乗合旅客運賃の改定申請について
箱根登山バス株式会社(本社:神奈川県小田原市 社長:野村尚廣)では、本日8月10日(水)、関東運輸局に下記のとおり、一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃変更認可申請を行いました。
申請理由、申請内容は下記のとおりです。
申請理由、申請内容は下記のとおりです。
1 申請理由
当社は、これまで輸送の安全確保を最優先事項に掲げ、1997年6月の前回改定来、消費税率引上げによるものを除き、約25年間乗合バス運賃を変更することなく、お客さまの大切な交通手段を確保してまいりました。この間、車両の更新・増車や、データ活用を見据えた新型運賃箱の導入、バスロケーションシステムの対応など、継続的な投資を行う一方、社会環境が変化するなか、現行の運賃水準を維持するため、様々な経営合理化にも取り組んでまいりました。
しかしながら、当社の主力路線である観光路線においては、2015年、2019年と立て続けに見舞われた大涌谷周辺における噴火警戒レベルの引き上げや2019年の大型台風による自然災害の発生、さらにはいまだ収束の見通しが立たないコロナ禍を受けた観光需要の低迷による影響など、予見困難でネガティブな外的要因を背景に観光での乗合バス利用者数の下振れが今後も発生するものとみられます。また、生活路線についても、少子高齢化による人口構造の変化、在宅勤務等の新しい生活様式の浸透などにより引き続き厳しい事業環境が続くものと予想されます。
このような状況に鑑み、さらなる安全快適な輸送サービスを提供し、公共交通機関として持続可能な事業運営を行うため、乗合バスの運賃改定を申請いたしました。
2 主な申請内容
(1)申請日および改定予定日
申 請 日 2022年08月10日(水)
改定予定日 2022年10月01日(土)
(2)平均改定率 15.5%
(3)初乗り運賃 200円(現行160円~180円)
※均一運賃である湯河原コミュニティバスの運賃は据え置きます。
(4)主要区間における現行・申請運賃比較表
3 収支状況および輸送人員
4 発売している主な企画乗車券
当社路線を含む箱根山内を周遊するお客さまの利便性向上を目的として、さまざまな企画乗車券を発売しております。2021年10月には、目的地や周遊エリアに応じた多彩な商品を導入し、箱根へ来遊する多くのお客さまに利用されております。これらの企画乗車券は、お客さまがスマートフォンで購入するデジタルチケットにも対応しており、シームレスでスマートな旅行を提供しているほか、「子育てファミリー」を応援する取り組みの一環として小児運賃を大幅に割引しており、お子さまと子育て世代が利用しやすい環境の整備に努めております。主な企画乗車券は下記のとおりです。
(1)箱根フリーパス
箱根エリアの8つの運輸機関が乗り降り自由となる周遊券〔箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バス(指定区間)、観光施設めぐりバス、東海バス(指定区間)、小田急ハイウェイバス(指定区間)が乗り降り自由〕
(2)登山バス・海賊船「芦ノ湖きっぷ」
箱根登山バス 小田原駅~元箱根港・箱根町港間(箱根町線、箱根旧街道線、箱根新道線)、箱根登山電車 小田原駅~箱根湯本駅間、箱根海賊船 全航路が乗り降り自由となる周遊券
(3)箱根のりものパスLite
箱根登山電車(強羅駅~宮ノ下駅間)乗り降り自由に加えて、箱根登山ケーブルカー(早雲山駅→強羅駅)、箱根ロープウェイ(桃源台駅→早雲山駅)、箱根海賊船(元箱根港・箱根町港→桃源台港)、箱根登山バス(宮ノ下駅→箱根町港)がそれぞれ指定方向に片道1回限り有効となる周遊券
5 経営合理化の実施状況および今後の取り組み
当社はこれまで乗合バス事業の安定的な運営のため、不採算路線の退出、案内所の管理委託、諸手当の見直しおよび車両使用年数の延長等の経営合理化施策を実施してまいりました。
また、2020年2月には一般貸切旅客自動車運送事業を営む箱根登山観光バス株式会社と合併し、めまぐるしい事業環境の変化に柔軟に対応できる機動的かつ効率的な経営体制を構築いたしました。
今後についても、コロナ禍における社会情勢の変化に即応した効果的な路線再編を継続し、利用動向を踏まえた運行計画の策定により効率的な運行を行うほか、営業所の統廃合等を推し進め、安全輸送の確保と地域密着経営に取り組み、持続可能な経営を推進してまいります。
6 お問い合わせ
(1)箱根登山バス株式会社 運輸部 TEL:0465-35-1201
営業時間9:00~17:00(土曜・休日・祝日を除く)
(2)箱根登山バスホームページ(箱根ナビ) https://www.hakonenavi.jp
当社は、これまで輸送の安全確保を最優先事項に掲げ、1997年6月の前回改定来、消費税率引上げによるものを除き、約25年間乗合バス運賃を変更することなく、お客さまの大切な交通手段を確保してまいりました。この間、車両の更新・増車や、データ活用を見据えた新型運賃箱の導入、バスロケーションシステムの対応など、継続的な投資を行う一方、社会環境が変化するなか、現行の運賃水準を維持するため、様々な経営合理化にも取り組んでまいりました。
しかしながら、当社の主力路線である観光路線においては、2015年、2019年と立て続けに見舞われた大涌谷周辺における噴火警戒レベルの引き上げや2019年の大型台風による自然災害の発生、さらにはいまだ収束の見通しが立たないコロナ禍を受けた観光需要の低迷による影響など、予見困難でネガティブな外的要因を背景に観光での乗合バス利用者数の下振れが今後も発生するものとみられます。また、生活路線についても、少子高齢化による人口構造の変化、在宅勤務等の新しい生活様式の浸透などにより引き続き厳しい事業環境が続くものと予想されます。
このような状況に鑑み、さらなる安全快適な輸送サービスを提供し、公共交通機関として持続可能な事業運営を行うため、乗合バスの運賃改定を申請いたしました。
2 主な申請内容
(1)申請日および改定予定日
申 請 日 2022年08月10日(水)
改定予定日 2022年10月01日(土)
(2)平均改定率 15.5%
(3)初乗り運賃 200円(現行160円~180円)
※均一運賃である湯河原コミュニティバスの運賃は据え置きます。
(4)主要区間における現行・申請運賃比較表
3 収支状況および輸送人員
(注)実績年度は新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年度とし、平年度は2019年度の実績に基づき、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を除いた2023年度の推計値としております。
4 発売している主な企画乗車券
当社路線を含む箱根山内を周遊するお客さまの利便性向上を目的として、さまざまな企画乗車券を発売しております。2021年10月には、目的地や周遊エリアに応じた多彩な商品を導入し、箱根へ来遊する多くのお客さまに利用されております。これらの企画乗車券は、お客さまがスマートフォンで購入するデジタルチケットにも対応しており、シームレスでスマートな旅行を提供しているほか、「子育てファミリー」を応援する取り組みの一環として小児運賃を大幅に割引しており、お子さまと子育て世代が利用しやすい環境の整備に努めております。主な企画乗車券は下記のとおりです。
(1)箱根フリーパス
箱根エリアの8つの運輸機関が乗り降り自由となる周遊券〔箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バス(指定区間)、観光施設めぐりバス、東海バス(指定区間)、小田急ハイウェイバス(指定区間)が乗り降り自由〕
(2)登山バス・海賊船「芦ノ湖きっぷ」
箱根登山バス 小田原駅~元箱根港・箱根町港間(箱根町線、箱根旧街道線、箱根新道線)、箱根登山電車 小田原駅~箱根湯本駅間、箱根海賊船 全航路が乗り降り自由となる周遊券
(3)箱根のりものパスLite
箱根登山電車(強羅駅~宮ノ下駅間)乗り降り自由に加えて、箱根登山ケーブルカー(早雲山駅→強羅駅)、箱根ロープウェイ(桃源台駅→早雲山駅)、箱根海賊船(元箱根港・箱根町港→桃源台港)、箱根登山バス(宮ノ下駅→箱根町港)がそれぞれ指定方向に片道1回限り有効となる周遊券
5 経営合理化の実施状況および今後の取り組み
当社はこれまで乗合バス事業の安定的な運営のため、不採算路線の退出、案内所の管理委託、諸手当の見直しおよび車両使用年数の延長等の経営合理化施策を実施してまいりました。
また、2020年2月には一般貸切旅客自動車運送事業を営む箱根登山観光バス株式会社と合併し、めまぐるしい事業環境の変化に柔軟に対応できる機動的かつ効率的な経営体制を構築いたしました。
今後についても、コロナ禍における社会情勢の変化に即応した効果的な路線再編を継続し、利用動向を踏まえた運行計画の策定により効率的な運行を行うほか、営業所の統廃合等を推し進め、安全輸送の確保と地域密着経営に取り組み、持続可能な経営を推進してまいります。
6 お問い合わせ
(1)箱根登山バス株式会社 運輸部 TEL:0465-35-1201
営業時間9:00~17:00(土曜・休日・祝日を除く)
(2)箱根登山バスホームページ(箱根ナビ) https://www.hakonenavi.jp
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