自然体験と学びの機会を子どもたちへ。鳥獣被害対策を通じて、人と自然の持続的な共存を目指す企業のCSR活動「イノホイの森」、2024年の取り組みを紹介。
宮崎の豊かな自然を活かし、森林保全と子どもたちへの環境学習に取り組むCSR活動。人と自然のつながりを次世代につなぐ、持続可能な取り組みを推進しています。

株式会社refactory(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:守屋 将邦、以下「当社」)は、「鳥獣被害対策グッズ販売 イノホイ」を運営しており、創業以来、鳥獣被害対策グッズの販売を通じて、全国の農作物を守り続けてきました。豊かな自然を未来の子どもたちへ引き継ぐという思いのもと、CSR活動にも力を入れており、今できることひとつひとつを大切に実践しています。ネーミングライツスポンサーとして支援している「イノホイの森」(所在地:宮崎県国富町)にて、2024年を通じて実施された活動について以下のとおりご報告します。
■「イノホイの森」について

「イノホイの森」は、「イノホイの森保全会」(場所:宮崎県国富町、会長:松元 修、以下「保全会」)が、春・秋・冬に1~2回ずつ草刈りや木の伐採を行うなど、森の整備を中心に活動しています(夏はマムシやヘビなどが出没するため、安全面を考慮して活動を控えています)。また、不定期でイベントも開催しており、子どもたちが自然に触れ合いながら学べる機会を提供しています。
当社は2023年4月よりネーミングライツスポンサーとして参画し、「イノホイの森」と名付けてこの活動を支援しています。鳥獣被害対策グッズを取り扱う企業として、自然との共生を大切にし、「イノホイの森」が地域に根ざした学びと交流の場となることを目指しています。
■2024年の活動報告

2024年は森の整備活動に加え、さまざまなイベントを実施し、地元の方をはじめ多くの方々にご参加いただきました。
【2024年2月】
・椎茸の駒打ち体験
【2024年3月】
・二ホンミツバチの巣箱作りワークショップ
【2024年11月】
・竹のオカリナ作り
・たたき染め体験
・森の色鉛筆作り
【2024年2月】
・椎茸の駒打ち体験
地元の子ども食堂とのコラボ企画として、椎茸の駒打ち体験を実施。
近所で椎茸栽培をされている方のご厚意で、椎茸の収穫体験も行うことができ、参加した子どもたちは夢中になって袋いっぱいに椎茸を収穫していました。


【2024年3月】
・二ホンミツバチの巣箱作り体験
興味はあるものの独学ではなかなか踏み出せないという方向けに、経験豊富な養蜂家の指導のもと、二ホンミツバチの巣箱作りワークショップを開催。
実際に巣箱作りを体験しながら、養蜂の基礎知識やミツバチの生態についても学ぶことができました。


【2024年11月】
・竹のオカリナ作り
森で切った竹を使用し、自分だけの音色を作れる「竹のオカリナ作り」を実施。
参加者それぞれの特徴的なオカリナが出来上がりました。


・森の色鉛筆作り
「イノホイの森」にある、アカメガシワとセンダンの木で色鉛筆を実施。
不揃いな形や木ごとの凹凸を活かしたオリジナルの色鉛筆が出来上がりました。


・たたき染め体験
参加者が各自で持ち寄った布やハンカチなどに、好みの葉や花を叩いて染める、たたき染め体験を実施。
どのように叩いたかによって染め上がりがそれぞれ違うのも魅力で、植物の名前を一緒に書いておくなど、子どもから大人まで楽しめる体験となっていました。




■「保全会」会長 松元様のインタビュー
□今年の活動予定について
今年の活動予定としては、昨年、子どもから大人まで大好評だった「たたき染め体験」は季節を問わずに実施できるため、また企画をしたいと思っています。
さらに今年は、宮崎で木育をされている方と一緒に「森の色鉛筆作り」や「LIEN(リアン)作り」なども実施できればと考えています。
※「LIEN(リアン)」とは、杉の木をスライスしたものを8等分に切ったキーホルダーのようなもので、8つのピースがそろうと元の杉の木の形(年輪)が浮かび上がるのが特徴です。
今後も、大人だけでなく子どもたちも体験できる森づくりやイベントを続けていきたいと考えています。「イノホイの森」が、大人にとっても子どもにとっても、森の保全活動を考えるきっかけになれば嬉しいです。子どもたちが自分で体験して作ったものを見て、「あの時に体験したものだ」と思い出してもらえるだけでも嬉しい限りです。

□宮崎県の伝統的工芸品「法華嶽うずら車」と「イノホイの森」のつながりについて
「法華嶽うずら車」は、国富町で古くから伝わる郷土玩具で、タラの木を使って作られています。「イノホイの森」でもタラの木が生えているため、2年前から材料として提供しています。
タラの木は非常に硬く、加工には技術と力が必要なため、高齢になって引退する人が後を絶たず、「法華嶽うずら車」を作れる人がたった一人だけとなっていました。
そんな中、その唯一の制作者も高齢のため引退するという話を聞き、1200年も続いた歴史を途絶えさせてはいけないと、「法華嶽うずら車保存会」を立ち上げました。現在は、その制作者に弟子入りし、後継者として歴史をつなげられるように日々努めています。
「イノホイの森」の活動をきっかけに始まった取り組みで、地域のために何かできることをしようという思いで活動しています。

■今後の取り組み
「イノホイの森」では、保全会が中心となって、今後も子どもから大人まで参加できる森づくりやイベントを積極的に企画し、地域の方々と共に自然とのふれあえる場を提供していきます。またこうした活動を通じて、「イノホイの森」が環境保護や持続可能な社会の重要性を伝えるきっかけとなり、次世代に引き継ぐべき自然環境の大切さを広めていくことを目指しています。
当社は、この活動を支援することで企業の社会的責任(CSR)を果たすとともに、地域社会や環境への積極的な貢献を通じて、ブランド価値の向上にもつなげていきたいと考えています。
■ 株式会社refactoryについて
当社は、鳥獣被害対策グッズを取り扱うECサイト「イノホイ」の運営を行っています。またその知識とノウハウをもとに、Shopifyを用いたECサイト構築やECマーケティング支援も行っています。
2023年4月から「イノホイの森」のネーミングライツスポンサーとして「イノホイの森」をサポートしています。
会社名 : 株式会社refactory
所在地 : 宮崎県宮崎市大橋3丁目224番地 re.BASE
事業内容 : インターネットショッピングサイト運営 インターネットサービス事業
設立日 : 2018年2月1日
代表取締役 : 守屋 将邦
会社HP : https://corp.refactory.work/
ECサイト : https://inohoi.com/(鳥獣被害対策グッズ販売 イノホイ)
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