ふくちゼミHP https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/soshiki/4/38720.html
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