神戸市の新型コロナウイルス感染症 第5波感染急拡大に対する対応について
現在、神戸市内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は急拡大しており、ワクチン接種の効果により高齢者への感染は一定防止されているものの、20代から50代にかけての感染者が多くみられ、自宅療養者、宿泊施設療養者も増加しています。そこで、宿泊療養施設の医療的ケア体制の拡充をはじめとする取組みを進め、療養者の症状悪化に対して早期に対応することにより、重症化予防を図ります。
1.宿泊療養施設の医療的ケア体制の拡充
症状が進行しつつある入所者に対して、重症化予防を目的として、早期に往診・治療などを行うため、神戸市医師会
・中央市民病院などの協力を得て、医師の体制を強化。
・ニチイ神戸ポートアイランドセンター宿泊棟 中央市民病院 兵庫県立災害医療センター 8月16日(月)~
・東横INN(神戸三ノ宮駅市役所前、神戸三ノ宮Ⅰ) 神戸市医師会 8月17日(火)~
・ホテルサンルートソプラ神戸アネッサ(新設) 神戸市保健所 8月20日(金)~
2.抗体カクテル療法の実施
使用薬品:中和抗体薬「カシリビマブ及びイムデビマブ」(商品名 ロナプリーブ)
・コロナ治療薬として7月19日特例承認(承認4例目)
・重症化リスク(入院・死亡リスク)が約70%減(海外での治験)
場所:ニチイ神戸ポートアイランドセンター宿泊棟
協力医療機関:中央市民病院
対象者:軽症・中等症Ⅰ以下の重症化リスク因子のある入所者のうち症状が進行しつつあるなど医師が重症化の可能性があると判断した方
開始時期:令和3年8月下旬(調整ができ次第速やかに実施)
3.宿泊療養施設の新規開設
場所:ホテルサンルートソプラ神戸アネッサ(神戸市兵庫区湊町4-1-11)
室数:138室(4施設合計で436室確保)
開設日:令和3年8月20日(金)(予定)
※宿泊者及び近隣の方々のプライバシー保護の観点から、現地への取材・撮影については外観撮影含め一切お断りいたします。(必要に応じて、当該ホテルの写真を別途データでお渡しいたします。)
4.保健センターへ自宅療養者フォローアップチームを配置
・各保健センターに合計15名体制で看護師等を配置し、自宅療養者の健康観察を毎日行い、症状悪化に対して、早期対応することにより重症化予防を図る。
・自宅療養者に対しての健康観察を土日祝含めた毎日8時45分から17時30分まで配置する。
<参考1>現在の入所状況(8月17日時点)
施設名 | 入所室数 | 入所可能室数 | 入所率 |
ニチイ神戸ポートアイランドセンター宿泊棟 | 65室 | 100室 | 65% |
東横INN 神戸三ノ宮駅市役所前 | 73室 | 110室 | 66% |
東横INN 神戸三ノ宮Ⅰ | 64室 | 88室 | 73% |
合計 | 202室 | 298室 | 68% |
<参考2> 8月17日時点の自宅療養者数 554人
●オンライン上での報道資料公開●
PRTIMES(リリース):https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/78202
PRTODAY(リリース・ニュースレターなど):https://www.pr-today.net/a00424
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