【病院M&A動向調査】2022年4月の診療報酬改定に伴い半数以上の病院経営者が経営戦略を再検討
48%の病院経営者が病院の経営は専門家に任せたい一方で75.0%が「身の回りでもM&Aが実施されていない」と回答
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(東京都千代田区・代表取締役社長 中村悟)は、2022年4月「診療報酬改定」以降、業界で初めて病院・クリニックの経営者を対象にした「病院のM&A意向」の実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査結果まとめ
また、自身が運営する病院・クリニックに、4割以上(42.0%)も後継者がいない実態も明らかになり、経営者の約半数が、経営は専門家に任せて、医療業務に専任したいと回答しています。
経営戦略のため「M&A」を視野に入れている経営者は約4人に1人(28.0%)と一定数いらっしゃいますが、75.0%の経営者が「周囲ではM&Aが実施されていない」と回答し、事業承継や経営課題解決の選択肢の一つとしてM&Aへのご理解を深めていただくことが、今後の病院・クリニック経営に新たな可能性を見出せるきっかけになると推察されます。
<主な調査結果>
- 現状の病院・クリニックの経営状況
- 2022年「診療報酬改定」の影響
- 経営戦略の見直しの実施理由
- 経営と医療業務の分離
「病院の経営は専門家に任せて、医療業務に専任したいと思いますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」が13.0%、「ややそう思う」が35.0%という回答となりました。
- 経営戦略としてM&Aという選択肢
「経営戦略の見直しの1つの選択肢としてM&A(事業売却・買収・アライアンス)は視野に入っていますか。」と質問したところ、「非常に視野に入っている」が5.0%、「やや視野に入っている」が23.0%という回答となりました。
- 病院・クリニックの後継者
「第三者承継」を選択した理由、「親族に医師がいない」や「血のつながりより能力を優先すべき」など
Q6で「第三者承継」とお答えの方に、「Q7.あなたが後継者として「第三者承継」を選択した理由を、具体的なエピソードを交えて教えてください。(自由回答)」(n=17)と質問したところ、「親族に医師がいない」や「血のつながりより能力を優先すべき」など13の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・66歳:親族に医師がいない。
・69歳:血のつながりより能力を優先すべき。
・58歳:法人組織であり、理事長であるが自分がオーナーではないため。
・61歳:個人開設の診療所ではあるが、コンタクトレンズ販売店の隣接眼科であるため、承継が必要になった場合は販売店側で考慮するだろう。
- 第三者承継の譲受先
- M&A活用状況
【調査概要】
調査概要:「病院のM&A意向」の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月12日〜同年4月13日
有効回答:病院・クリニックの経営者100名
- 「病院経営戦略と病院M&A活用法」無料オンラインセミナー
本セミナーでは、今回の調査を踏まえ、診療報酬改定の要点と病院M&Aの最新情報ならびに、それらを踏まえた病院経営戦略と病院M&A活用法をお届けいたします。
ご興味のある方は下記リンクからお申し込みください。
https://www.ma-cp.com/about/seminar/20220422/
<開催概要>
・日程:2022年4月22日(金)15:00~17:00
・会場:オンライン(LIVE配信)
※録画配信:配信期間 2022年4月25日(月)15:00~5月9日(月)23:59まで
・定員:100名
・参加費:無料
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