ベネフィット・ワン、オラクルの自律型データベースでデータ・ドリブン・マーケティングを推進
Oracle Autonomous Data WarehouseおよびOracle Analytics Cloud を活用し、会員のサービス利用状況の集計・分析業務を効率化
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:ケネス・ヨハンセン)は本日、株式会社ベネフィット・ワンが、会員制優待サービス「ベネフィット・ステーション」のサービス利用状況のデータ集計および分析基盤として、「Oracle Autonomous Data Warehouse」および「Oracle Analytics Cloud」を導入したことを発表します。ベネフィット・ワンではその結果、会員のサービス利用状況の集計・分析にかかる時間と労力を大幅に削減し、データドリブンによるタイムリーな経営や販促活動を実現しています。
ベネフィット・ワン、オラクルの自律型データベースでデータ・ドリブン・マーケティングを推進
Oracle Autonomous Data WarehouseおよびOracle Analytics Cloud を活用し、会員のサービス利用状況の集計・分析業務を効率化、従来2時間を費やしていた集計業務をわずか15分に短縮
2020年9月18日
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:ケネス・ヨハンセン)は本日、株式会社ベネフィット・ワンが、会員制優待サービス「ベネフィット・ステーション」のサービス利用状況のデータ集計および分析基盤として、「Oracle Autonomous Data Warehouse」および「Oracle Analytics Cloud」を導入したことを発表します。ベネフィット・ワンではその結果、会員のサービス利用状況の集計・分析にかかる時間と労力を大幅に削減し、データドリブンによるタイムリーな経営や販促活動を実現しています。
ベネフィット・ワンが提供する「ベネフィット・ステーション」は、11,381団体、約834万人(2020年4月時点)で利用されている会員制優待サービスです。全国47都道府県で使うことができる140万以上のサービスが登録されており、会員はこれらのサービスを優待価格で利用することが可能です。「ベネフィット・ステーション」を利用するためのポータルサイトを運営しているのが同社のプロダクトマーケティング部で、サービスの利用動向の集計および分析も担っています。
これまで、「ベネフィット・ステーション」の集計および分析業務は、基幹システムと自動連携している中間サーバーから抽出ツールを使って取り出したデータを、表計算ソフトを利用し集計していました。その際に、データ加工前のファイルが100近くになるなどデータ量が膨大であることに加えて、多くの作業を人手で行っていたことから集計に時間を取られ、分析業務に十分な時間を割けないという課題がありました。また通常とは条件の異なるレポートの作成を依頼された場合、改めて集計作業を行う必要があり、即時に必要なアウトプットを提供できないことも課題となっていました。
このような課題を解決し、集計および分析業務を効率化し、より効果的なデータの利活用を推進するために、ベネフィット・ワンでは2020年4月から「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を導入しています。「Oracle Autonomous Data Warehouse」は機械学習を利用し、パッチ適用、チューニング、アップグレードなどのデータベースおよびインフラストラクチャ運用を完全に自動化し、増加するデータ量にも対応しながら、運用コストの低減や生産性向上に寄与します。一方、「Oracle Analytics Cloud」はデータのビジュアル化やレポートの作成、分析などの機能を備えたクラウド・サービスであり、表計算ツール以上の操作性と機能性を提供し、分かりやすいフロー形式で分析データを準備、加工することが可能です。
ベネフィット・ワンは、「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」の選定において、ITの専門知識がない事業部門の担当者でも理解しやすく、使いやすい設計になっており、システム部門に頼らなくても、ある程度まで事業部門内で管理・運用が可能な点、集計・分析対象となる膨大なデータ量にも、他社と比較して安価にサービスを利用することが可能である点、日本オラクルの適切かつ丁寧なサポートを評価しています。
ベネフィット・ワンでは、「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を導入後、これまで手作業で行っていたデータ抽出作業を完全に自動化することで、従来は2、3時間程度の時間を費やしていたレポート作成時間を15分程度に短縮するだけでなく、条件の異なるレポートも即座に作成することが可能となりました。また、従来は月次か週次でレポート業務を行っていましたが、実際のサービス利用状況とレポートとのタイムラグがなくなり、前日までの最新動向を含むレポートを日次で行えるようになっています。サービスの利用状況、会員のコンテンツ利用動向の変化などをリアルタイムに把握し、状況の変化に応じて速やかに販促策を打つなど、より効果的なマーケティング施策が可能となりました。利用状況に現れた大きな変化は経営陣にも共有され、経営陣が意思決定を下すための重要な判断材料としても活用されています。さらに「ベネフィット・ステーション」を通じてサービスを提供しているパートナー企業にもサービス利用状況などのデータを適切なタイミングで提供することも可能になっています。
本発表に向けたお客様からのコメント:
昨今の働き方や生活の変化によって、サービスの利用傾向が過去のパターンに当てはまらなくなり、しかも短期間で目まぐるしく変わっていくなか、日々の利用状況を読み取ることは、ますます重要になっています。「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を組み合わせたデータ分析クラウドを導入することで、驚くほどの生産性向上と、データドリブンによるタイムリーな経営や販促活動が実現しました。従来は月次、週次でしかレポートを作成することができませんでしたが、日次でサービスの状況を可視化することが可能になり、企画やプロモーションの成果を迅速に把握し、結果に基づいて次の打ち手を講じることができるようになったことは大きなメリットだと感じています。
株式会社ベネフィット・ワン プロダクトマーケティング部 データマネジメントグループ長 松崎 雅美 氏
日本オラクルについて
人々が、新たな方法でデータを捉え、知見を導き出し、無限の可能性を得ることをミッションにしています。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 石山
Tel: 03-6834-4837/E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルームhttps://www.oracle.com/jp/corporate/press/index.html
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