【アンケート報告:25卒の内定状況】2月の内定保持率は31.9%|4.2%の学生がすでに就活終了

「25卒の就活状況」や「内定獲得者が就活を続ける理由」など:https://reashu.com/__25naitei_feb/

株式会社Synergy Career

新卒大学生向けの就活情報サイト「就活の教科書」を運営する、株式会社Synergy Career(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岡本 恵典)は、公式LINEの登録者を対象に、2月の25卒の就活状況に関するアンケート調査を実施いたしました。集まった144名の回答をもとにアンケート結果を報告します。
アンケート記事はこちらから:https://reashu.com/__25naitei_feb/
※アンケート結果を引用される場合は以上のURLの記載も伏せてお願いいたします。
  • 調査サマリー

2月時点の内定保持率は31.9%
2月の内定保持率は31.9%(144名中46名)である。その一方、「内定した会社は0社」だと回答した学生は67.4%(144名中97名)と最も回答者が多かった。内定した会社数は「0社(67.4%)」に続き、「1社(18.1%)」「2社(6.9%)」「3社(4.9%)」の順に少なくなった。就活生の「7/10名」はまだ内定を獲得していないことが分かる。

すでに就活を終えた学生は4.2%
すでに就活を終えたと答えた学生は4.2%だった。これは、「内定を持っておらず、まだ続けている(62.5%)」、「内定を持っているが、まだ続けている(26.4%)」、「「就活は始めていない(6.9%)」と比べると最も低い数値だった。2月時点で就活を終えている学生は、まだ少ないことが分かる。

25卒の就活は時期は24卒よりも早期化している
24卒の就活を始めた時期は大学3年の春(28.5%)、大学3年の夏(24.3%)、大学3年の秋(17.9%)が多い。24卒*1は大学3年の冬(22.7%)、大学3年の夏(18.2%)大学3年の春(17.9%)という数値だったことを踏まえると、大学3年の春に始める人が増加していることが分かる。

就活は早期化しているが「本選考ESを提出していない」が19.3%
就活が早期化する一方で、学生の行動も早まっているとは言い切れない。本選考のES提出は「1~5社(55%)」の次に、「提出していない(17.1%)」が多かった。大学3年春から就活を始める人は多いが、「具体的な行動:ES提出」などに踏み切る人は少ない。少ないと「早期化=終了時期の早期化」ではないことが推測できる。

内定獲得後も就活を継続する理由に「複数ある内定から選びたい(20/44名)」
内定を持ちながらも就活を続ける理由を聞いたところ、「第一志望の企業/業界ではないから(22名)」の次に「複数ある内定の中から、企業を選びたいから(20名)」が多かった。内定獲得後も、他社の内定を求める声は多い。そのため、2月時点で必ずしも、内定承諾をするとは考えにくい。

*1:https://reashu.com/24sotsu_gw/


  • 【アンケート報告:25卒の内定状況】アンケートに至った背景

常に就活の早期化がうたわれる中で、「早期選考」も増えてきています。

就活の早期化の現状を調査し、「どの時期にどのような行動をとっているのか」「現時点の内定への認識はどのようなものなのか」など、現時点の25卒の就活状況を明らかにすることが、よりよい採用活動につながると考えます。

このアンケート結果が各企業様の今後の採用活動の参考になると考え、今回のアンケート調査を実施いたしました。


  • 【アンケート報告:25卒の内定状況】アンケート内容

選考を受ける業界を教えてください。(複数回答)

就活を始めた時期はいつ頃ですか?

エントリーした会社は何社ですか?

本選考のESを提出した会社は何社ですか?

面接を受けた会社は何社ですか?

内定した会社は何社ですか?

早期/特別選考の案内はきましたか?

初めて、早期/特別選考に関する案内が来たのはいつ頃ですか?

早期選考は何を経由して獲得しましたか?(複数回答)

既に就活を終えていますか?

就活を続ける理由は何ですか?(複数回答)


  • 【アンケート報告:25卒の内定状況】アンケート概要

調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
調査期間:2024年1月31日(水)~2024年2月4日(月)
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:144


  • 【アンケート報告:25卒の内定状況】アンケート結果

【既に就活を終えている25卒者数】

既に就活を終えている:4.2%

内定は持っているが、まだ続けている:26.4%

内定を持っておらず、まだ続けている:62.5%

就活は始めていない:6.9%


現在も就活をしている学生は「88.9%」でした。「6.9%」の学生は就活をまだ始めていません。

また、既に就活を終えている25卒生は「4.2%」でした。少数ではあるものの、行動が速い学生も一定数いることが分かります。


【内定後も就活を続ける理由】

第一希望の企業/業界ではないから:50%

内定先企業の選考は、場慣れを目的としていたから:25%

内定を保険として持ち、他企業/他業界の選考を受けたかったから:29.5%

複数ある内定の中から、企業を選びたいから:45.5%

内定先で活躍できるのか不安になったから:4.5%

内定先の社員や同期と馴染めるのか不安になったから:0%

ワークライフバランスが取れるのか不安になったから:4.5%

理想の年収を得られない企業だったから:9.1%

やりたいことができる環境なのか不安になったから:2.3%

成長できる環境なのか不安になったから:0%

内定先企業の将来が不安になったから:2.3%

内定先業界の将来が不安になったから:0%


現時点で獲得している内定に対して、「保険」や「多くある中の1つの選択肢」としてとらえている学生が多くいることが分かりました。学生を引き留めるためにも、「学生が自分たちの企業に入社するメリット」を内定後も伝えることが重要であると考えられます。


【就活を始めた時期】

高校3年の冬以前(~3月):0.7%

大学1年の春(4月~6月):1.4%

大学1年の夏(7月~9月):1.4%

大学1年の秋(10月~12月):2.1%

大学1年の冬(1月~3月):0%

大学2年の春(4月~6月):1.4%

大学2年の夏(7月~9月):1.4%

大学2年の秋(10月~12月):0.7%

大学2年の冬(1月~3月):4.9%

大学3年の春(4月~6月):28.5%

大学3年の夏(7月~9月):24.3%

大学3年の秋(10月~12月):11.8%

大学3年の冬(1月~3月):8.3%

就活を始めていない:4.9%

その他:13.1%


25卒では「大学3年の春」(28.5%)が最も多いという結果になりました。この調査で約7割のの学生が大学3年生時に就活を始めていることが分かります。

24卒でも大学3年時に始める人の割合は70%だったので、大きな変化はないと考えられます。

ただ、24卒*1は大学3年の冬(22.7%)、大学3年の夏(18.2%)大学3年の春(17.9%)という数値だったことを踏まえると、大学3年の春に始める人が増加していることが分かります

*1:https://reashu.com/24sotsu_gw/


【2月までにエントリーした企業数】

エントリー・・・会社の資料請求や連絡先の登録をすること(会社の採用ページ登録、リクナビのプレエントリー)など

1~5社:19.4%

6~10社:19.4%

11~15社:12.5%

16~20社:12.5%

21~25社:6.3%

26~30社:4.9%

31~35社:6.9%

36~40社:2.1%

41~45社:1.4%

46~50社:4.2%

51社以上:5.6%

エントリーしていない:4.9%


エントリーする企業数は、人によって前後はあるものの、基本的に複数社エントリーする就活生が多いようです。エントリーしていない就活生も、4.9%と少数でした。


【2月までにESを提出した企業数】

1~5社:54.2%

6~10社:18.1%

11~15社:6.9%

16~20社:2.8%

21~25社:0.7%

26~30社:0%

31~35社:0%

36~40社:0%

41~45社:0%

46~50社:0%

51社以上:0%

ESを提出していない:17.4%


1~5社(54.2%)、6~10社(18.1%)、ESを提出していない(17.4%)の順で多いことが分かりました。就活は早期化しているものの、ES提出率がそこまで高くないのが注目ポイントでしょう。


【2月までに面接を受けた企業数】

面接を受けていない:18.8%

1~5社:61.8%

6~10社:11.1%

11~15社:4.9%

16~20社:2.8%

21~25社:0%

26社以上:0%


「1~5社(61.8%)」「面接を受けていない(18.8%)」の順で多いことが分かりました。まだ、面接への経験が豊富な学生はまだ少ないことが分かります。


【2月までに内定した企業数】

内定を持っていない:67.4%

1社:18.1%

2社:6.9%

3社:4.9%

4社:1.4%

5社:0.7%

6社:0%

7社:0%

8社:0%

9社:0%

10社:0%

11社以上:0%


「内定を持っていない(67.4%)」「1社(18.1%)」「2社(6.9%)」の順で多い結果になりました。7割近くの学生が内定を持っていない時期であるといえます。


【早期/特別選考の案内を受け取った人の割合】

はい(86.1%)

いいえ(13.9%)


早期選考・特別選考のお知らせを受け取っている学生は、およそ9割存在しています。そのため、学生にとって「早期/特別選考は、それほど貴重な機会であるわけではない」ということが分かります。早期/特別選考を案内する場合は、他社よりもどのようなメリットがあるのかを明確に伝える必要があると考えられます。


【早期/特別選考に関する案内を始めて受け取った時期】

高校3年の冬以前(~3月):0%

大学1年の春(4月~6月):0%

大学1年の夏(7月~9月):0%

大学1年の秋(10月~12月):1.6%

大学1年の冬(1月~3月):1.6%

大学2年の春(4月~6月):0.8%

大学2年の夏(7月~9月):0.8%

大学2年の秋(10月~12月):0.8%

大学2年の冬(1月~3月):0%

大学3年の春(4月~6月):4%

大学3年の夏(7月~9月):16%

大学3年の秋(10月~12月):47.2%

大学3年の冬(1月~3月):16.8%


早期選考・特別選考のお知らせは、「大学生の秋以降」に受け取ることが多いようです。25卒では「大学3年の春」(28.5%)が就活を始める時期として、最も多いという結果が出ています。そのため、「大学3年の春、夏」に早期選考/特別選考のお知らせを公開すれば、より多くの学生の獲得につながるでしょう。


【早期/特別選考は何を経由して獲得したか】

説明会:44.4%

インターンシップ:81.7%

リクルーター面談:10.3%

OB・OG訪問:1.6%

スカウト(逆求人サイトなど):26.2%


早期選考や特別選考を手にする機会は、「インターンシップ(81.7%)」「説明会(44.4%)」「スカウト(逆求人サイトなど)(26.2%)」の順で多くなりました。
スカウト機能にも力を入れることで、より多くの学生を獲得することにつながると考えられます。


【人気業界】

メーカー:48.6%

商社:11.8%

流通・小売:13.2%

金融:22.9%

サービス・インフラ:36.8%

IT・ソフトウェア:34%

情報(広告・通信・マスコミ):14.6%

官公庁・公社・団体:7.6%


やはり、「メーカー(48.6%)」には根強い人気があることが分かりました。


【アンケート記事はこちら:https://reashu.com/__25naitei_feb/



  • 会社概要

商号: 株式会社Synergy Career
代表者: 代表取締役社長 岡本 恵典
所在地: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13桜橋第一ビル304号
設立: 2020年6月
事業内容: 情報通信
URL:(就活の教科書) https://reashu.com/
URL:(コーポレートサイト) https://synergy-career.co.jp





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会社概要

株式会社Synergy Career

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業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13 桜橋第一ビル304号
電話番号
06-7878-6036
代表者名
岡本恵典
上場
未上場
資本金
30万円
設立
2020年06月