アイードが「Wもぎ」を運営する新教育研究協会と業務提携
首都圏最大の公開模擬試験で英語スピーキングテストを開始
アイード株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:宮澤 瑞希、以下「アイード」)は毎年20万人以上が受験する「Wもぎ」などを運営する株式会社創育/新教育研究協会(本社:東京都江東区、代表取締役:福村康廣、以下「新教育」)と2022年4月15日に業務提携を行い、今夏より首都圏最大規模を誇る「Wもぎ」で中学生向け英語スピーキングテスト「Wもぎスピーキングテスト for ESAT-J」を開始することを発表致します。
■業務提携の狙い
新教育では50年の永きに亘り、高校入試合格を目指す中学3年生を対象とした首都圏最大規模の公開もぎテスト「Wもぎ」を開催しています。志望校の合格率を正確に判するために、各都県の入試出題傾向や合否判定方式に合わせて問題内容や成績処理システムを分けるなど、最先端の採点・成績処理システムを構築しています。アイードが提供するグローバルで利活用の進む英語スピーキング評価AI「CHIVOXⓇ」と新教育が有する最先端の採点・成績処理システムを連動させることによって、毎年20万人以上が受験する新教育の公開模擬試験への英語スピーキングテスト【Wもぎスピーキングテスト for ESAT-J(略称:W-STE)】の導入が実現致しました。W-STEを公開模擬試験と併せて商品ラインナップに加えることで、受験生の客観的で総合的な学習成果の可視化を行います。
東京都では現在入試改革が進んでおり、今年度実施の都立高校入試からは英語スピーキングテスト「ESAT-J」が実施されます。Wもぎスピーキングテスト for ESAT-Jはその名の通り東京都が実施するESAT-Jを志向した内容です。将来的には「W-STE」のスコアと「Wもぎ」の成績データを連動させ、より総合的な学習成果の可視化及び精緻な志望校判定に繋げて行くことを目指します。
■Wもぎスピーキングテスト for ESAT-J(W-STE)について
Wもぎスピーキングテスト for ESAT-Jは今年度より実施される東京都立高校入試の英語スピーキングテスト「ESAT-J」に完全準拠したWEB受験型の公開模擬試験です。これまでに東京都教育委員会が実施した試行テスト及び公表しているESAT-Jの問題構成及び採点基準に準拠しています。スピーキングテストの採点及び評価システムは、グローバルで1,000社以上に導入され、海外では学校入試における自動採点システムとしても活用されている英語スピーキング能力評価AI技術「CHIVOX®︎」と英語話者によるAI×人によるダブル採点で高品質かつ高効率の採点及び評価システムを構築しています。
▼Wもぎスピーキングテスト for ESAT-J専用ページ
https://www.schoolguide.ne.jp/mogisiken/speaking-test/
都立高入試ではA~Fまでの6段階で提出されたESAT-Jの評価を20点満点の点数として取り扱い、これまでの総合得点(1000点満点)に加算されます。このESAT-Jの20点は英語学力検査を700点換算した際の、条件英作文の得点(16.8点)より高く、リスニングの得点(28点)に近く、調査書点を300点換算した際の主要5教科の得点(各23.1点)に匹敵します。新教育では、ESAT-Jを受検する生徒さんが、独特の出題形式に慣れ、入試本番に余裕をもって臨むことができるよう、「Wもぎスピーキングテスト for ESAT-J」を実施することとなりました。
<試験詳細>
・実施方法:WEB受験 ※PC/タブレットなどの録音デバイスが必要
・出題内容:英文を読み上げる音読問題、質問を聞いて応答する・意図を伝える問題、
ストーリーを英語で話す問題、自分の意見を英語で述べる問題
・フィードバック内容:総合点やPart毎の点数及び各実施回における全体順位/偏差値など
<日程> ※日程については変更する場合があります
2022年度のWもぎスピーキングテスト for ESAT-Jの実施スケジュール
【第1回】
・試験日:2022年8月22日(月)~2022年8月29日(月)
・申込期間:2022年7月13日(水)~2022年8月15日(月)
・結果返却:2022年9月7日(水)にマイページ上で公開
【第2回】
・試験日:2022年9月20日(火)~2022年9月26日(月)
・申込期間:2022年7月13日(水)~2022年9月12日(月)
・結果返却:2022年10月5日(水)にマイページ上で公開
【第3回】
・試験日:2022年10月24日(月)~2022年10月31日(月)
・申込期間:2022年8月29日(月)~2022年10月17日(月)
・結果返却:2022年11月10日(木)にマイページ上で公開
<申込方法>
Wもぎ申し込みサイトからの申し込み
https://www.schoolguide.ne.jp/mogisiken/speaking-test/
■各社コメント
◇株式会社創育(新教育研究協会)取締役社長 白根孝一
今年度より都立高入試にスピーキングテスト(ESAT-J)が活用されます。都立高入試対策としての模擬試験を運営する弊社としては、スピーキング対応は当然にしなくてはならないと考えていた中で、アイードさんと漸く業務提携に至りました。この度の業務提携により、総合的な学習成果の可視化を通じたWもぎの付加価値向上と受験意義向上を目指しております。本業務提携は弊社にとって革新的取り組みであり、今後も最新の入試事情に合わせて変革を重ね、お客様のニーズに合ったより良い商品作りに邁進してまいります。
◇アイード株式会社 代表取締役社長 宮澤瑞希
首都圏の高校入試市場において圧倒的な実績とネームバリューを誇る「Wもぎ」。今回の業務提携によって「Wもぎスピーキングテスト for ESAT-J」の提供を開始できることとなり、大変嬉しく思います。半世紀に亘って提供されてきた「Wもぎ」をこれまで以上に素晴らしい模擬試験に進化させるべく、新教育研究協会様とは2年近く議論を重ねさせて頂きました。「Wもぎ」及び「Wもぎスピーキングテスト for ESAT-J」の更なる進化にご期待ください。
■東京都立高校入試の英語スピーキングテスト「ESAT-J」について
東京都教育委員会は、小・中学校で身に付けた英語によるコミュニケーション能力を高校でさらに向上させるため、小中高で一貫した英語教育を進めています。令和4年度からは中学校英語スピーキングテスト「ESAT-J」を実施し、その結果は都立高校入試で活用されることになりました(令和4年度試験:11月27日(日))。ESAT-Jは英語を話すスキルだけでなく、思考力や表現力といった教育改革で掲げられる能力も問われるものとなります。都立高入試におけるESAT-Jの配点及び実施時期などからESAT-Jの結果が出願戦略に影響するため、その対策が求められています。
現在弊社では学習塾向けにESAT-J対策教材「STE®︎」(https://ste-j.com/)を提供しています。STE®︎は本番形式で気軽に受験ができるテスト型教材で、トレーニングや効果測定を目的として授業や講習に自由に組み入れて実施頂くことが可能です。一方、W-STEは相対的な自身のレベル判定ができる「模擬試験」のため、受験における出願戦略においてその結果を役立てることが可能です。弊社はSTE®︎及びW-STEによって、「授業前後に【STE®︎】で効果測定」→「【STE®︎】による複数回のトレーニング」→「模擬試験【W-STE】で相対的なレベルを確認」という方法で、ESAT-J本番に向けた十分な学習PDCAサイクルを実現致します。
【アイード株式会社について】
英語スピーキング評価AI「CHIVOX®︎」をPaaS(Platform as a Service)として展開するEdTechベンチャー。「EdTechのコア技術で“未来の学び”をすべての人に」をMISSIONに、幼児から法人向け英語学習教材まで幅広く英語教育業界にテクノロジーソリューションを提供して参ります。
・会社名:アイード株式会社(https://aied.jp/)
・代表者:代表取締役 宮澤 瑞希
・本社所在地:東京都品川区大崎3-5-2 エステージ大崎ビル
・事業内容:英語スピーキング評価AI「CHIVOX®︎」を活用したビジネスデベロップメント
【新教育研究協会について】
首都圏最大規模の公開もぎテスト「Wもぎ」(都立高校志望者向けの「都立そっくりテスト」、都立自枚作成校志望者のみを対象とする「都立自校作成校対策もぎ」、私立第一志望者向けの「私立対策もぎ」等の総称)の運営のほか、学校向け「実力完成シート」や塾向けの「学力診断テスト」を発行
・会社名:株式会社創育(新教育研究協会)(https://www.schoolguide.ne.jp/company/)
・代表者:代表取締役 福村 康廣
・本社所在地:東京都江東区南砂2-36-11 プライムタワー東陽町
・事業内容:学習・教育図書出版/教育ソフト開発・販売
■本件に関するお問い合わせ先
アイード株式会社 担当:尾関
Email:info@aied.jp
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