東北から世界へ。海外販路開拓を目的に、岩手・宮城・福島の事業者を対象にオンライン講座を開催
海外販路の拡大を目指し、食の見せ方のプロフェッショナルである「CRAZY KITCHEN」からノウハウを学ぶ
販路開拓において、商品をどう見せるかは非常に重要です。まずは売り手の方々に、限られた機会・時間の中で商品をプレゼンテーションし、その魅力を伝えることから始まります。そのため今回は「見せ方」にテーマを絞って、その道のプロフェッショナルから直接的に学ぶ機会を設けました。
◆開催概要◆
講座名:食の見せ方講座
日 時:2021年2月19日(金)13:00〜15:00
会 場:オンラインにて
運 営:一般社団法人 東の食の会
- 講師及びプログラムの開発について
今回、プログラムの開発を引き受けてくださったのは、株式会社CRAZY KITCHENです。当日、下記両名の登壇によって2時間のオンラインプログラムが進行されます。
株式会社CRAZY KITCHEN
CEO/Founder
土屋 杏理 氏
プロフィール
大学卒業後、広告会社に入社。7年間の勤務後、自身のウェディングをきっかけに同社を退職、株式会社CRAZYへ創業メンバーとして参画する。ウェディング企画事業を行うCRAZY WEDDINGのトッププロデューサーとして活躍後、自身の動物や食べ物に対する価値観から、「食に関わるすべての命が輝く仕事をしよう」と、2015年にケータリング業のCRAZY KITCHENを立ち上げ、代表を務める。
株式会社CRAZY KITCHEN
Producer
菊地 妙子 氏
プロフィール
美術大学を卒業後、新卒にてライフスタイル提案企業に入社。レストラン事業部へ配属となり、東京及び富山にて店長業務、メニュー開発、生産地取材などを行う。都内の飲食店勤務を経て、CRAZY KITCHENに参画。現在は、プロデューサーとして企画デザイン、ドリンクメニュー開発を行う。
■株式会社CRAZY KITCHENについて(https://crazykitchen.jp/)
クレイジーキッチンは、「食時を、デザインする。」をサービスコンセプトとしていて、食事だけではなく、食事を楽しむ空間、時間、コミュニケーションをデザインする、オーダーメイドケータリング事業を中心に展開しております。企業のブランド発表会、PRイベント、社員総会等のイベントへの料理提供は年間100件以上を実施。2019年の秋から、一般の市場に出回らずに廃棄されてしまう、未利用魚や害獣を使用したケータリングサービス「サステナブルコレクション」をスタートし、日本の各地域に起きている食材にまつわる社会課題の解決にも取り組んでいます。
- 東北グローバルチャレンジ参加事業者
株式会社ABE Fruit(福島県)
株式会社カトウファーム(福島県)
株式会社キノコハウス(福島県)
有限会社三陸とれたて市場(岩手県)
株式会社シーフーズあかま(宮城県)
有限会社肉の秋元本店(福島県)
羽根田果樹園(福島県)
漁業生産組合浜人(宮城県)
株式会社ももがある(福島県)
有限会社ヤマキイチ商店(岩手県)など30事業者が参加中。
- 今後の活動の予定
直近で来月、パリおよびバンコクとオンラインでの活動を予定しております。
【フランス・パリ】 本年3月に現地パリとオンラインで繋義、試食商談会を開催します。2019年に実施した現地試食商談会と同様、東北の文化を打ち出しながらその魅力を伝える機会にすべく、 バイヤーのみならずインフルエンサーにも参加してもらうべく計画です。参加事業者が生産した飲料(ワイン、 日本酒、 ビール)とともにマリアージュが体験できるよう参加事業者の食品(果樹の加工品や水産物の加工品など)も出品予定です。
【タイ・バンコク】 こちらも同様に本年3月に現地バンコクとオンラインで繋ぎ、試食商談会を開催します。こちらは、より「商談色」を強くすべく、タイムテーブルに沿って生産者ごとに現地のバイヤーと商談を実施します。参加事業者は三陸の水産加工品を中心に、桃の加工品も出品する予定です。
===
【東北グローバルチャレンジとは】
岩手、宮城、福島の3県で「食」に関する事業を行う農業・水産業・食関連事業者(食品加工業や流通業等)を対象とした海外展開支援プロジェクト。2019年9月から2021年3月をプロジェクト実施期間として、欧州やアジアの貿易規制、マーケット分析および事業課題の分析などの座学や現地試食会・商談会の開催を通じた輸出促進の機会を図る。本プロジェクトは米金融大手のJ.P.モルガン協賛の元、特定非営利活動法人 エティックおよび一般社団法人 東の食の会が事務局として運営。
【JP モルガン・チェースについて】http://www.jpmorganchase.com/
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー (NY証取: JPM) は総資産3.2兆ドルを有する世界有数のグローバル総合金融サービス会社です。投資銀行業務、個人・中小企業向け金融サービス業務、コマーシャル・バンキング業務、金融取引資金管理業務、資産運用業務において業界をリードしています。世界で展開する法人向け事業は「J.P.モルガン」、米国における個人向け事業は「チェース」ブランドを用いて、世界有数の事業法人、機関投資家、政府系機関および米国の個人のお客様に金融サービスを提供しています。
【日本におけるJ.P.モルガンについて】www.jpmorgan.co.jp
日本におけるJ.P.モルガンの歴史は、関東大震災の翌年に日本政府が初めて発行した震災復興公債を引き受 けた1924年に遡ります。日本においては、JPモルガン証券株式会社、JPモルガン・チェース銀行東京支店、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が事業を展開しています。投資銀行、債券・株式・為替取引、資金決済・貿易金融、資産管理の媒介、資産運用など幅広いサービスを法人のお客様に提供しています。
【J.P.モルガンの社会貢献活動について】
J.P.モルガンは、グローバルに広がるネットワーク、人材、リソースを活用して地域および世界でインクルーシブな経済成長を実現することをミッションとしています。また、世界各国が直面している社会の課題には、政府だけでなく、企業や非営利団体等が一丸となって解決の一端を担うべきという考え方をベースに企業責任(CR)活動を展開しています。同時に、社員もそうした社会課題を理解し、専門力を活かしたプロボノやボランティア活動に積極的に参加しています。日本では、若年無業者や女性に対する就労支援、起業家やスモールビジネスへの支援、金融リテラシーの向上につながる取り組み、地域コミュニティの活性化、の4つの分野に注力しています。また、東日本大震災の被災地復興支援にも継続して取り組んでいます。
【特定非営利活動法人エティックについて】www.etic.or.jp
1993年設立、2000年にNPO法人化し、人口減少、経済縮小、超高齢化社会における都市と地方の関係や、日本や世界の未来を考え、実践し、支え合い、学びを共有し、また次の未来を描く、未来をつくる人たちのコミュニティづくりの活動を推進しています。日本初の長期実践型インターンシップの事業化や若手社会起業家への創業支援を通じこれまで約8,800名の若者たちが変革・創造の現場に実践者として参加、1521名を超える起業家を輩出。またその仕組みを全国30地域の連携組織へ広げています。東日本大震災を受け、「震災復興リーダー支援プロジェクト」を開始(11年~)するとともに、東北のリーダーを支えるための「右腕プログラム」を立ち上げ、これまでに154のプロジェクトに対して、262名の右腕人材を派遣しています。また、長期的な復興の担い手となる地域のハブ組織の強化にも力を入れ、2013年度からはハブ機能強化のための日米交流プログラムや、モデルとなりうるハブ組織への助成プログラムも実施しています。
- 一般社団法人東の食の会とは?
「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をモットーに、東日本大震災によって被害を受けた東日本の食産業の長期的支援を目的として2011 年に創設された一般社団法人です。東北の食の販路開拓や、商品プロデュース、人材育成を行い、当初の5年間で約 150 億円の流通総額を創出することに成功。これまで累計 600万缶、20億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、福島の寄付つきドライフルーツ「りんごポリフェノールのチカラ」、福島の伝統的漬け床三五八(さごはち)」をリブランディングした「358 (サゴハチ)」といった商品開発のプロデュースを行い、東北の食からヒット商品を生み出している。名称:一般社団法人 東の食の会
住所:東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー5階
電話:03-6867-1128
FAX:03-5539-4982
H P:https://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp/
facebook:https://www.facebook.com/higashinoshoku
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像