Auth0、消費者のログイン体験についての調査結果を発表

使い易さと安全性に優れた“認証技術”を消費者は求めている。消費者が期待する良質なログイン体験を、企業が提供できていない実情が浮き彫りに

Okta Japan株式会社(Auth0)

2つのDX(デジタルトランスフォーメーションとデベロッパーエクスペリエンス)向上のために認証ソリューションを提供するAuth0株式会社(本社:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:大須賀利一)は、カスタマー・アイデンティティ・アクセス管理(CIAM)に関する調査の結果として『消費者が求めているログイン体験とは?(The Login Experience Customers Want)』を本日発表しました。Auth0とYouGovによって実施されたこの調査は、ログイン技術に関連して、日本企業の多くが顧客からの期待に応えられていないことを明らかにしました。また、ログインの流れがブランドのユーザー体験へどのような影響を与えるかが浮き彫りとなりました。


【消費者が求めるログイン体験とは?】インフォグラフィック
CIAMついて:
https://info.auth0.com/rs/712-VXW-158/images/2021-06-01_Japan_Infograph_CIAM.png
PASSWORDについて:
https://info.auth0.com/rs/712-VXW-158/images/2021-06-01_Japan_Infograph_PASSWORD.png

この調査では、日本の消費者はログイン技術により多くの選択肢を求め、積極的にそれらを探していることが明らかになりました。調査対象となった消費者の39%が、多要素認証(MFA)を提示された場合、その会社のアプリやオンラインサービスへ登録する可能性が高くなる、と回答しています。3分の1以上(38%)が、複数の関連サービスに1つのIDとパスワードを適用するシングルサインオン(SSO)が提示された場合にも、登録する可能性が高まると回答しました。続いて需要が高かったのは生体認証(34%)とソーシャルログイン(35%)、そしてパスワードレス認証(27%)でした。

日本企業の多くは、需要があるにも関わらずこれらのログイン方法を提供できておらず、そして、従来通りのパスワード利用に生じる不満が報告されています。調査対象となった日本の企業のうち、38%はSSO機能を実際に提供しています。しかし、MFAを提供しているのは4分の1(25%)のみ、生体認証(15%)、ソーシャルログイン(30%)、パスワードレス(14%)という結果でした。調査対象となった6つの市場全体では、ITとマーケティングの意思決定者の11%が、これらのログイン技術のいずれも提供していないと回答しています。

「消費者側とビジネス側の期待に、明らかに乖離があります。ですが結局のところ重要なのは利便性です。消費者はデジタルサービスを使いたがっていますが、ログイン手続きが使い難かったりイライラするものだったりした場合には、諦めて他のサービスを探すでしょう。」と、Auth0の日本カントリーマネージャーである大須賀利一は述べています。「インターネット上の脅威が蔓延する中、組織は使い易さとセキュリティーの適切なバランスを見つけるよう要求されています。認証管理がどのように役立つのかに気づく時、それは彼らにとって、正に目から鱗が落ちる瞬間となるでしょう。」

日本企業は、顧客へのSSO提供に関してアジア太平洋やヨーロッパの企業と同等レベルにあります。しかし、生体認証ログインの採用で消費者の期待に応えるという点ではかなり立ち遅れています。

「圧倒的多数の企業にとって、MFAやSSOは未だ比較的新しい技術です。そして、生体認証やパスワードレス認証の開発は困難で手間のかかる仕事です。」と、大須賀氏は付け加えた。「現代的な認証プラットフォームを備えたビジネスは、可能な限り最も簡単で安全なユーザー体験を提供することができます。またそれだけでなく、ユーザーにとっての最適な方法を見つけるために、異なるログインの選択肢を試すこともできます。」

2021年5月、Oktaに買収されたAuth0は、セキュリティ、プライバシー、そして利便性において企業がユーザーのニーズを満たすことのできるプラットフォームを提供しています。詳しくは、Auth0 identity OSを参照ください。

Auth0(オースゼロ)について
Auth0は、アプリケーション、デバイス、ユーザーの認証、認可、そして安全なアクセスのためのプラットフォームを提供しています。毎月何十億ものログイントランザクションを保護し、複雑で開発者の負荷が高い認証機能の実装をAuth0に任せることで開発者体験(DX)を向上、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しながら、企業が世界中の顧客に信頼できる優れたデジタル体験を提供できるようにサポートしています。

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会社概要

Okta Japan株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷 2丁目24−12 渋谷スクランブルスクエア45階
電話番号
-
代表者名
渡邉崇
上場
海外市場
資本金
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設立
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