共立女子大学 染織文化財の保存修復室設置へ– 伝統的な服飾文化を未来へつなぐためにプロジェクト型募金を開始
共立女子大学は、70年の伝統を持つ染織文化財の保存修復技術を継承するため、「染織文化財保存修復室」を新設。専門人材育成と貴重な文化財保存に向け、150万円を目標にプロジェクト型募金を開始します。
共立女子大学(東京都千代田区 学長:佐藤 雄一)家政学部被服学科では1950年代より約70年にわたり、日本各地の染織文化財の保存修復・復元に取り組んできました。この伝統と技術を未来につなぐため、キャンパス内に「染織文化財保存修復室」を新設します。この取り組みでは本学独自の保存修復に関する実践教育により、専門的な知識・技術を有する人材を育成するとともに、日本の染織文化財を保護する拠点として広く社会貢献していくことを目指します。本プロジェクトにおいて、施設・設備の一部をご支援いただきたく2025年11月上旬から募金を開始し、目標金額を150万円と定めました。
名 称:染織文化財保存修復室(Textile Conservation Laboratory)
設置予定日:2026年4月
設置場所:共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス 本館(東京都千代田区一ツ橋2-2-1)
本件の背景・概要
共立女子大学 家政学部 被服学科では、1950年代より約70年以上にわたり染織文化財の保存修復・復元の取り組みを続けてきました。歴代の和裁担当の教員らは全国各地の博物館・美術館、寺社仏閣が所蔵する染織文化財の調査や修復に携わり、そこで得られた知見をもとに精巧な復元作品も製作しています。こうした長年の取り組みで得られた知識と技術は現在も受け継がれています。

今後、染織文化財を修復・復元するための施設・設備を整備し、専門的な人材を育成することにより、伝統的な服飾文化を次世代に継承し、社会貢献してまいります。

募金概要
本プロジェクトは「共立女子学園プロジェクト型募金」の一環として実施され、以下の要項で寄付金を募集いたします。
募集期間:令和7年(2025年)11月上旬~令和8年(2026年)3月31日
目標金額:1,500,000円(染織文化財の修復・調査に必要な備品購入費用)
寄付単位:1口=5,000円より受付(※金額にかかわらず志のあるご支援を歓迎します)
寄付方法:クレジットカード決済、銀行振込、現金持参
※詳細は下記「寄付のお願い」ページ参照

共立女子大学博物館館長/家政学部 被服学科 田中淑江教授コメント
「本学では半世紀以上にわたり、日本の染織文化財の保存修復・復元に尽力してきました。その中で培った高度な和裁技術と歴史・科学の文理融合的側面から、染織文化財を未来につなぐ人材を育成することも私たちの使命です。この度設置する『染織文化財保存修復室』は、そうした知見を集結して次のステージへ進むための拠点です。歴史ある染織文化財にもう一度命を吹き込み、学生たちがその技を受け継ぎ発展させていく場として充実させたいと考えています。ぜひ本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、温かいご支援を賜れますと幸いです。」

▶関連リンク
共立女子大学「プロジェクト型募金」公式ページ(本プロジェクトの詳細案内ページ)
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/emergency/detail.html?id=5828
共立女子大学 家政学部 被服学科 公式サイト(染織文化財コース紹介ページ)
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/undergraduate/kasei/hihuku/
動画
・meet your art アート講座 (丸紅ギャラリー)
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【修復・復元】
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【その他】
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