三菱化工機、企業版ふるさと納税を活用して拠点所在地の2県に防災用品を寄付
三菱化工機株式会社(代表者:田中利一 所在地:川崎市、以下「当社」という)は、当社グループの主要拠点の所在地である茨城県神栖市および三重県の防災に役立てていただくため、企業版ふるさと納税制度※1を活用して、当社が出資しているWOTA株式会社(以下「WOTA社」という)のポータブル水再生システム「WOTA BOX」(災害時に個室シャワーとして利用可能な小規模分散型水循環システム)一式を両自治体に寄贈いたしました。4月10日(水)に茨城県神栖市「かみす防災アリーナ」にて贈呈式、7月4日(木)には三重県庁にて寄贈式がそれぞれ開催され、出席した当社代表に対して、両自治体より感謝状が授与されました。
■寄贈先自治体と当社について
鹿島工場は1970年に茨城県神栖市に開設し、水素製造装置や各種プラント用機器の設計・製作、各種産業機械の製作等、川崎製作所とともに当社の主要生産拠点の一つとして事業成長を支えてまいりました。また、四日市事業所は1961年に三重県四日市市に四日市工場として開設以来、当社の製造拠点の一つとして機器製造業および工事業務を担ってきました。2023年に全面改装し、現在は三菱セルフジェクター(三菱油清浄機)のアフターサービス部品に特化した倉庫機能および発注・発送業務の拠点として、単体機械事業の業務の一翼を担っています。
■寄贈の背景
WOTA社は、世界の水問題の構造的解決を目指して小規模分散型水道インフラ事業を進めており、全国の防災能力向上のため「WOTA BOX」(災害時個室シャワーとして利用可能な小規模分散型水循環システム)の普及を推進しています。一方、当社は「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」の中で、「水・食料」を含む解決すべき5つの社会課題と、それらの課題について当社が対応していく4つの戦略的事業領域※2を設定しています。その一つ「水・食料・自然災害等の課題解決に向けた次世代技術開発事業」において両社のビジョンは一致しており、今回、当社拠点と関係が深い自治体の防災活動を支援するため、当社は茨城県神栖市に屋外シャワーキットおよび「WOTA BOX」一式と「WOSH」(水循環型手洗いスタンド)を、三重県に屋外シャワーキットおよび「WOTA BOX」一式を寄贈いたしました。
今回の寄贈品は、災害発生時の現場での活用が見込まれています。今後も当社は、地方創生活動への支援をはじめ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。
※1:企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について
地方公共団体が取り組む地方創生プロジェクトに対して、企業が寄付を行った場合に、通常の損金算入措置による約3割の税の軽減効果に加え、さらに税の軽減措置が受けられる仕組みです。企業版ふるさと納税により、地方公共団体と企業間で新たなパートナーシップが生まれ、地方創生の動きが更に加速することが期待されています。
※2:「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」:https://www.kakoki.co.jp/ir/vision.html
【今回の寄贈品について】
WOTA株式会社公式HP:https://wota.co.jp/
ポータブル水再生システム「WOTA BOX」:https://wota.co.jp/wota-box/
水循環型手洗いスタンド「WOSH」:https://wota.co.jp/wosh/
■本リリースの取り組みを通じて、当社はSDGs(持続可能な開発目標)における次の目標に貢献します。
・目標3 すべての人に健康と福祉を
・目標6 安全な水とトイレを世界中に
・目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
・目標11 住み続けられるまちづくりを
・目標12 つくる責任つかう責任
・目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
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