国内MICE施設初!国際規格「ISO 20121:2024」認証を取得

~国際基準のイベントサステナビリティ・マネジメントシステムにより、第9回アフリカ開発会議の開催もサポート~

パシフィコ横浜

 パシフィコ横浜(正式名称:株式会社横浜国際平和会議場、所在地:横浜市西区、代表取締役社長:林 琢己)は、2025年7月10日、持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格である「ISO 20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)」認証を取得し、7月16日にBSIグループジャパン株式会社(本社:横浜市西区、代表取締役社長:漆原 将樹)より、認証書が授与されました。同認証の取得は、国内MICE(※1)施設において初めて(※2)となります。

認証授与式(左から)BSIグループジャパン㈱ 代表取締役社長 漆原 将樹氏、パシフィコ横浜 代表取締役社長 林 琢己

 ISO 20121は、イベント運営における環境への影響に加え、その経済的、社会的側面も含めて管理することで、イベント産業の持続可能性を支援する、国際的に認められた規格です。

 日本は、2024年の国際会議開催件数で世界7位(※3)となりましたが、政府は、「新時代のインバウンド拡大アクションプラン(※4)」において、2030年までに世界5位以内を目指しています。そのような状況のなか、国内MICE施設における国際会議の開催件数21年連続首位(※5)の当社は、今回の認証取得を活かして、サステナビリティに関する国際的な認証の取得事例が増えている海外MICE施設との競争力を高め、1件でも多くの国際会議を誘致することで政府目標の達成に尽力するとともに、国内MICE業界におけるサステナビリティの取組をリードし、日本のMICE産業の更なる発展に貢献してまいります。

 また、8月20日~22日には、当施設で「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」の開催が予定されており、国際基準のイベントサステナビリティ・マネジメントシステムによる施設の提供や開催サポートを通じて、パシフィコ横浜一丸となって会議の成功に向けて取り組んでまいります。

※1 MICEとは、Meeting(企業等の会議)、Incentive Travel(企業等の行う報奨・研修旅行)、Convention(国際機関・団体、学会等が行う会議)、Exhibition/Event(展示会・見本市、イベント)などのビジネスイベントの総称。

※2 公表されている情報をもとに自社調べ(2025年7月30日時点)

※3 ICCA(国際会議協会)統計。関連URL(日本政府観光局からのお知らせ 2025年5月29日公表):ICCAより2024年の国際会議統計が発表

※4 令和5年5月30日観光立国推進閣僚会議で決定。関連URL:新時代のインバウンドアクションプラン

※5 日本政府観光局 国際会議統計において、大学・ホテルを除くMICE施設別の国際会議開催件数として2003年~2023年までの21年連続でパシフィコ横浜が首位を獲得。

【BSIグループジャパン㈱ プレスリリース】

 URL:https://www.atpress.ne.jp/news/444246

■ISO 20121認証の概要

 ISO 20121は、イベント運営における環境への影響に加え、その経済的、社会的側面も含めて管理することで、イベント産業の持続可能性を支援する、国際的に認められた規格です。

 イベントの持続可能性を支える国際規格「ISO 20121」は、2007年にBSIが開発に関わった BS 8901に基づき策定が進められました。BS 8901は、環境・社会・経済のバランスが取れた持続可能な大会を運営することを目的に開発された英国規格です。その後、国際大会での実践的な活用を通じて、より包括的で国際的な枠組みが求められ、国際規格としてISO 20121が正式に発行されました。以降、ISO 20121は日本を含む複数の国々で開催された国際的イベントにおいても導入され、持続可能なイベント運営の基盤として採用されています。

■取得内容

■取得による効果

 今回の取得にあたっては、“将来にわたって運用し続けられる仕組みを”を取得方針として、現在の運用をベースとしながら、規格の要求事項に合わせた見直しや新たな仕組みづくりを行いました。それにより、当社の内部・外部において以下の効果を得ることができました。

■パシフィコ横浜のサステナビリティへの取組について

 当社は、2023年6月にサステナビリティ方針を掲げ、事業を通じて解決に取り組む8つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、それぞれのマテリアリティに対して2030年に達成する目標を定めました。今年度から始まった3年間の新たな「中期経営計画 2025-2027」においても、サステナビリティの推進を最重要課題とし、取組を加速させています。

<これまでの主な取組実績>

※6 関連リリース(2025年 4月22日発表):パシフィコ横浜は、2050年の目標を前倒ししてエネルギー使用によるCO2排出量の実質ゼロ化を実現 ~2024年度分として約9,000t-CO2の削減~

※7 関連リリース(2023年12月22日発表):サイトリニューアルでCO2 排出量4割削減!

※8 関連リリース(2023年10月30日発表):臨港パークでの電力使用による「CO2排出量実質ゼロ」へ!

※9 関連リリース(2025年 6月26日発表):太陽光発電ガラスを展示ホールに常設

※10 関連リリース(2023年12月8日発表):「ペーパー・サインボード」と「廃棄物カルテ」を主催者向けに販売開始

          (2024年 2月9日発表):パシフィコ横浜×崎陽軒 MICE主催者むけに「サステナブル弁当 みちびき」の販売開始

※11 関連リリース(2024年3月19日発表):施設内の総合案内カウンターに、遠隔接客サービスを導入します

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会社概要

株式会社横浜国際平和会議場

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URL
http://www.pacifico.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1番1号
電話番号
045-221-2155
代表者名
林 琢己
上場
未上場
資本金
75億6500万円
設立
1987年06月