年間100万頭に上るペットとの別れに向き合う、葬祭用品メーカーの新事業。グリーフケアアプリ「コノコト」
動物医療グリーフケアの第一人者・阿部美奈子氏と共同開発!50の質問で、別れの前から飼い主とペット双方の気持ちを支える。2026年8月20日(木)より提供開始
三和物産株式会社(本社:石川県金沢市 代表取締役:西河誠人)と、あらゆるビジネスや製品・サービスのフラッグシップをデザインの力で開発・支援する株式会社kenma(本社:東京都新宿区、代表取締役:今井裕平)は、ペットとの別れに起因する不安や悲しみを抱える方に向けたグリーフケアアプリ「コノコト」を、2026年8月20日(木)より提供開始いたします。(コノコト公式サイト:https://konokoto.net)

2025年の全国の犬・猫の推計飼育頭数は、合わせて約1,567万頭に上ります※1。また、飼育頭数とそれぞれの平均寿命から単純計算すると、1年間に亡くなる犬・猫は約100万頭に相当すると推計されます※2。同年に亡くなった日本人が約159万人であることを踏まえると※3、ペットとの別れも人との別れに迫る規模で生じていることがうかがえます。
一方で、人が亡くなった際には忌引休暇をはじめとした気持ちを整理するための制度がある中、家族として暮らしてきたペットとの別れについては今なお個人の問題として捉えられるケースも少なくありません。
葬祭用品メーカーとしてこれまで人との別れに向き合ってきた三和物産は、ペットとの別れに関する悩みや不安の声にもお応えするべく、動物医療グリーフケアの第一人者である阿部美奈子氏とともにグリーフケアアプリ「コノコト」を開発しました。グリーフとは、「大切なものを失ったとき、または失うかもしれないと感じたときに生じる不安や悲しみ」のことを指します。コノコトを通して高齢のペットと暮らしている方やペットロスに悩む方が、ペットとの時間をより大切に過ごせるようサポートします。
コノコトには、5つの機能が備わっています。動物医療グリーフケアの考え方に基づいて考えられた50の質問に答えながらペットとの思い出を振り返る「質問」、その日の気持ちを記録する「今の気持ち」、ペットとの写真を整理・保存する「アルバム」、想いを言葉に残す「手紙」、ペットとの歩みをまとめる「ヒストリー」を通じて、自身の感情を整理しながらペットとの関係を見つめ直すことができます。
今後は全国の動物病院を中心に、ペット葬儀社やペット販売店などとも連携しながら本サービスを必要としている方へ届けていく予定です。また、アプリ内だけではなくオフラインイベントなどを通じて、ペットとの別れやグリーフケアについて考えるきっかけとなる場の提供も進めてまいります。
※1 一般社団法人ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査
※2 一般社団法人ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」の推計飼育頭数をそれぞれの平均寿命(犬15歳、猫16歳)で除して算出した参考値
※3 厚生労働省「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)」
コノコトについて
本アプリでは、飼い主だけでなく、ペット視点でのグリーフケアという考え方も取り入れています。ペットが病気になった際、飼い主の不安や悲しみが表情や態度を通じて伝わることで、ペット自身も不安を感じてしまうケースがあるとされています。「コノコト」は、飼い主がその日の気持ちや感情の変化を理解し、整理できるようサポートすることで、飼い主とペットの双方がより良い時間を過ごせる環境づくりに貢献します。

1. 動物医療グリーフケアの考え方をもとにした「50の質問」
本アプリは、動物医療グリーフケアの第一人者である阿部美奈子氏の監修のもと開発されました。利用者は50の質問に答えることで、自身が抱える不安や悲しみ、後悔、感謝などの感情を整理しながら、ペットとの関係性や向き合い方を見つめ直すことができます。
2. 気持ちを記録し、自分自身の変化を振り返る「今の気持ち」
その日の気持ちや感情を記録できる機能です。日々の感情の変化を可視化することで、自分でも気づいていなかった心の状態を把握し、ペットとの時間をより大切に過ごすきっかけを提供します。
3. 思い出を残す「アルバム」
ペットとの日常や特別な瞬間を、写真や動画で記録できる機能です。何気ない日々の思い出を振り返りながら、ペットと過ごした時間の価値を改めて見つめ直すことができます。
4. 想いを言葉にする「手紙」
ペットへの感謝や伝えたい気持ちを自由に書き残せる機能です。言葉として残すことで、自分自身の気持ちを整理しながら、ペットとの関係を改めて見つめ直すきっかけを提供します。
5. ペットとの歩みを振り返る「ヒストリー」
出会いから現在までの出来事や思い出を時系列で整理できる機能です。ペットとの関係性を改めて振り返ることで、かけがえのない時間の価値を再認識する機会を提供します。
アプリ概要
サービス名:コノコト
提供開始日:2026年8月20日(木)
料金:¥980(税込)/月 ※一部機能は無料で利用可能
対応環境:iOS/Android
公式サイト:https://konokoto.net
主な機能:50の質問、今の気持ち、アルバム、手紙、ヒストリー
監修:阿部美奈子氏
コノコト監修者より

阿部 美奈子氏(獣医師・動物医療グリーフケアアドバイサー)
このコと出会った日の喜びや感動も、過ごした月日とともに『当たり前の幸せな毎日』になっていきます。日常の中では、そのかけがえのなさに改めて気づくのは難しいものです。けれど、このコの病気などで日常が揺らいでしまうことがあります。そんなとき、心のケアがないと不安や心配(グリーフ)に飲み込まれ、今までのように笑顔で過ごせなくなってしまうのです。ただ真っ直ぐに生きるペットにとって、おうちと飼い主であるあなたは唯一の『安全基地』です。だからこそ、大好きなあなたが笑顔ではなくなってしまうこと自体が、ペットのグリーフになってしまいます。
このコを守るためには、まず『自分自身のグリーフケア』をすることが大切です。あなたが笑顔を取り戻し、このコとの暮らしを全うする。それ自体が、このコへの最高のプレゼントになるのです。
これまでに『このコ目線』のグリーフケアについて、『犬と私の交換日記』、『猫と私の交換日記』の2冊の書籍でお伝えしてきました。その内容を収録し、スマホでいつでも向き合えるように誕生したのが、アプリ【コノコト】です。こんなにこのコを愛してきたのだから、ペットロスは必ず訪れます。だからこそ、このコと今まで過ごしてきた思い出をお守りに『このコと一緒に毎日を続けていく』。コノコトが、そんな安心を感じられるお守りのようなアプリになってくれたらと思っています。
今後の展望
今後は全国の動物病院を中心に、ペット葬儀社やペット霊園、ペット販売店などとも連携しながら、サービスを必要としている方へ届けていく予定です。また、アプリ内でのサポートにとどまらず、オフラインイベントやセミナーなどを通じて、ペットとの別れやグリーフケアについて考えるきっかけとなる場づくりも進めてまいります。
これらの取り組みを通じて、ペットとの別れについてより自然に語り合い、支え合うことができる社会の実現を目指します。さらに、2031年までに国内のペット飼育者約1,000万人のうち、1割にあたる100万人への利用拡大を目標としています。
三和物産について
「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」をミッションに掲げる葬祭用品メーカーです。死や別れがタブー視される傾向にある日本の現状に対して「死生観のリデザイン」を掲げ、死から生をポジティブに考えてもいい社会をつくることを目的に、日々様々な取り組みを行っています。
<三和物産の取り組み>

棺になる人生最後のベッド「ラストベッド」の開発
出棺時にベッド型から棺型へと姿を変える「ラストベッド」は、これまでとは少し異なる、新しい別れのかたちを提案する棺です。棺の側面を180度外側に開くことができるため、大切な人のそばに、身体的にも心の面でもこれまで以上に近づくことができます。「ありがとう」「お疲れさま」といった感謝や敬意の言葉を自然に伝え、最後まで温かなつながりを感じながら見送るといった新しい別れのあり方を提案しています。

人生のヒントを見つける体験型イベント「死ンキングナイト」
三和物産が推進する「死生観のリデザイン」の一環として、誰にでも訪れる“終わり”を考えることで、人生のヒントを見つけることを目的とした体験型イベントです。第3回目となる死ンキングナイトは、東京・渋谷にある【東京カルチャーカルチャー】で開催。来場者はドリンクを片手に「死ンキング16タイプ診断」や「入棺体験」、京都芸術大学の学生とのコラボアプリ「いのちのろうそく」などを体験しました。死ンキングナイトは、今後も定期的に開催を予定しています。

骨壺アートフェア「A・LIFE・FROM・DEATH ― 死を日常に取り戻す、アートとしての骨壺展 ―」
「死を感じる場を日常へ」というコンセプトのもと、葬祭用品メーカーの三和物産と、工芸をアートとして提案するB-OWNDが共同開催したアートフェアです。会場では、国内外で高い評価を得る9名のアーティストによる「骨壺」をテーマにした、17点のアート作品を展示・販売しました。
骨壺は「特別な場所に置くもの」、「日常とは距離のある存在」と捉えられることが多い葬祭用品です。本展では遺骨を納めるための道具という機能を超え、日々の暮らしを豊かに彩る鑑賞の対象となるような、アート作品としても楽しむことのできる新しい骨壺を揃えました。
会社概要

社名:三和物産株式会社
事業内容:葬祭用品の製造販売
代表者:西河誠人(代表取締役)
本社所在地:〒920-0031 石川県金沢市広岡3丁目1番1号金沢パークビル9F(金沢本社)
支社:東京支店、大阪支店、福岡支店、名古屋工場、神奈川工場、札幌営業所
創業:1959年4月9日
株式会社kenmaについて

「日本の中小企業を脱下請け化させる」デザインと戦略立案のプロフェッショナル集団。代表取締役の今井裕平が神戸大学大学院を修了後、安井建築設計事務所、日本IBM、電通コンサルティングを経て、2016年に株式会社kenma創業。
企業の見過ごされた強みを発掘して、その会社の看板商品・サービスを創り出す「フラッグシップデザイン」を提唱。代表作のメモがわりに使えるリストバンドwemoは100万本を超える大ヒットを記録。その他、コクヨ初の賃貸住宅事業「THE CAMPUS FLATS Togoshi」、吸水スポンジタオル「STTA」、伊勢茶ボトルレンタルサービス「朝ボトル」など、数字で成果を示すことにこだわり、これまでにないユニークな商品・サービスを仕掛けている。
グッドデザイン賞をはじめ、IAUD国際デザイン賞、フェーズフリーアワードなど社会課題解決を対象としたデザイン賞を多数受賞。2024年「ヒット商品を次々と生み出すデザイン会社」として、テレビ東京『カンブリア宮殿』に出演。2025年2月初めての著書『すごいアイデア』(祥伝社)が刊行される。
会社名:株式会社kenma
本社:〒162-0814 新宿区新小川町8-24-1 実森ビル3F
代表者:代表取締役 今井 裕平
事業内容:デザイン・ビジネスコンサルティング、ブランド・製品・サービス・空間デザイン
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