誰一人取り残されない地域子育てのハブ 子ども第三の居場所『クルハウス』北海道室蘭市初の拠点がオープン!
開所式では、「クルハウス」に通う30名近い子どもたちの他にも、室蘭市の行政関係者、議会議員の方々にも参列いただき、約50名近い方々にご参加いただきました。
理事長の鳥山晃は開所にあたり、「様々な方に助けていただいてきたからこそ、この日を迎えられた。くるくるネットの活動を通じて、地域の課題を一つずつ解決していきたい。」と話をしました。その後、室蘭市 青山 剛市長や支援者の方々より祝辞を賜り、子どもたちによるテープカットのセレモニーを行いました。開所式後には、「北海みゆき太鼓」代表の梅花 考好様をお迎えし、子どもたちと一緒に和太鼓を披露しました。地域の子ども達へのお菓子まきも行われ、子どもが主役の和やかな雰囲気の会となりました。
「クルハウス」は、遊び相手がほしい、気軽に話せるお兄さん・お姉さんがほしいという子どもたちに、学校区のなかで安心して過ごすことができる居場所を提供したい想いから、日本財団「子ども第三の居場所」事業に申請し、採択いただきました。
地元室蘭工業大学の学生達が、歳の近いお兄さん・お姉さんとなって学習支援や子ども食堂、お泊り会などのイベントの企画・運営を行っています。今回採択を受け、活動日数を拡大し、地域全体で子どもたちの成長を見守る居場所を目指します。
「クルハウス」は、常勤スタッフ1名、非常勤スタッフ2名、学生スタッフ7名で運営してまいります。平日は金曜日(17:30~19:30)、土曜日(10:30~14:00) 、第2・4日曜日(10:00~13:00)に活動していきます。
施設概要
所 在 地:〒050-0076 北海道室蘭市知利別町2-22-31
対象者:未就学児、 小学生、中学生、高校生を中心
開所日時:金曜日 17:30~19:30
土曜日 10:30~14:00 日曜日(第2・4) 10:00~13:00
スタッフ:常勤スタッフ1名+非常勤スタッフ2名
学生ボランティア7名
拠点HP:www.kuru2.net
運営主体:特定非営利活動法人 くるくるネットについて
特定非営利活動法人くるくるネットは、2004年5月21日に北海道室蘭市にて設立。地域のITを推進しようと、初心者向けPC教室・むろらんIT勉強会・インターネット安全教室の実施・各種まちづくり活動への参加な様々な活動を行ってきました。若者へのICT支援を行っていく中で見えてきたコミュニケーションや生活習慣の課題から、「地域の連携」「子どもの健全育成」も必要だと考え、居場所事業へと発展しました。2021年より、子どもの居場所事業および放課後等デイサービス事業を開始し、子どもたちの支援を行っています。「くるくるネット」とは、いろんなものが‛‛くるくる”と回れば良い世の中になると思い名付けました。設立当時の‛‛情報格差の是正’’ ‛‛地域情報化が街を活性化する”ということから更に一歩前進し、”社会的弱者へのICTの支援”をテーマに包括的な支援を実施しています。
くるくるネットHP:https://www.npokuru2.net/
「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に162ヶ所設置され、全国500拠点の開設を目指しています。(2023年4月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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