地域から未来へ「ASHiKiTA PiTCH」実施
株式会社LiNewも実行委員として参加
リスキリング(再教育)関連サービスを提供する株式会社LiNew(本社:東京都渋谷区、代表取締役:西本 弘昌(読み方:リニュー))は、12月15日に熊本県芦北町で開催されたビジネスコンテスト「ASHiKiTA PiTCH」において実行委員会のメンバーとして参画いたしました。
■参加の背景
株式会社LiNewでは、「世の中の課題をITで解決し、関わった世界中の人たちを幸せにする」をミッションに、ITを通じたイベントの開催や知識の共有などの活動に取り組んでいます。
「ASHiKiTA PiTCH」のビジョンである「挑戦を形に あしきたから世界へ ともに創る未来。」という思いに共感し、地域課題の解決と新たな挑戦を支援するべく実行委員として参画いたしました。
■イベント開催の背景
「挑戦を形に あしきたから世界へ ともに創る未来。」をビジョンとし、イベントを通じて若者が挑戦し、躍動する町として新しいコミュニティを創出し、未来へと繋がる道を切り開くことを目指しています。
ビジネスのアイデアがあり、資金繰りなどを検討中の個人や企業を集めることにより、芦北町の産業を活発にし、挑戦の場を与える機会となりました。
■開催概要
開催日時:2024年12月15日(日)13:30〜17:30
開催場所:芦北サテライトオフィス田浦(議場)
ビジネスコンテスト登壇者:5組(個人・団体)
観覧者:約30名
■当日の様子
当日は出資者によるトークイベントが前半に行われ、後半では計5組の登壇者が各々のビジネスモデルについてプレゼンテーションを行い、出資を募りました。
-トークイベント
地方での起業について、弁理士の峰雅紀さん、公認会計士兼投資家の宮本傑さん、起業家の稲富幹也さんがそれぞれの視点で議論を交わしました。
また、当日観覧者の質問に対して、一次産業や事業展開について具体的なアドバイスが行われました。
-ビジネスコンテスト
ビジネスコンテストの部では5組計7名の個人・団体がビジネスアイデアについて出資者の前でプレゼンテーションを行いました。
参加者の半分ほどが学生でしたが、そのうち3組がビジネス化に向けて出資の札が上がり、それ以外の2組についてもアドバイスを受けるなどの形で援助を受けられることとなりました。
出資の札が上がったのは中村さんの「芦北の自然や建物を使ったプロジェクションマッピングによる地域活性化」と米崎さんの「虫を一瞬で捕まえる機械 虫in」、入江さんの「対話型AIを用いた成長型ナレッジツール」の3つでした。
「芦北の自然や建物を使ったプロジェクションマッピングによる地域活性化」は芦北の豊かな自然を活用したイベントとして発表されました。視覚や聴覚だけでなく、今後はその他の五感に訴えかけるようなものとしての改良を図ることによる他のイベントとの差別化が見込まれ、地域活性化の一助としての期待が高まりました。
「虫を一瞬で捕まえる機械 虫in」はマラリアでの死者を減らしたいという理念のもと制作された商品で、殺虫剤・捕虫機・防虫剤・ラケットを掛け合わせたものです。手軽に利用できるように価格帯などの課題は残りますが、ペルソナ設計のわかりやすさや理念への共感から出資の手が上がりました。
「対話型AIを用いた成長型ナレッジツール」は社内で属人化している業務をデータとして蓄積していくアプリケーションで、AIを利用して蓄積したデータを活用していくことで業務にかかる時間を削減する製品です。AIで回答できる部分に関してはAIを利用していくことで質問する側が回答待ちの間手が止まったり、質問される側が自分の業務の手を止めて回答したりするなどの待ち時間が削減できる見込みです。
会社ごとに仕組化するための導入ハードルはあるものの、業務効率化のツールとして注目を集めました。
その他にも外国人観光客が多いことからより深く日本を楽しめるようなプラットフォームの構築やおしゃれとしても携帯できる防犯ブザー、芦北の自然を利用した光のミュージアムなど芦北の町からユニークなビジネスアイデアが生まれました。
このことについて株式会社MARUKU代表取締役の小山さんは閉会式で「芦北から様々なアイデアが生まれたということは喜ばしく、今後のビジネスコンテストも前向きに取り組んでいく。今後は規模も大きくしていきたい」とコメントしました。
17日にも芦北を含めた熊本県への企業誘致のため官民交流会を開催しましたが、今後もイベント等を通じて芦北町を含めた熊本の魅力について発信してまいります。
≪株式会社LiNew 会社概要≫
代表者:西本弘昌・井上陽介
本社:東京都渋谷区渋谷1丁目17-14全国婦人会館・ちふれ化粧品共同ビル 2階
設立:2019年4月
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