≪高松市「スーパーシティ構想」≫タクシーを活用した新しい交通モード「バタクス」創出に向けた実証事業に、株式会社電脳交通がタクシー配車システム「電脳交通®」を提供

〜1月17日より3月31日まで、仏生山-山田地区で運行開始〜

電脳交通

株式会社電脳交通(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:近藤 洋祐、以下「電脳交通」)は、高松市が≪スーパーシティ構想≫で提案している、新しい交通モード「バタクス(Vehicle of Advanced Tarriff And Connection System)」の実証事業に配車システムを提供し、運行管理をサポートいたします。

■概要
高松市では、人口減少、少子・超高齢社会が進む中、ICTやデータを活用して様々な地域課題を解決する、スマートシティの実現に向けた取組を推進してきており、先般、その取組を更にもう一段先に進めた取組として、先端技術を活用するとともに、大胆な規制改革等によって、未来の生活を先行実現する「スーパーシティ構想」を国に対して提案しました。「スーパーシティ構想」では、交通領域の課題解決として、「持続可能な公共交通ネットワークの構築に向けて新しい交通手段を生み出す」という目標を掲げています。
 
高松市の交通領域の課題は、従来の交通モードでは、サービスに対してのコストバランスが悪く、持続性が低いということでした。今回の実証事業のエリアも、路線バスが運行していましたが、利用者が少なく、路線バスの存続が危ぶまれていました。そこで、今回の実証事業では、持続性の高い新しい交通手段を生み出すため、バスとタクシーの間のサービスを作るという視点から、デマンド型によるタクシーの運行を実施します。

今後は、今回の実証事業の結果を検証することで、利用者のニーズを汲み上げ、より使いやすい公共交通の実現を目指します。

■本事業の詳細と電脳交通の役割
今回の取り組みでは、高松市で営業している3社のタクシー事業者がデマンド型による区域運行のタクシー「バタクス」を運行します。

電脳交通では、自社開発したクラウド型タクシー配車システム「電脳交通®」の特性を活用し、配車システムの提供・乗合タクシーのルート作成・予約受付業務、および地元事業者への配車指示業務を行います。

運行予定期間:令和4年1月17日(月)〜同年3月31日(木)
利用料金:600円(均一運賃)
利用方法:前日の12時~16時までに、電話にて予約し、時間になったら乗車位置から乗車する
利用条件:乗車位置と降車位置が実証運行対象エリア内であること
その他詳細はこちらよりご確認ください
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/shinotorikumi/machidukuri/sogotoshikoutu/kyouka_suisin/kousei_vatacs.html

■電脳交通の地域公共交通支援の取り組みについて
電脳交通は、ドアtoドアの輸送が可能な公共交通であるタクシー事業者向けの配車システム提供を通じ、地域交通の維持・存続に取り組んでおります。また2019年からは全国の地方自治体・公共団体・民間企業と連携し多くの実証実験を実施、必要なシステム提供と機能強化を進めております。

全国38都道府県のタクシー事業者へ導入されている「クラウド型タクシー配車システム」を、より地域公共交通に必要な形に応用し、以下のようなソリューションを通じて地域の移動課題解決を支援しています。

・乗合タクシー/デマンド交通での運行管理システム活用
・MaaSサービスとの連携により、現地での移動を円滑にする二次交通の実現
・交通空白地域での共助型輸送サービスの検討・システム活用
・グリーンスローモビリティなど新しい交通サービスの運行管理、業務負担の軽減
・医療、福祉、飲食、住宅など地域サービスの拡充につながる移動・輸送サービスのシステム連携
URL:https://cybertransporters.com/bizdev/

電脳交通の地域公共交通の支援実績エリア一覧電脳交通の地域公共交通の支援実績エリア一覧


■株式会社電脳交通 SDGsへの取り組みについて


電脳交通は創業以来、地域公共交通の維持・存続のためにタクシー事業者向けの配車システム開発・提供や配車委託サービスを提供してまいりました。また2019年からは全国の自治体・公共団体・民間企業と連携し多くのMaaS・地域交通に関する実証実験を進め、2021年に地域交通ソリューションとして事業化しデマンド交通分野などにも一層力を入れております。

高齢化・人口一極集中で地方の公共交通機関の約8割は赤字となっており、営業撤退や縮小によって交通弱者の増加や交通空白地帯が拡大しています。こうした状況を踏まえわたしたちは引き続き創業の精神と国連が定めたSDGsを尊重し「すべての人がいつでも生活に必要な移動ができる社会」と「地域に必要な移動を支える交通事業者がいつまでも存続可能な社会」の実現に向け努力してまいります。

電脳交通が特に貢献可能なSDGsの目標電脳交通が特に貢献可能なSDGsの目標


■株式会社電脳交通の概要
会社名 :株式会社電脳交通(英語表記:Dennokotsu Inc.)
所在地 :徳島県徳島市幸町3丁目101リーガルアクシスビル4F
設 立 :2015年12月
代表者 :近藤 洋祐
従業員 :137名(2021年11月時点)
資本金 :1億円(2021年10月時点)

主要株主:三菱商事、阿波銀行、いよぎんキャピタル、JR東日本スタートアップ、JR西日本イノベーションズ、Mobility Technologies、第一交通産業グループ、エムケイ、NTTドコモ・ベンチャーズ、ブロードバンドタワー(敬称略、順不同)

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会社概要

株式会社電脳交通

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URL
https://cybertransporters.com/
業種
情報通信
本社所在地
徳島県徳島市寺島本町西1-5 アミコ東館6階
電話番号
088-679-1601
代表者名
近藤洋祐
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年12月