【日経CNBCの投資家アンケート】次にウォーレン・バフェット氏(バークシャー・ハザウェイ)が興味を持つ日本株は?
NTTや三菱UFJフィナンシャル・グループが上位に
あなたが考える“バフェット銘柄”は?
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイによる日本の5大商社株の買い増しが話題となりました。あなたはバフェット氏(バークシャー・ハザウェイ)が次に買うのは日本のどんな企業の株式だと思いますか?
「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏の投資方法といえば「企業の本質的価値を考える」、「自身が理解できないビジネスには投資しない」、「長期投資」、「適正価格より割安な時に買う」など、銘柄を熟知した上で売買を行うことが知られています。
アンケートでは、投資手法からイメージされる銘柄や、商社のような日本特有の業種をあげる回答、または回答者の願望(この銘柄もバフェット氏に興味を持ってほしい)など、様々なコメントが寄せられました。
5月12日(金)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBCの直居敦と岡村友哉が調査結果やその背景について語りました。
〈 日経CNBC 解説委員長 直居敦〉
サーベイの回答のなかにもあったが、個人的にはトヨタ自動車やホンダなどの自動車株は、「バフェット銘柄」として興味深いのではないか?EV(電気自動車)シフトが進む中で、なかなか日本の自動車株が評価されない局面が続いているが、着実に手は打ちつつあると思う。今回も、多くの本当によく考えられた見方、ご意見をいただき感謝している。
〈日経CNBC キャスター 岡村友哉〉
バフェットさん、バークシャー・ハザウェイが投資するには、割安感がありみんなが必要とする企業というだけでなく、一定以上の規模感も必要だ。かつて日本の5大商社に投資した際のことを考えると、時価総額で少なくても1兆円前後は必要なのではないか。みなさんが選んだ上位企業は、どれもが「バフェット銘柄」の対象になり得ると思う。
●番組の映像は期間限定で無料公開中
→ https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/45084
●番組で紹介したバークシャー・ハザウェイ年次株主総会の見逃し動画視聴方法はこちら。
→ https://online.nikkei-cnbc.co.jp/guide/news/20230508barkshire/
アンケートで寄せられた、視聴者からの銘柄とコメントの一部をご紹介します。
NTT(9432)
・財務体質が安定しており、利益も着実にだして株主還元も十分なレベルで実施している。10年先まで、大きくはないが成長が見込まれる。株価が割安である。(ゆいにゃん)
・経済不透明感の中でデフェンシブ銘柄であり、低PBR 高配当銘柄でもあること。(あずき)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
・YCCの解除での金利上昇による収益アップ。高配当。(山田さん)
・日本ではメガバンクが破綻地方銀行を救済しなくてよい。(いし)
ソニーグループ(6758)
・バフェットさん銘柄の場合、ある程度資本金の大きな銘柄になると思いますので、商社株以外ではソニーグループしか思い浮かびません。ソニー、ホンダのEV事業に期待しています。(いつも心に曽根キャスター)
・長期で見た事業の成長性・安定性からソニーグループだと思います。(鈴太郎)
ソフトバンク(9434)
顧客企業のDXソリューションを提供すると共に、Iot時代の売り上げ拡大が見込める。(千葉県・男性)
オリックス(8591)
・幅広く投資や出資を行っているオリックスは商社にも負けない投資会社になっているから。(当たる気がしない)
日本製鉄(5401)
・鉄は産業に不可欠であるにもかかわらずファンダメンタルズが割安。かつ橋本社長の構造改革で、利益体質が他の製鉄会社と比べても劇的に回復した。かつ製鉄業は米国に強い株がなく、バフェットが容易に理解できる業態である。(よちたか)
信越化学工業(4063)
・業務内容がわかりやすい(塩化ビニールとシリコンウエハーの製造)、時価総額が大きい(1兆円以上)、シリコンウエハーの需要は拡大する。技術的に他社は追随しにくい。政治的影響が小さい? 。(がんばれロアッソ)
任天堂(7974)
・思い付いたものでは、鉄ならニューコアやミタルが有り、INPEXなら既にシェブロン等を保有済です。 OLCはアメリカのディズニーより良さそうですが、配当が少ないし優待は不要でしょう。 という事で、日本を代表する?任天堂はどうでしょうか?(バトポン)
トヨタ自動車(7203)
・かつて、商社株に投資した際は来日せずに投資決定したバフェットさんが、今回92歳でわざわざ日本に来たのは、生産設備が見たかったからだと考えています。なので今回は非製造業でなく製造業です。 そこに、昨今の行きすぎたEVブームの揺り戻しがあるとバフェットさんが考えているとすると、新たな投資先はトヨタ自動車ではないかと考えています。(おざぴん)
鹿島(1812)
・鹿島建設に限らず 土木関連銘柄に目をつけてくれないだろうかという、 個人的要望。(空飛ぶ部長)
日経CNBCのHPでは、他にもコメントを紹介しております。
詳細ページURL ⇒ https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/2389290
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番組映像は無料公開しております。
https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/45084
◆無料期間:2023年5月12日(金)~2023年5月31日(水)
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調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:97件(20代~80代の現役の投資家)
調査期間 :2023年4月27日~2023年5月8日
調査主体 :株式会社 日経CNBC
本調査結果は特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。
本調査結果は特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇や下落を示唆するものではありません。
本調査結果中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆、保証するものではありません。
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