【調査リリース】逆プロポ共創プロジェクト「実証開始前アンケート」集計結果ご報告
◎北九州市×株式会社ソーシャル・エックス×ドクターメイト株式会社
介護施設向けに医療相談・夜間オンコール代行™を提供するドクターメイト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役医師:青柳直樹、以下「ドクターメイト」)は、逆プロポ共創プロジェクトに協力する北九州市内の特別養護老人ホーム17施設の施設職員に対して、実証開始前に夜間帯負担感についてなどを確認するアンケート調査を実施しました。本リリースではアンケート調査結果をご報告いたします。
▼逆プロポ共創プロジェクトについての詳細
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000047082.html
- 逆プロポ共創プロジェクトを実施する背景
また、介護労働安定センターが2021年8月に発表した調査報告によると、介護職員の離職率は14.9%(※3)と高くなっているため、今後の要介護高齢者の伸びに対応するためには、採用活動だけでなく、現在介護施設で働く介護職員の離職を防止するための勤務環境改善を図る必要があります。
介護施設で負担が大きく、課題となっていることに夜間オンコール対応が挙げられます。
夜間帯でも施設看護師には携帯電話を肌身離さずの状態で待機してもらい、施設入居者に転倒や急変等があり救急搬送が必要となった場合には、すぐに施設へ駆けつけて救急隊や病院と医療的なコミュニケーションを取る必要があることが大きな負担となり離職理由にもなっています。
そこで逆プロポ共創プロジェクトでは、内閣府の国家戦略特区事業に認定されており、医療・保健・福祉施策の豊富な実績、高い技術力を持つ企業・学術研究機関との連携体制がある北九州市と、全国500を超える介護施設向けに「オンライン医療サービス」と「夜間オンコール代行サービス」を提供するドクターメイトで、介護施設に入居する方の安心安全の確保と同時に、介護施設職員の夜間帯の負担軽減をしながら、必要な医療サービスを持続的に提供できるニューノーマルな地域連携システムの実現と、高齢成熟社会において誰一人取り残さない持続可能性が高い、社会の実現を目指します。
出典元)
※1 「福祉人材センター・バンク 職業紹介実績報告(令和4年3月)」
https://www.fukushi-work.jp/toukei/index_2.html
※2 「厚生労働省 一般職業紹介状況(令和3年12月分及び令和3年分)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23556.html#:~:text=%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82-,%E4%BB%A4%E5%92%8C3%E5%B9%B4%E5%B9%B3%E5%9D%87%E3%81%AE%E6%9C%89%E5%8A%B9%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%80%8D%E7%8E%87%E3%81%AF,0.05%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E4%B8%8B%E5%9B%9E%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
※3「介護労働安定センター 令和2年度「介護労働実態調査」結果の概要について」
http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2021r01_chousa_kekka_gaiyou_0823.pdf
- アンケート概要
調査期間:2022年2月1日~2月15日
アンケート回答属性:3パターン
└経営層(理事長または施設長)
└オンコール対応者(主に看護師)
└夜勤者(主に介護スタッフ)
アンケート内容について:アンケート回答属性3パターンごとに別内容
詳細は以下にて
- アンケート集計結果
※本リリースではアンケート結果の一部を、リリース用にまとめたデータの紹介となります。
※アンケート対象者ごとの全結果は以下URL先にてご確認いただけます。
https://app.box.com/s/cwghcm09vaoe1a6uphgazbxsow1ls9yi
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すべての回答属性で、6割以上が夜間オンコール体制について課題感や負担感を感じていた。
施設管理者と夜勤スタッフ(介護スタッフ)は外部に夜間オンコールを委託することに対して不安に感じている人が多くなったが、逆に医療者であるオンコール対応者(看護師)は、半分以上の方が不安はないと回答した。
外部に夜間オンコールを委託することに対して不安に感じる。と答えた施設管理者と夜勤スタッフ(介護スタッフ)も含めて、すべての回答属性で「夜間オンコール代行™サービスに対して有効性が【ある】」と答えた。
実証開始前で、夜間オンコール体制について感じていた課題や負担が、実証期間を通して軽減することを期待してくれているものと推測する。※アンケート対象者ごとの全結果は以下URL先にてご確認いただけます。
https://app.box.com/s/cwghcm09vaoe1a6uphgazbxsow1ls9yi
- スケジュールについて
※スケジュールは諸事情により変更となる可能性があります。
- ドクターメイト「夜間オンコール代行™サービス」について
夜間オンコールは、離職理由にも挙げられるほど負担が大きい業務で、ドクターメイトにアウトソースすることで、介護現場の業務負担軽減につながります。サービス開始から今までに10,000件以上の利用実績があり、2021年5月からは医療機関や自治体と連携して夜間救急搬送時のデータ連携による迅速化を開始しました。全国の医療機関、消防隊および介護事業所に展開を進めています。
夜間オンコール代行™サービス紹介サイト : https://doctormate.co.jp/oncall
- 共創プロジェクト実施団体 代表者からのコメント
今回のアンケートは、実証に先立って、介護現場の声をくみ取ることが必要であるという考えのもと実施しました。
得られた結果は、ドクターメイト社と本市の担当者同士が、対等な立場で議論を重ね、両者(官民)の視点を加えつつ創り上げたからこそ得ることができた、まさに「生の声」であると考えています。
これから実証が進んでいくにつれ、現場の皆さんの意識がどう変化していくのか注目しています。
▶株式会社ソーシャル・エックス 代表取締役 伊佐治幸泰 様
約1年前、ドクターメイトの皆さんの熱い想いに心から共感し、当社の「逆プロポ」サービスを通じて北九州市さまとのご縁をアレンジさせて頂きました。
官民での共創による素晴らしいアウトカムを拝見し、私達も大変嬉しく、また勇気づけられております。
今回の結果は、全国の自治体や介護施設において非常に再現性の高いものであり、引き続き社会をアップデートされていく御社の伴走をさせて頂けますことを楽しみにしております。
▶ドクターメイト株式会社 代表取締役医師 青柳直樹
今まで医療介護現場では、現場の人がすべてを対応するのが標準でした。
しかし、働き手の減少や高齢者の増加という変化に対して、今までのやり方では負担が大きいのが夜間対応です。
夜間対応を外部に委託することに対する不安と期待を両方を感じるアンケート結果でしたので、これから実証を進める中で現場の人が安心できるような取り組みであるという認識を持ってもらえるように精進していきます。
- 共創プロジェクト実施団体
部局名:保健福祉局先進的介護システム推進室
所在地:北九州市小倉北区城内1番1号
URL :https://www.city.kitakyushu.lg.jp/
会社名:株式会社ソーシャル・エックス
代表者:代表取締役 伊佐治幸泰・伊藤大貴
所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ32F
URL :https://socialx.inc
会社名:ドクターメイト株式会社
代表者:代表取締役医師 青柳直樹
資本金:1,160,400,000円(資本準備金含む)
所在地:東京都中央区東日本橋三丁目7番19号東日本橋ロータリービル9階
URL :https://doctormate.co.jp/
- リリースに関するお問い合わせやご取材は、下記までお問い合わせください
本事業担当責任者:中島健志(Takeshi Nakashima)
〒103-0004 東京都中央区東日本橋三丁目7番19号東日本橋ロータリービル9階
問合せフォーム https://doctormate.co.jp/inquiry
Tel:03-6822-5055
メールアドレス:t-nakashima@doctormate.co.jp
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