カレコ・カーシェアリングクラブ、個人会員向け「安全運転に関する意識調査」を実施
カレコ会員の6割は「自身の運転に不安を感じたことはない」/一方、安全運転装備や運転支援機能は7割以上が重要視/免許を自主返納する意向がある人の平均想定年齢は「73歳」
国土交通省は、2021年11月より販売の国産新型車に、自動ブレーキ※1の搭載を義務化します。また、今後も自動ブレーキ以外の安全運転装備についても搭載を義務化するなど、安全運転、事故防止のための法改正を進めています。このような動きが進んでいることに伴い、このたび、カレコ個人会員を対象に「安全運転に対する意識調査」を実施しました。
※1 衝突被害軽減ブレーキ。車両や歩行者などとの衝突の可能性が検知されると、ドライバーに警報を発した後に自動でブレーキを作動させるシステム。
主な調査結果は、以下の通りです。
「安全運転に関する意識調査」主な調査結果
1.自身の運転への不安
・6割(63.2%)は「自身の運転に不安を感じたことはない」
・年代別に見ると、中高年層と比べて、10-20代、30代の若年層の方が「自身の運転に不安を感じたことがある」
・4人に1人(29.1%)は、「1年以上」運転期間が空くと運転に不安を感じる
2. 安全運転装備や運転支援機能
・カーシェアやレンタカー利用時の安全運転装備や運転支援機能、7割以上(72.9%)が重要視
・74.2%が「自動ブレーキが作動したことはない」
・自動ブレーキの作動シーン1位は「前方の車両に近づいた時」(61.3%)
・2021年11月以降販売の国産新型車への自動ブレーキの搭載義務化について「知っている」は37.5%にとどまる
3.免許の自主返納
・将来的に、免許の自主返納をする意向は「ある」(47.1%)「ない」(52.9%)で大きな差は見られない
・自主返納をする意向がある人の想定年齢、平均は「73歳」
- 【1】自身の運転への不安:6割は「運転に不安を感じたことはない」
自身の運転について不安を感じたことがあるかどうか尋ねたところ、「不安を感じたことがない」という回答が63.2%と半数以上を占め、カレコ会員は自身の運転に不安を感じていない人が多いことがわかります。
年代別に見ると、中高年層と比べて、10-20代、30代の若年層の方が「不安を感じたことがある」と回答している人が多い傾向です。
上記質問で「自身の運転に不安を感じたことがある」と回答した人に、不安を感じたことについて具体的に尋ねたところ、「初めて通る道や慣れない土地での運転」が65.0%と最も多く、次に「悪天候、夜道」(54.3%)と続きます。
また、どのくらいの期間が空くと運転に不安を感じるか尋ねたところ、「1年以上」(29.1%)という回答が最も多く、次に多い「半年以上」(23.0%)と合わせると、半数以上(52.1%)を占めます。一方、6.4%は「毎回」と回答しています。
- 【2】安全運転装備や運転支援機能:カーシェアやレンタカー利用時、7割以上が重要視
カーシェアやレンタカー利用時の、安全運転装備や運転支援機能(自動ブレーキ機能、ドライブレコーダー、バックモニター)の搭載について尋ねたところ、7割以上(72.9%)が「とても重要」「重要」と回答しており、安全運転装備や運転支援機能が重要視されていることがわかります。
また、1問目「Q:ご自身の運転に不安を感じたことはありますか。」の回答別に見ると、「不安を感じたことはない」と回答している人も70.1%は「とても重要」「重要」と回答しています。自身の運転に不安を感じていない人も、多くは、カーシェアやレンタカー利用時の安全全運転装備や運転支援機能(自動ブレーキ機能、ドライブレコーダー、バックモニター)の搭載について」、重要視していることがわかります。
自動ブレーキの作動経験について尋ねたところ、「作動したことがある」(12.8%)、「作動したことがない」(74.2%)という結果から、多くの人は自動ブレーキが作動した経験がないことがわかります。
自動ブレーキの作動経験があると回答した人に、利用/作動した状況ついて尋ねたところ、「前方の車両に近づいた時」(61.3%)が最も多い作動状況でした。
今年11月以降販売の国産新型車には、自動ブレーキの搭載が義務化されます。このことについて知っているか尋ねたところ、「知っている」という回答は37.5%にとどまります。半数以上(62.5%)は「知らなかった」と回答しており、あまり知られていないことが伺えます。
- 【3】免許の自主返納:自主返納をする意向に大きな差はなし
将来的に免許の自主返納をする意向について尋ねたところ、「ある」(47.1%)、「ない」(52.9%)と、大きな差はないことがわかりました。
年代別に見ると、若年層でも4割を超える人が免許の自主返納の意向があり、一定数以上の人は、若いうちから免許の自主返納を意識していることが伺えます。60代以上になると、6割を超える人が「将来的に、免許の自主返納をする意向がある」と回答しており、自主返納の意向が強くなることがわかります。
「自主返納をする意向がある」と回答した人に、想定年齢を尋ねたところ、「70代前半」(38.3%)と言う回答が最も多く、平均年齢は73歳という結果でした。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:2019年9月~2021年8月に入会された個人会員
調査人数:3,765名
調査時期:2021年9月17日(金)~23日(木)
<プロフィール>
本調査の結果から、カレコ会員の半数以上は自身の運転について「不安を感じたことがない」ことがわかりました。一方で、自身の運転に不安を感じたことがない人も、7割以上は「カーシェアやレンタカー利用時の安全運転装備や運転支援機能について重要視」しており、自身の運転に不安を感じていなくても、クルマの安全運転装備や運転支援機能への意識が高いことが伺えます。
免許の自主返納についても、60代以上では6割以上、若年層では4割以上の人が将来的に自主返納の意向があり、安全運転への意識が高まっていることが伺えます。
カレコでは、2021年3月に全車両への自動ブレーキ、ドライブレコーダー、バックモニターを完備し、どの車両をご利用いただいても、安心してドライブをお楽しみいただけます。※2 今後も、お客さまが安心してクルマをご利用いただけるよう、サービスの拡充を進めてまいります。
三井不動産リアルティは、住まいや街の価値を活かして、お客さまが抱えるさまざまな課題を解決するお手伝いをしていくことで、お客さまの暮らしのより豊かな未来の実現に貢献してまいります。
※2 2021年4月22日発表
「カレコ・カーシェアリングクラブ、全車両に自動ブレーキ、ドライブレコーダー、バックモニターを完備」
https://www.mf-realty.jp/news/2021/20210422_01.html
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