新東工業 HACCPに対応する食品業界向け金属検出機を販売開始
一般包装に加え、近年増加するアルミ包装された食品内の金属検出も可能。6月1日(火)より開催される「FOOMA JAPAN 2021」にてデモンストレーションを実施予定
新東工業株式会社(本社:名古屋市、社長 永井 淳)は、「HACCP」に対応した食品業界向け金属検出機の販売を6月より開始します。
新東工業株式会社(本社:名古屋市、社長 永井 淳)は、「HACCP」に対応した食品業界向け金属検出機の販売を6月より開始します。
食品業界においては、2021年6月1日にHACCPの完全制度化が開始され、小規模な営業者等を含めた全ての食品等事業者に対して、HACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられます。特に金属をはじめとした異物の混入については3大危害要因の1つとされており、異物混入を防ぐ役割を担う金属検出機の需要はますます高まっています。
今回、当社が販売する金属検出機は、肉眼では見ることができない包装内の金属異物を確実に取り除くことができます。世界で初めて「磁力の力」を用いた当社独自の検出方式を搭載したことで、高精度な検出と省スペース化を実現しています。これにより、加工食品を製造する従事者、食品を食べる消費者の安全性と信頼性を高めることができます。
従来から国内外で広く普及している食品検査用の金属検出機は、「電流を用いた方式(サーチコイル方式)」を採用しています。この方式では、アルミ包装食品や、カレールーや醤油などの濃塩分液食品などには、誤検知の発生が課題でした。
それらの課題を克服するため、世界初の「磁力の力を用いた方式(磁気バイアス型磁力線方式)」を採用し、従来からの一般包装(紙、ビニール、プラスチック包装等)だけでなく、アルミ包装食品に加え、更に濃塩分液食品に混入した金属異物まで検知を可能にしました。これら異なる包装形状を1つの装置で検出し、且つ、従来の機体サイズと同等レベルを実現した画期的な装置です。これにより、工場内のスペースでお困りの小規模の食品業者にも導入がしやすくなりました。
また、金属検出機を初めて使用するユーザーにとっても使い易いタッチパネル式や、オールステンレス製のため水拭きし易く、コンベヤのベルト交換が工具レスで行えるなど、操作性、清掃性、メンテナンス性の面でも、ユーザビリティを追求した構造としています。
なお、本機は愛知スカイエキスポにて6月1日より開催される「FOOMA JAPAN 2021」に初出展し、実機によるデモンストレーションを実施する予定です。
■商品仕様
通過可能サイズ :最大高さ120mm×幅250mm
電源電圧 :AC100V 50/60Hz
本体重量 :約70kg
■FOOMA JAPAN 2021 出展概要
名称 :FOOMA JAPAN 2021(国際食品工業展)
会場 :愛知スカイエキスポ(愛知県国際展示場)
会期 :2021年6月1日(火)~6月4日(金)
ブース位置 :C-424 (展示ホール)
■会社概要
会社名:新東工業株式会社
設立:1934年10月2日
代表者:代表取締役社長 永井 淳
事業概要:鋳造事業を核に、魅力ある表面づくりを提供する表面処理事業や、働く人の安全と健康を守る環境事業、様々なものづくりの基盤となるメカトロ事業を展開。近年では、ロボット用センサや介護機器、IoTサービスなどの新分野にも参入。
Webサイト:https://www.sinto.co.jp
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