<マクセルフロンティア> 新しい画像認識ソリューション「iXAM Visionシリーズ」誕生
画像処理とエッジAIの融合でスマート社会の実現をめざす
マクセルフロンティア株式会社(代表取締役 取締役社長/太田 博之、以下、マクセルフロンティア)は、画像認識ソリューションの新シリーズ「iXAM(イグザム) Vision シリーズ」(以下、iXAM)を開発しました。iXAMは、インテリジェント画像認識ユニット「iXAM Vision Engine」とインテリジェントカメラ「iXAM Vision Sensor」の2種類のユニット製品、そしてユニット製品で動作するAI画像検査アプリケーション開発ツール「iXAM Vision Meister(マイスター)」をラインアップし、2022年10月より発売を予定しています。
このたび発売するiXAMは、従来シリーズ(*1)に対してAI処理と画像処理性能が向上しています。わずか数十枚の学習用画像データ(*2)があればAI学習(モデル生成)が可能で、AIの学習から判定・検査までがユニット内で完結します。学習のための高性能パソコンや大量の学習データ(*2)は不要で、製造ラインに設置した状態でのAI学習(モデルアップデート)が可能です。AI機能は、エッジAIの要素技術であるディープラーニング技術の研究開発と技術提供を行うLeapMind株式会社(代表取締役CEO/松田 総一、読み方:リープマインド)の低消費電力AI推論アクセラレータIP「Efficiera(エフィシエラ)」を採用しています。LeapMindの「極小量子化」技術により、優れた電力効率・面積効率を実現し、AI搭載製品の省電力化、小型化に貢献する「Efficiera」を採用することで、従来シリーズ(*1)と比べて高性能なAI処理をコンパクトなユニット内で実現しています。
「iXAM Vision Sensor」は、従来シリーズ(*1)にはない、AI・画像処理・カメラ・照明・レンズが一体となったインテリジェントカメラタイプです。撮像から判定・検査までユニット内で動作するため、省スペースでAI画像検査を導入できます。また、ユーザビリティを向上させたAI画像検査アプリケーション開発ツールもラインアップしています。
■iXAM特長
1. ユニット内でAIの学習から判定・検査まで完結 (iXAM Vision Engine/Sensor)
2. AI・画像処理・カメラ・照明・レンズが一体のコンパクト構成 (iXAM Vision Sensor)
3. 多様なカメラインタフェース規格(*3)に対応 (iXAM Vision Engine)
4. オリジナルのAI画像検査アプリケーションをGUI操作(*4)で構築可能 (iXAM Vision Meister)
マクセルフロンティアは、画像処理とエッジAIを活用した画像認識ソリューションを通じて、社会課題を解決し持続可能なスマート社会の実現をめざしていきます。
*1 従来シリーズ:NVP-Ax400シリーズ
*2 学習用画像データ、学習データ:学習に必要なデータ数は、検査対象物・撮像環境・目標とする精度などにより異なります。
*3 多様なカメラインタフェース規格:CoaxPress(CXP2.0)、CameraLink、GigE Vision、USB3 Vision
*4 GUI操作:アイコンやボタンによる操作
■画像認識関連ページ
・画像認識ソリューション
https://www.frontier.maxell.co.jp/vp/index.html
・iXAM Visionシリーズ
https://www.frontier.maxell.co.jp/vp/ixam.html
・画像認識ブログ
https://www.frontier.maxell.co.jp/blog/index.html
■LeapMind社 低消費電力推論アクセラレータIP「Efficiera」製品ページ
https://leapmind.io/business/ip/
■商標
記載されている名称、ロゴ、サービスマークは、マクセルフロンティアまたは他社の登録商標もしくは商標です。
■製品・サービスに関するお問い合わせ先
マクセルフロンティア株式会社 営業統括本部 DMS営業部 SG営業課
E-mail : vp-support@maxell.co.jp
お問い合わせフォーム : https://www.maxell.co.jp/inquiry/mst/ja/form.jsp?f=mst&q=vp_ja_mst
以上
【添付資料】
■ユニット製品仕様
■AI画像検査アプリケーション開発ツール
以上
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