エジプト輸出開発銀行、OpenTextを採用し、従来型の銀行業務を変革

オープンテキスト株式会社

※本リリースは、OpenText Corporationが2024年7月25日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。

OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦デニース)は本日、Export Development Bank of Egypt (EBank Egypt/エジプト輸出開発銀行)が「OpenText IT Operations Cloud」ソリューションを活用して、業務効率とイノベーションを大幅に強化したことを発表しました。OpenTextを活用することで、EBankはデジタルトランスフォーメーションを加速し、顧客中心のサービス管理戦略に基づき、ITインフラストラクチャとビジネスオペレーションを連携させました。

エジプト・カイロに本社を置くEBank Egyptは、農業・工業・商業セクターの国際市場への重要な輸出拠点であり、中小企業、個人、金融機関を支援しています。同行の従来型ITインフラストラクチャは、保守作業が複雑で、アップグレードが難しく、報告機能が不足していたため、急速に進化する金融サービス業界で競争力を維持するために、モダナイズが不可欠でした。

EBank Egyptは、旧式のチケット発行支援システムを置き換えるために、OpenText Service Management Automation X(SMAX)を採用しました。SMAXは、プライベート生成AI(GenAI)を使ってコストの最適化や、サポートの強化および変革をするスマートなITサービス管理プラットフォームです。これによりEBank Egyptは、スマートなセルフサービス機能を社内に提供し、時間を要する紙ベースの手作業プロセスを自動化しました。加えて、IT財務管理プロセスに関するすべての文書をデジタル化したことで、EBank Egyptは、組織の大部分のペーパレス化を実現し、ESG(環境、社会、ガバナンス)の目標をさらに推し進めています。EBank Egyptの最高技術&情報責任者であるIsmail Farid氏は、次のように述べています。「SMAXを実装し、規制要件に対する変革的なソリューションが実現したことで、EBank Egyptは将来の成長に向けたポジションを確立し、ITインフラストラクチャ管理の業務効率とイノベーションを強化することができます。」

OpenTextソリューションの導入には、ガバナンス責任者のAmr Samir氏とITサービスデリバリーユニット責任者のIbrahim Aly Helmy氏が尽力し、SMAXの非IT部門への拡大、精度の向上、リアルタイム追跡機能に取り組みました。Amr氏は次のように述べています。「当行の非IT部門へのSMAXの導入は大成功を収めています。エラーの削減、精度の向上、リアルタイムの追跡機能により、財務管理と人事管理が改善されました。今後は総務部、人事部、広報部でも同様の自動化ワークフローの導入を見込んでいます。」

銀行業務全体のプロセス自動化とシステム統合において重要な役割を果たしたIbrahim氏は次のように述べています。「SMAXによりオープンなプラットフォームが実現した結果、複数の主要部門と協力し、ビジネス要件に応じたワークフローとアプリケーションのカスタマイズを行うことが可能となりました。」

また、EBankは、OpenText™ Operations Orchestration(OO)を活用し、あらゆるITプロセスを自動化、統合、オーケストレーションし、OpenText™ Universal Discovery and CMDBを活用して行内の環境全体の構成項目を検出、マッピング、管理しています。いずれのソリューションも、標準的なAPIとコネクタターを通じてSMAXとネイティブに統合します。OOのワークフローは、EBankのIT運用のパフォーマンスを最適化し、より厳格なセキュリティ管理を適用します。

OpenTextの最高技術製品責任者であるMuhi Majzoubは、次のように述べています。「金融機関では、進化する規制やセキュリティの脅威に対処しながら、競争力とイノベーションを維持しなければならないというプレッシャーが高まっています。銀行がコンプライアンスを保証し、情報交換を強化し、リスクを軽減するためには、顧客サービス業務を向上させるソリューションに投資することが重要です。OpenTextはパーソナライズされたインテリジェントかつプロアクティブな顧客エンゲージメントを実現するために、製品・サービスベースのトランザクションビジネスモデルを形成する上で重要な役割を果たしています。現在OpenTextは大手金融機関の上位20行中17行の業務をサポートしており、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、お客様の未来の再構築を支援するためのソリューションを提供しています。これはプライベート生成AI仮想エージェントのOpenText IT Operations Aviatorによって実現され、OpenTextのお客様は組織全体のサービス管理をインテリジェントに変革し、競争上の優位性を獲得できます。」

ローコード開発プラットフォームの台頭により、シームレスなデジタル体験と、顧客企業と従業員のニーズに沿ったプロセスの再構築が進められています。包括的なオートメーションにより、機械学習、プロセスマイニング、プロセスオートメーション、APIインテグレーションの実装が進み、複雑な業務が簡素化されています。OpenTextは、3,000万件以上のデジタルアイデンティティを管理し、260億件のトランザクションで9兆ドル以上(米国では1人あたり約2万8,000ドル)のネットワーク商取引を処理しています。OpenTextの信頼性の高いクラウドプラットフォームは、OpenText™ Business Networkを通じ、月間250万件以上のインバウンド/アウトバウンドなグローバル決済トランザクションを変換することで、3,000社以上の顧客企業を支援しています。また、OpenTextは、OpenText Customer Communications Management(CCM)ソリューションにより、フォーチュン500銀行の上位10行中9行の顧客関係の向上を支援しています。

EBank EgyptはOpenTextのIT Operations Cloudソリューションを活用し、イノベーションと成長を実現しています。詳細については、最新のケーススタディをご覧ください。

※本リリース内で言及されている製品やサービスは、マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社が提供しています。詳しくは弊社までお問合せください。

OpenTextについて

OpenText™ は、情報管理ソフトウェアおよびサービスのグローバル・リーディングカンパニーです。 ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーの包括的なスイートを提供し、企業が複雑化するグローバルな問題を解決できるよう支援しています。 OpenText(NASDAQ/TSX: OTEX)の詳細については、https://www.opentext.comをご覧ください。

 

【オープンテキスト株式会社について】

オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。

https://www.opentext.jp

【マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社について】
マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社は、OpenTextグループの日本法人のうちの1社です。

マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社に関する詳細は https://www.microfocus-enterprise.co.jp/ をご覧ください。

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会社概要

オープンテキスト株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1丁目8-3 丸の内トラストタワー本館18階
電話番号
03-4560-7700
代表者名
三浦デニース
上場
海外市場
資本金
-
設立
1997年06月