塙町 子ども第三の居場所「はなまるはうす」にて 落成式並びに協定書調印式を実施
塙町(福島県東白川郡塙町・宮田秀利町長)とB&G財団(東京都港区・前田康吉会長)は様々な状況にある子どもを支援する、家でも学校でも塾でもない「子ども第三の居場所」の塙拠点の開設に先立ち、5月19日(金)に当該施設である「b&gはなわ はなまるはうす」にて落成式・協定書調印式を行いました。式典には宮田秀利(みやた ひでとし)塙町長、秦公男(しんの きみお)塙町教育長など関係者20名が出席。B&G財団からは菅原悟志(すがわら さとし)理事長が出席、調印式に参加しました。
宮田秀利町長は式典のあいさつにおいて「多くの方の協力により建物が完成した。利用する子どもたちや地域の方々に親しみを持ってもらえるような施設として『はなまるはうす』という愛称も決定した。今年度いよいよ運営を開始する。塙町において、この子ども第三の居場所がいつまでも必要とされる施設として、継続した事業運営をしっかりと取り組んでいく。」と述べました。
施 工 費 用:50,193,622円
工事請負費:45,650,000円 備品購入費:4,543,622円
財 源 内 訳:公益財団法人B&G財団 助成 50,000,000円
塙町 単独費 193,622円
工 期:令和4年10月19日~令和5年2月28日
施 工 概 要:新築工事一式
新 築 内 容:キッチン、シャワー室、洗面脱衣所、トイレ、誰でもトイレ食事・交流ペース、学習スペース、
一人の空間、事務室、相談室(静養室)、他付帯工事一式
B&G財団の菅原悟志理事長は「子どもたちに地元愛を持ってもらうことが一番大事。子どもたちのため、自治体のためにこれからも活動をしていく。」と話しました。その後、業務内容に関する協定書の調印式も執り行われ、今後3年間で最大2,880万円の運営助成金交付における合意条件や事業の継続的な運営実施等についての協定を結びました。また、落成式・協定書調印式の後には内覧会を実施し、出席した関係者は施設の中の設備等を見て回りました。施設内の設備等を説明した、塙町教育委員会の担当者は「利用者である子どもたちが安心して過ごせることを第一に考え、設計から携わり、良い施設が出来たと考えている。学校や家庭以外の新しい居場所として、学習や生活習慣などを少しずつ身につけ、社会性を育むサポートをしていきたい。
今後も利用しやすい環境作りを工夫して考えていきたい」と話した。
- 【子ども第三の居場所 b&gはなわ「はなまるはうす」施設概要】
名称:塙町 子ども第三の居場所 b&gはなわ「はなまるはうす」
住所:福島県東白川郡塙町大字塙字代官町48番地1
主な利用者:町内の小学生・中学生
開所日時:週3日程度 学校終了後~20時
設備:学習スペース、交流・食事スペース、一人の空間、相談室、
台所、シャワー室など
料金:利用登録料1,000円 夕食1食100円
ホームページ:https://hanamaru-house.com/
SNS:下記のQRコード
- 【子ども第三の居場所】とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。B&G財団は2018年度より日本財団と協力し、同事業に着手しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。子ども第三の居場所は現在全国に162ヵ所設置されています。(2023年4末時点)https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像