現役Webマーケター114名に調査「Webマーケターの働き方とリスキリングに関する実態調査」〜雇用形態、出社頻度、リスキリングにかける時間は？〜

＃リスキリング　＃Webマーケター　＃実態調査

株式会社Hagakure

2023年11月27日 11時00分

株式会社Hagakure（本社：東京都渋谷区、代表取締役：奥雄太）が運営するWebマーケティングスクール「デジプロ」は、「Webマーケターの働き方とリスキリングに関する実態調査」を現役のWebマーケター男女114名に実施しました。調査対象者は、受講者数No.1*のWebマーケティングスクール「デジプロ」で講師を勤める現役のWebマーケターをはじめ、広告運用（SEM・SEO・SNS）、SNSコンサルタント、企画営業、Webアナリスト、Webディレクターなどの職種で従事するWebマーケターです。
*日本マーケティングリサーチ機構調べ 2021年9月期_Webマーケティングスクール指定領域における競合調査にて累計受講者数・校舎数No.1を獲得

■調査背景

リスキリングとは、経済産業省によって「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する／させること」と定義付けられています。

現在、国や東京都はリスキリングのための補助金を支給するなど、特にデジタル分野関連の学びの推進に力を入れています。そこで、現役のWebマーケターに限定した調査を実施することで、ITスキルを持つ職種の方の、最新の働き方とリスキリングの現状について明らかにしたいと考えました。

■調査結果サマリー

調査の結果、正社員でリモート勤務、リスキリングの時間も確保しているWebマーケターの方が多くいることがわかりました。

・現役Webマーケターの約65％が「正社員」。

・現役Webマーケターの出社頻度：原則出社が28.1％、フルリモートが17.5％、週に2,3回程度が22.8%

・約65％の方がリスキリングを実施。月に10−20時間程度の学びの時間を確保。

■調査結果詳細

まずは「Webマーケターの働き方」について調査を行いました。現在の働き方（雇用形態）を尋ねたところ、

約65％の方が「正社員」と回答し、企業に就職して働いている方が多いということがわかりました。

また、出社頻度についても調査したところ、「週に2,3回程度」が22.8％、「フルリモート（原則自宅勤務）」が17.5％と「原則出社」以外の回答が多く見られ、現在のWebマーケターは働き方に柔軟性があることが伺えます。また、理想の出社頻度も伺ったところ、「フルリモート（原則自宅勤務）」が18.4％いるなど希望する頻度については回答が分かれたものの、原則出社というこれまでの働き方に戻ることを希望しない方が多いこともわかりました。

フルリモートを希望する理由を伺うと、「通勤時間がもったいない」「移動時間を省いて効率的に仕事がしたい」「リモート会議で基本事足りる」「家でも仕事が出来る環境のため、無理に出社する必要性は感じていない」といった回答が集まりました。Webマーケターという職種がら、インターネットの環境とPC 等の設備環境があれば場所にとらわれることなく働くことが可能であるため、リモートで効率的に仕事を進めたいと考えている方が多いことが推測できます。

続いて、「Webマーケターのリスキリング」について調査を行った結果、約65％の方がリスキリングを習慣的に行っているということがわかりました。ひと月あたりにリスキリングにかける時間を伺ったところ、「10時間未満（28.9％）」「10−20時間（21.1％）」「20−30時間（10.5％）」と続く結果に。

また、リスキリングの学習を行う時間帯を伺ったところ（複数回答可）、「休日（36.8%）」「平日夜（28.9％）」が特に多く、仕事が無い休日にまとめて、もしくは仕事が終わった後の夜の時間など、余暇の時間を学びの時間にあてていることがわかります。新しいサービスの誕生や変化が著しいWeb業界において、業務上のスキルアップや新たなスキル取得避けて通れず、それに向けて学びの時間をきちんと確保し取り組んでいる様子が調査によって明らかになりました。