株式会社BIOTECHWORKS-H2、マレーシア/廃棄物起源水素製造事業実施可能性調査事業が、経済産業省の令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択
~ 廃棄物を、燃やさずに水素へ。ペナン州を起点に、アジアの資源循環とエネルギーの地産地消をめざす実証調査を始動 ~
株式会社BIOTECHWORKS-H2(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO&Founder:西川 明秀、以下「BTW-H2」)は、2026年6月30日、マレーシア/廃棄物起源水素製造事業実施可能性調査事業が、経済産業省の令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されたことをお知らせします。
この度、採択された事業は、マレーシア国において都市廃棄物を原料とする水素製造事業の事業化可能性を、技術・経済性・規制の観点から検証し、現地の戦略パートナーとの連携を通じて商用化に向けた実現可能性を確認することを目的としています。
*令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)特設ホームページ
https://r7h-gs-hojo-web-fspoc.jp/
【背景】なぜ、いまマレーシアで廃棄物起源水素なのか
急速な経済成長を続けるグローバルサウスでは、都市廃棄物の急増と最終処分場の逼迫が深刻な課題です。一方で各国は、エネルギー安全保障と脱炭素の両立を迫られ、クリーンな水素の国産化が国家的テーマになりつつあります。増え続ける廃棄物の削減と、クリーン水素の国内供給を一つのスキームで同時に解くこと。これが、この地域がいま最も必要とする解決策です。
BTW-H2は、この二つの課題を、分別不要の混合廃棄物からの水素製造という一本の道で結びます。本FSは、その実装可能性をマレーシアで実証データに基づき検証する取り組みです。
【事業内容・実施方法】
本FSでは、マレーシア・ペナン州の都市廃棄物を対象に、(1)廃棄物の組成・量・季節変動の実測、(2)当社独自の前処理によるOPF(※)の品質とガス化適性の検証、(3)技術・経済性・規制の三側面からの事業化可能性の評価、(4)現地パートナーとの商用化に向けた連携枠組みの確立、を進めます。
BTW-H2は設備の販売事業者ではありません。廃棄物の前処理からOPF製造、ガス化、高純度水素の取得までを一貫して担う全体スキームの運営者として、本事業を主導します。
※ OPF(Optimized Processed Fuel)とは、都市廃棄物を当社独自の前処理技術で成分分析・均質化して製造する、当社固有の処理生成物です。廃棄物をそのまま扱うのではなく、ガス化に最適化した均質な原料へ転換することで、従来困難だった分別不要の混合廃棄物からの高純度水素製造を可能にします。
【技術的優位性】前処理から始まる、一貫スキーム
廃棄物からの水素製造における最大の技術的ボトルネックは、廃棄物の不均質性(水分・組成・発熱量のばらつき)にあります。BTW-H2は、7種類のIoTデバイスとAIによる成分分析で最適な混合を導き、均質なOPFへ転換することでこの壁を越えます。分別・リサイクルが難しい混合廃棄物を、そのままではなく規格化した自社生成物として扱う。ここが当社スキームの核心です。
さらにデジタルトレーサビリティ・プラットフォーム「REBORN」により、廃棄物の収集から水素製造・エネルギー利用までの全工程の物質収支とCO2排出原単位をリアルタイムに可視化します。これにより、Scope3対応やESG報告に加え、将来的なカーボンクレジットの創出・連動を視野に入れた、透明性の高い事業基盤を構築します。
【現地パートナーとの連携】
本FSは、マレーシアの現地戦略パートナーであるHUALANG ENERGY SDN BHDとの連携のもとで実施します。両社は2025年10月26日に戦略的協業契約を締結しており、本事業ではFSの共同推進から、商用化および合弁事業(JV)に向けた枠組みの具体化までを協働で進めます。
【大型実証・商用化に向けて】
BTW-H2は、国内外での実証や商業デモの取り組みを通じて、廃棄物起源水素と前処理(OPF製造)の技術を積み上げてきました。本FSは、その先にある大型実証と商用プラント建設へ向けた基盤を確立する位置づけです。当社は本事業を起点に、マレーシアでの商用化、さらにASEAN域への展開を目指し、2027年の商業プラント建設着手、2028年の本格稼働を計画しています。
【代表コメント】株式会社BIOTECHWORKS-H2 代表取締役 CEO&Founder 西川 明秀
「マレーシア・ペナン州は2022年より注力していた地域であり、今回の採択を経て本格的にペナンでの廃棄物水素化を進めていけることをうれしく思います。ペナンは様々な手法で廃棄物軽減を行っておりますが根本的な問題は解決できておらず、私たちがその礎となれることをうれしく思います。またペナンは「東洋の真珠」と古くから呼ばれておりさらに最近では「東洋のシリコンバレー」とも言われております。日本からシリコンバレー、そして東洋のシリコンバレーで私たちの廃棄物水素化を実現してまいります。」
【BIOTECHWORKS-H2について】
https://www.biotechworks.co.jp
当社は「ごみZEROプロジェクト」として、「廃棄物から水素へ、水素から再生可能エネルギーへ」というミッションのもと、透明性の高いサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。リサイクルができていない有機性廃棄物を独自の前処理最適化技術とIoTプラットフォームにより燃やさずにガス化し高純度水素を生成、その水素をさらに再生可能エネルギーとして活用するカーボンニュートラルな世界を構築します。また、IoTとAIを活用したデジタルトレーサビリティシステム「REBORN」により、廃棄物処理からエネルギー利用までの全工程を可視化し、CSR報告やScope3対応を可能にしています。大阪・関西万博出展、TIME誌掲載、複数の国際スタートアップ・コンペティションでの受賞実績を持ち、日本・マレーシア・インドネシア・ナイジェリア・オーストラリアでプロジェクトを推進中です。
■ 会社概要
株式会社BIOTECHWORKS-H2(BIOTECHWORKS-H2 Co., Ltd.)
所在地:東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前董友ビルⅡ 6階
代表者:代表取締役CEO 西川 明秀
設立:2023年7月5日
事業内容:廃棄物から水素を生成し再生可能エネルギー化する技術開発およびライセンス事業
URL:https://www.biotechworks.co.jp
■ 報道関係者からのお問い合わせ先
株式会社BIOTECHWORKS-H2 広報担当:仁谷(にたに)
E-mail:info@biotechworks.co.jp
TEL:03-5422-9702

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