長谷工コーポレーションと燈が新システムを構築 国内で初めて長谷工版BIMと生成AI技術を融合

~建設現場で必要な設計情報をチャット形式で瞬時に取得可能~

燈株式会社

 燈株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野呂 侑希、以下「燈」)は株式会社長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下「長谷工」)と共同で、燈の持つ生成AI(大規模言語モデル)技術と長谷工版BIM※1を組み合わせた新たなシステム(以下「本システム」)を構築したことをお知らせします。本システムにより建設現場での設計図書確認が更に効率化します。建設現場での活用を目的にBIMデータと生成AI技術を組み合わせたシステムの開発は国内初※2となります。

 長谷工は、マンションの施工累計戸数71万戸を超える※3実績と、高い設計施工比率※4を活かした「長谷工版BIM」を構築し、2020年度には設計段階、2021年度には施工段階での導入体制を確立しました。一方、建設現場の所員が設計図書を読み込み、技術情報を正確に把握するためには習熟が必要で時間を要しています。本システムは、長谷工版BIMと燈の生成AI技術やGPT※5を組み合わせることで、チャット形式の質問により長谷工版BIM内の設計図書データから瞬時に必要な情報を検索・取得できます。これにより、建設現場での設計図書確認の効率化を実現します。昨年よりプロトタイプの試験運用を行い、想定通りの運用が可能なことを確認しております。

 燈はこれまで、建設業界の課題解決に深く取り組み、数々のソリューションを手掛けてまいりました。今後も、BIMに関するシステム開発ノウハウや生成AI技術を含め、当社がこれまで培ったテクノロジーを活用し、建設業界の生産性向上により一層貢献してまいります。

 

※1…長谷工版BIM:長谷工独自のマンションに特化した3次元建物モデル(BIM:Building Information Modeling)

※2…燈社調べ

※3…2024年12月末現在 長谷工総合研究所調べ

※4…2023年4月~2024年3月期実績 96.8%

※5…GPT:Generative Pre-trained Transformer。OpenAIが提供する言語モデルの一種

【本システム活用概念図】

【本システム操作中 画面イメージ】

本システムを使用する際は、PC画面の左に長谷工BIMを活用した三次元設計モデルが表示され、右のようにチャット形式で質問をすると、瞬時に回答を得ることができます。

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お問合せフォーム:https://akariinc.co.jp/contact

・燈株式会社について

企業名 : 燈株式会社/AKARI Inc.

設立日 : 2021年2月

所在地 : 〒112-0002 東京都文京区小石川一丁目28番1号 小石川桜ビル4階

代表取締役社長 : 野呂 侑希

ホームページ : https://akariinc.co.jp

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会社概要

燈株式会社

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URL
https://akariinc.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区小石川1-28-1 小石川桜ビル4階
電話番号
-
代表者名
野呂侑希
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年02月