AIメディカルサービス、NEDOのディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業に採択
最大6.3億円の助成金を獲得
内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)を開発する株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO:多田 智裕、以下「AIM」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)のディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(以下「DTSU事業」)における第6回公募で採択されました。

採択された内容とAIMが取り組むこと
採択内容

支援フェーズ |
PCAフェーズ(試作品の開発や初期の生産技術開発などに加え、 主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施などを支援するフェーズ) |
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採択テーマ |
上部消化管内視鏡AIのグローバル製品の開発 |
期間 |
2026年12月31日まで(予定) |
最大助成金額 |
6.3億円 |
採択内容詳細 URL |
AIMが取り組むこと
胃がんは世界で年間約100万人が罹患し、死亡者数は約60万人で、がん死亡者数の第5位に位置しています[1]。胃がんは早期に発見すれば十分に治療可能な疾患である一方、ステージが進行するにつれて生存率が大きく下がることが特徴で、5年相対生存率はステージⅠで発見された場合は95%以上、ステージⅢ以降で発見された場合は50%以下となっています[2]。その為、胃がんは早期に発見することが非常に重要ですが、早期の胃がんは判別が難しく、4.5-25.8%程度が見逃されているとも言われています[3]。こうした背景から、本事業では上部消化管内視鏡AIのグローバル製品の開発を行います。当社は本事業の採択を受けて、多様かつ困難な社会課題の解決、そして日本経済の成長に貢献していきます。
DTSU事業概要

事業名 |
ディープテック・スタートアップ支援基金 /ディープテック・スタートアップ支援事業 |
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事業期間 |
2023年度~2032年度 |
詳細URL |
AIメディカルサービスについて
AIメディカルサービスは「世界の患者を救う~内視鏡AIでがん見逃しゼロへ~」をミッションに掲げる、医療AIスタートアップ企業です。内視鏡医療は日本が最先端であり、質・量ともに世界最高水準のデータが蓄積されています。当社はそのデータを生かして内視鏡AI研究を行っており、現在では国内外140施設以上の医療施設と共同研究・製品開発を進めています。当社は内視鏡AIを医療現場にいち早くお届けすることで、がんの見逃しを減らし、世界の患者を救うことを目指しています。
[1] 出典:Freddie Bray, Mathieu Laversanne, Hyuna Sung, Jacques Ferlay, Rebecca L Siegel, Isabelle Soerjomataram, Ahmedin Jemal. Global cancer statistics 2022: GLOBOCAN estimates of incidence and mortality worldwide for 36 cancers in 185 countries
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38572751/
[2] 全国がんセンター協議会URL: https://www.zengankyo.jp/seizonritsu/seizonritsu2013.html
[3] 出典:Hosokawa et al. Hepatogastroenterology 2007 Mar;54(74):442-4.
会社概要
会社名 :株式会社AIメディカルサービス
所在地 :〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目 18-1 Hareza Tower 11F
代表者 :多田智裕
設立 :2017年9月1日
事業 :内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)の開発およびその付随事業
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