NECプラットフォームズ、川崎市内の緑地保全活動を実施

～川崎市、公園緑地協会と連携　活動20回目を迎える～

NECプラットフォームズは、本年11月16日に神奈川県川崎市内の緑地保全活動として久末東特別緑地保全地区における竹林整備を実施しました。この保全活動は、川崎市役所や公益財団法人川崎市公園緑地協会と連携して2013年より実施しており、今回の活動で20回目となります。

当社は、よき企業市民として地域社会と協力し生態系・生物多様性の保全に努めており、本活動はその一環で参画しています。

■川崎市の久末東特別緑地保全地区について

1995年に指定された久末東特別緑地保全地区は、川崎市の中央部にある高津区の南部に位置する約0.8haの緑地で、「久末ふれあいの森」として久末地区に残された郷土景観や人々の憩いの空間を提供しています。当地区は植物や動物の生育・生息環境としても重要な役割を果たしていますが、多数の竹が生育しており、放置すると周囲の緑地へ竹が侵入することで他の植物が育たなくなるなど、定期的に竹林の管理を行う必要があります。

このような中、2013年5月1日に緑地保全活動がスタートし、今回で活動20回目を迎えました。

■緑地保全活動の内容

毎年春・秋の年2回、川崎市役所や公園緑地協会とともに、竹林内に日差しが入るように竹の間伐や、竹の繁殖を抑えるためのタケノコの駆除を行い、定期的な竹林整備を実施しています。竹を伐採して空いたスペースにはスイセンやムクゲなどを植えることにより、周囲の宅地と馴染む公園的な風景を形成しています。

今回の活動では川崎市役所、公園緑地協会、当社あわせて約20名が参加し、公園緑地協会の里山レンジャーの指導のもと、春先に繁殖し本来の生育地域から範囲を広げた若竹を中心に約30本の竹の伐採を実施しました。

公園緑地協会里山レンジャーによる植生の紹介

枝払い指導の様子

竹の伐採作業の様子

■川崎市建設緑政局緑政部みどり・多摩川協働推進課からのコメント

緑地は手入れが遅れると荒れ放題になり、不法投棄を誘発したり、大雨の際に倒木などで近隣住民の方に被害を与えたりしかねません。保全活動によって定期的に手入れを行うことは、安全性を含め良い環境を維持する大切な役目があります。

本活動に参加いただくことで、普段話さない組織の方とのコミュニケーションやリフレッシュの機会にもなりますので、環境教育の一環として組織文化づくりに役立ててもらい、多くの企業のみなさんに協力していただけると嬉しいです。

■川崎市公園緑地協会の里山レンジャーからのコメント

公園緑地協会は、保全活動時の道具の貸出や里山レンジャーによる作業指導のほか、里山ボランティア育成講座などを実施しています。久末東特別緑地保全地区におけるNECプラットフォームズの活動は保全管理計画の策定から積極的に関わり、作業にも自主的に、かつ楽しみながら取り組んでいただいていると感じています。

公園緑地協会と里山レンジャーのサポートで、活動が安全でスムーズに行われ、緑地の保全も進められて幸いです。

＜NECプラットフォームズの環境への取り組みについて(企業市民活動)＞
https://www.necplatforms.co.jp/company/sustainability/society/community.html

＜本件のお問い合わせ先＞

NECプラットフォームズ　環境工務統括部　

https://contact.nec.com/http-www.necplatforms.co.jp_tb_root_kankyo/index.html