ホテル三日月、サステナブルリゾート化計画を発表バイオガス発電や海老の陸上養殖など、“資源循環型ホテル”の実現へ災害時の食料・電力確保システムも構築
株式会社ホテル三日月(本社:木更津市、社長:小髙芳宗 以下、当社)は、木更津市(市長:渡辺芳邦)、特定非営利活動法人 国連の友 Asia-Pacific(代表理事:金森孝裕、以下FOUNAP)、世界連邦ユースフォーラム(会長:谷本 真邦)と2023年7月14日に締結した包括連携協定のもと、「サステナブルリゾート化計画」として、バイオガス発電や車海老の陸上養殖をはじめとするさまざまな事業を、2024年4月18日より順次運用開始します。
ホテル三日月では、1961年の創業以来、これまで「防疫」、「防災」、「日本文化の発信」の3つを柱とした社会活動を行ってきました。そうしたなか、ホテル三日月は世界的なサステナブルリゾートを目指し、新たに「経済」、「環境」、「社会」への配慮を深めながら持続可能なまちづくりの一環として、2023年より木更津市、FOUNAP、世界連邦ユースフォーラムなど、各社との包括連携協定を締結し、準備を進めてきました。
そしてこの度、「自社消費」と「新たな資源の創出」による“資源循環型ホテル”の実現を目指すプロジェクト「サステナブルリゾート化計画」に基づく、「バイオガス発電」や「海老の陸上養殖」をはじめとする各事業を発表、運用開始します。
「サステナブルリゾート化計画」では、敷地内にて、水素プラントによる水素ステーションや電力利用、温泉自噴メタンガスや食品残渣によるバイオガス発電を運用する「再エネパーク」を設置し、先進的な日本の技術開発の実験場としての活用を進めます。さらに、「再エネパーク」で創出されるグリーン水素、グリーン電力、グリーン金属、排熱を利用し、車海老・バナメイエビの陸上養殖、ハーブ園、アクアポニックスなどを運用します。紙ごみの再資源化、ペットボトルキャップをワクチンへ再資源化する取り組みなども実施予定です。
また、「サステナブルリゾート化計画」では、2027年度中を目標に、緊急災害時の指定避難所の一つにもなっているホテル三日月において、避難時の食料や電力を自分たちで確保するシステムの構築も目指します。
これらは、4月18日より運用開始する車海老・バナメイエビの陸上養殖を皮切りに、2024年度に順次運用を進めてまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像