岩手 大槌高校生と千葉大学園芸学部学生による「コミュニティーガーデン」 12/19(土)、ワークショップやクリスマスリースづくり
2011年から続く、花と緑を通じた被災地支援活動がつなぐ、大学生と高校生の交流
千葉大学園芸学部は、東日本大震災後、「被災地に元気と笑顔を届ける」ことを目的に、2011年から定期的に学生と教員が被災地に赴き、コミュニティーガーデンを通じた支援活動を行っています。12月19日(土)には、千葉大学園芸学部の学生有志7名、専門家2名、教員1名が岩手県大槌町を訪れ、大槌高校生とコミュニティーガーデンに関するワークショップを行い、採取した蔓や葉っぱを使ってクリスマスリースを作ります。
千葉大学の園芸学部の学生の有志により、東日本大震災後の2011年7月に、国立大学で国内唯一の園芸学部生として、大学で学んできた知識や経験を活かし、植物を通じて被災地を元気づけたいという想いから、宮城県石巻市の仮設住宅で、コミュニティーガーデンづくりを開始しました。
以後、宮城県だけでなく、岩手県や千葉県旭市にも取り組みを広げ、これまで約40回にわたり被災地を訪問し、コミュニティーガーデンの維持管理や、商店街の緑化活動、ハーブを使った香袋や石鹸作りなどを、地元の方々と一緒に継続して実施しています。
- 大槌高校生によるプレゼンやワークショップ、地元で採れた蔓や葉っぱを用いたクリスマスリースづくり
今年度は、6月に石巻市で被災地支援活動を実施し、8月と12月に陸前高田市と大槌町と釜石市で、10月と年明けには石巻市でそれぞれ活動を実施する予定です。
今回の大槌町では、大槌高校生と一緒に作ったドリームガーデン(コミュニティーガーデン)の看板作りワークショップ、大槌高校生によるガーデン観察記録の報告会を午前中に開催し、午後には採取した蔓や葉っぱ、ガーデンの素材を使ってクリスマスリースを作ります。
- 当日の概要
場所:大槌コミュニティプレイス(岩手県上閉伊郡大槌町大町)
内容:10:00~10:30 大槌高校生からのプレゼンテーション&コメント
10:30~11:00 ドリームガーデン看板のコンセプトのワークショップ
11:30~12:00 発表
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 クリスマスリースづくり
参加者:岩手県立大槌高校生10名程度、千葉大生、講師
- 本件問い合わせ先
千葉大学園芸学研究科緑地環境学コース 秋田 典子准教授
TEL: 047-308-8879
メール:noriko@faculty.chiba-u.jp
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