【推し活の魅力ランキング】推しがいる男女337人アンケート調査
推し活の魅力に関する意識調査
株式会社 R&G(埼玉県さいたま市、代表:吉田 忠義)は、推しがいる337人を対象に「推し活の魅力に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
推しのいる生活は楽しいですよね。新しい情報にワクワクしたり、推しの言葉に励まされたり、同じ熱量の仲間と語り合ったり…そんな時間は、推し活の醍醐味なのではないでしょうか。
そこで今回、株式会社R&G( https://r-andg.jp/ )は、推しがいる337人に「推し活の魅力」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、公認心理師、臨床心理士でLe:self( https://leself.jp/ )代表の藤本志乃氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL( https://r-andg.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:推しがいる人
調査期間:2024年12月24日~2025年1月7日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:337人(女性233人/男性104人)
回答者の年代:10代 0.9%/20代 24.9%/30代 37.1%/40代 23.7%/50代以上 13.4%
【調査結果サマリー】
・推し活の対象1位は「国内アイドル」
・推しの魅力は「人柄」
・推し活の楽しみ方1位は「イベントに参加する」
・推し活の幸せは「楽しそうな推しを見る」
・推し活で得られたものは「充実した生活」
推し活の対象1位は「国内アイドル」

推しがいる337人に「推し活の対象」を聞いたところ、もっとも多かったのは「国内アイドル(24.2%)」、次ぐ2位はミュージシャン・バンド・パフォーマンスグループといった「アーティスト(17.2%)」でした。実在の人物を推している人が多いとわかります。
一方で、アニメ・漫画のキャラクターや企業キャラクターなど、フィクションの存在を推している人も。実在・非実在を問わず、さまざまな対象が推し活の対象になっていることがうかがえます。
推しの魅力1位は「人柄」

自分の推しのどこに「魅力」を感じるか聞いたところ、1位は「人柄(41.8%)」でした。2位「外見(38.0%)」、3位「プロとしての力量(30.0%)」と答えた人も多くなっています。
全体としては、外見よりも内面やスキル・成果を重視している人が多いとわかります。ただ、「外見や曲から入ったけど、次第に人柄も好きになった」という人も多数。
推し活で推しのことを深く知っていくうちに「外見も好きだし性格もいいし、もう全部好き」となる人も多いと推測できます。
<1位 人柄>
・人柄。天然なところがあるのでよくおかしな言動をしますが、努力家でファン思いなところが一番の魅力だと思っています(20代 女性)
・はじめはビジュアルから入りましたが推し活が長くなり今では人間性だと思います。敬愛しています(50代以上 女性)
努力家、誠実、元気で明るいといった人柄に惹かれ、推している人が多数。
今はSNSやライブ配信で、芸能人やインフルエンサーの人柄が見られる時代です。そのため外見が好みでも「性格がちょっとな」と思うと、長くは推せないのかもしれません。
また「ファン思い」「SNSの更新が頻繁」という声も複数あり、ファンを大切にし楽しませようとする人柄も大切だとわかりました。ファンを大切にしてくれる推しなら、応援していて報われたと感じるので、ますます応援したくなりますよね。
<2位 外見>
・可愛い表情と、お人形みたいなスタイル。最近大人っぽくなってるのがさらに魅力的(40代 女性)
・キャラクターたちのデザインがとても可愛い(30代 女性)
・見た目の美しさ(50代以上 男性)
推しの外見に惹かれる理由は、顔だけでなくスタイルや表情など様々です。
「好みの外見」がきっかけで関心を持つ人もいれば、「憧れ」や「なりたい外見」として魅力を感じる人もいました。
またキャラクターであれば、「見るだけでほっこりする」など、かわいらしさに癒されるという声も寄せられました。
<3位 プロとしての力量>
・「歌」「ダンス」「演技」すべてが好きだから。ミュージカルに必要な3つが揃っている(20代 女性)
・とんでもなく歌が上手いこと(40代 男性)
・常識を覆すような実力(50代以上 男性)
パフォーマンスを目にして魅了されたり、身体能力やパワーに感心したりして、推し活を始めた人もいるとわかりました。
例えば複数人のメンバーがいるアイドルの場合、ダンスや歌のスキルが目を引いたメンバーに注目し、好きになることもあるでしょう。グループ全体でまとまったパフォーマンスをしていれば、いわゆる「箱推し」になる可能性もあります。
<4位 トーク力>
・トークが上手く、ソロイベントなどでの喋りがとても面白い(20代 女性)
・イケボで話も面白い(30代 女性)
トークの面白さや話し方に惹かれて推している人も多くなりました。
例えばアイドルやお笑い芸人などの芸能人なら、インタビューを受けたり、バラエティー番組で話したりすることがあります。またライブ配信やイベントでファンと交流するときに、トークが面白いと盛り上がります。
推しの話を聞いて楽しい気分になれるので、魅力を感じる人も多いとわかりました。
<5位 作品の良さ>
・曲がいい。歌詞がいい(30代 女性)
・歌詞に出てくる言葉が激アツで、心に響くところ(30代 男性)
・出演している作品の素晴らしさ(50代以上 男性)
とくにアーティストを推している人からの回答が多くなっています。そのため作品の内容としては、楽曲や歌詞が挙げられました。
よい楽曲は心の支えになったり、刺激をくれたりします。心を揺さぶられたり励まされたりするため、推し続けている人もいるとわかります。
推し活の楽しみ方1位は「イベントに参加する」

推し活の楽しみ方としては「イベントに参加する(46.3%)」がダントツ人気。「推しを直接感じられる体験が最高」と感じている人が多いようですね。
一方で、グッズ購入や動画・SNSで楽しむ人も多く、推し活のスタイルはさまざまであることもうかがえます。
では、上位3位までの口コミを紹介します。
<1位 イベントに参加する>
・お笑いの単独ライブを見に行くこと(20代 男性)
・試合を観に行って、彼のいろんな表情をただひたすら見つめる(40代 女性)
・毎年、ライブに参加する。地方へも行く(50代以上 女性)
「コンサートやファンミーティングに行く」「試合や練習を見に行く」などです。推しに実際に会ったり、推しと同じ空間にいることで楽しさを感じている人が多いのですね。
また、推しを応援するファンとの交流も大きな楽しみだという声も。イベントにはたくさんのファンが参加するので、ファン同士が交流する場にもなっているとわかります。
<2位 グッズを購入する>
・グッズを集めて、増えてゆく棚が幸せ(20代 女性)
・グッズ集め。とくにアクスタが好きです(40代 男性)
・グッズを集めて部屋に飾ったり持ち歩いたりすること(50代以上 女性)
グッズを集め、部屋の中や持ち物に推しが増えていくことを楽しんでいる人も。
「新作グッズが出たときに、どれを買うか吟味するのが楽しい」「グッズが少ないので、集めるのが楽しい」という声もあり、グッズひとつでもさまざまな楽しみ方があるとわかります。
<3位 動画を見る>
・動画を見ているのが楽しい(30代 男性)
・YouTubeでミュージックビデオやコンテンツを視聴する(40代 女性)
アイドルを推している人からの回答が多数。
最近ではアイドルが自分のYouTubeチャンネルをもち、さまざまな企画動画やパフォーマンス動画を投稿しています。YouTubeであれば無料で楽しめるので、ファンにとっては嬉しいですね。
推し活の幸せは「楽しそうな推しを見る」

推し活で感じる幸せの1位は「楽しそうな推しを見る(21.7%)」、2位は「推しの活躍を喜べる(18.4%)」でした。
「推しが楽しんでいること」や「推しの活躍」を我が事のように喜べる点に幸せを見出している人が多くなっています。推しの感情を共有し、ポジティブな気分になれるのが推し活で得られる幸せの大きな要素なのですね。
また大好きで憧れの存在である推しですから、姿を見たり推しの声を聞いたりするだけで幸せを感じる人も。恋愛に似たような幸福の感じ方だと考えられます。
<1位 楽しそうな推しを見る>
・推しが楽しそうにしているのが嬉しい。もし推しがゲーム実況を止めてしまっても、どこかで笑っていてくれるなら、それだけで構いません(20代 女性)
・推しが笑顔でいてくれるだけで、幸せをもらえます(40代 男性)
・結構辛いことの多かった推しなので、幸せそうな笑顔が見れたときは、私も幸せを感じます(50代以上 女性)
推しが元気そうに笑顔で活動したり話したりする姿を見るだけで、自分も幸せになるという人が多数。推しの「下積み時代の辛いエピソード」などを知っていると、ファンの安堵に似た喜びもより大きくなるようです。
ポジティブなエネルギーを周りに与えられる人やキャラクターだからこそ、多くのファンから推してもらえると考えられます。
<2位 推しの活躍を喜べる>
・推しの新しい仕事が決まったときに、幸せを感じます(30代 女性)
・推しの活動を応援し、彼が新しい挑戦に成功する姿を見ると、共に喜びを感じられることが幸せです(40代 男性)
・推しのチームが勝ったときの高揚感(50代以上 男性)
推しが活躍すると、ファンも一緒に大きな喜びを感じます。例えば、芸能人なら大きな仕事が決まったときや賞を受賞したときなど、アスリートならいい成績を残したときや所属チームが勝ったときなどですね。
推しが活躍することで幸せを感じるとともに、「自分も頑張ろう」と思える人もいます。
<3位 ただ姿を見るだけで幸せ>
・推しの顔を見られる(20代 男性)
・推しを見るだけで癒されて、幸せと感じます(30代 女性)
・SNS露出の少ない人なので、ドラマや映画の公式サイトに前触れもなく出てくるととてもテンションが上がる(40代 女性)
推しの姿を見るだけで幸せを感じるのは、存在そのものがファンにとって特別だからでしょう。予期せぬ登場に喜ぶ声もあり、推しが日常の活力源となっていることがうかがえます。
<4位 推しのパフォーマンスを見る>
・パフォーマンスをしているときが一番輝いているので、パフォーマンスを見てドキドキしているのが幸せです(30代 女性)
・パフォーマンスを見て、エネルギーをもらえること(40代 男性)
・普通の人なら絶対真似できない圧倒的なパフォーマンスやかっこよさを見て、唯一無二の存在を推せていることに幸せを感じます(50代以上 女性)
パフォーマンスに魅力を感じている人からの回答が多数。
パワフルなダンスや歌からはエネルギーをもらえます。アイドルやアーティストならステージを大切にしているので、推しのスキルや努力が発揮される場になっていて、ファンも感動するのだと考えられます。
また推しのパフォーマンスを見て「同時代に生きていることを感謝する」という人もいました。
<5位 推しの存在を身近に感じる>
・リアルタイムの配信を見ることで、推しと同じ時間を過ごしてる気がする(20代 女性)
・推しと一緒になってゲームを楽しんでいる気持ちになること(30代 女性)
・楽しい時間を共有していること(40代 男性)
ひと昔前の芸能人は「雲の上の存在」というイメージだったかもしれませんが、今はSNSやファンミーティングなどで推しとファンの距離は近くなっています。
例えば推しが活動しているエリアの近くに住んでいなくても、ライブ配信やSNSなどで、リアルタイムの推しを感じられます。そのためライブ配信を見ているときやイベントで同じ空間にいるとき、推しの存在を身近に感じることで幸せを感じている人もいました。
推し活で得られたものは「充実した生活」

推し活で得られたものを聞いたところ、圧倒的1位は「充実した生活(38.6%)」でした。2位「推し活友だち(22.0%)」、3位「生活のモチベーション(11.6%)」が続きます。
推し活は単なる趣味を超えて、生活そのものを充実させる力があることがわかります。推し活を通じて仲間ができたり、日々のモチベーションが上がったりと、心の支えになっている人が多いようですね。
<1位 充実した生活>
・次はどんなことをするのか楽しみで、生活に潤いをもたらしてくれます(20代 女性)
・仕事終わりの楽しみができた(30代 女性)
・「充実感「「喜び」「幸福感」や行動範囲の広がり(50代以上 男性)
推し活をしていると、外出の機会や楽しみが増えて、生活が充実します。推し活をするまでは無趣味だった人も、推し活という趣味を得て生活が充実したと感じていました。
<2位 推し活友だち>
・推し活を通じて、同じ人を推す仲間との交流ができたり一緒に遊んだりと、交友関係の幅が広がった(40代 男性)
・一人で楽しんでいましたが、ファンクラブを通じて仲間が増え、同じ時間を共有して楽しめました(50代以上 女性)
イベントやSNSなどを通じて、推し活友だちができた人もいます。学校や職場ではつながらないような人と友だちになれるのも、推し活の魅力だとわかります。
また「親子で共通の趣味をもてた」という人もいて、親子が推し活友だちのようになり、親子関係が充実することも伺えます。
<3位 生活のモチベーション>
・推しの活躍を通して「自分も頑張らなくては」というモチベーションを得られる(30代 女性)
・好きな人がいると、仕事の辛いことも乗り越えられる(40代 女性)
推し活をするのにはお金がかかりますから、「推し活にお金をかけるために、ちょっと仕事が辛くても頑張ろう」と思いやすくなります。
また推しが成績やパフォーマンスのために頑張っている姿を見ると、刺激されて「自分もやらなきゃ」と思う人も多数いました。
<4位 前向きな気持ち>
・嫌なことがあってもポジティブ思考になれた(20代 男性)
・推し活をしているときは、気分が下がるような出来事や人のことは全部忘れられる。沈んでいた気持ちが明るくなって、幸せな気分で過ごせます(30代 女性)
・不安な気持ちが解消された(40代 女性)
推し活をしているときは幸福感を得られてポジティブな気持ちになれます。また「推しが発した言葉」「歌詞」「推しが頑張っている姿」などに刺激を受けて、物事を前向きに捉えられたり、前向きに行動できたりするようになった人も。
推し活にはファンの考え方や行動を変える力があるとわかります。
<5位 ストレス解消の手段>
・悩み事があっても、すっきりできるようになりました。ストレス発散の方法を得られました(30代 男性)
・日頃のストレスの解消につながっている(40代 男性)
・よく笑うようになりストレスが減った(50代以上 女性)
推し活がストレス解消になっている人も多いとわかります。推しを見てドキドキしたり、イベントで興奮して騒いだりすることが、いいストレス解消になるのですね。
また「毎日の癒し」という人もいて、仕事や人間関係で辛いときに、推し活が救いになっていることもわかります。
まとめ
推し活をしている人にとって、推しの存在は生活の一部であり、日々の活力となっています。
ライブやイベントで直接会えたとき、新情報が解禁されたとき、推しの言葉に励まされたときなど、さまざまな瞬間に幸せを感じていることがわかりました。
推しがいることで、毎日が楽しくなり、前向きな気持ちになれる。推し活は、日常にときめきと活力を与えてくれる大切な存在となっているようです。
■藤本志乃氏の考察
推しを応援することは、楽しみや生きがいを見出し、ストレス対処(コーピング)の一環として機能することが考えられます。
また、推しの存在は「安全基地」として働き、日常の不安や孤独感を和らげる効果をもたらします。安全基地とは、心理学において「安心して自分らしくいられる場所や存在」を指し、推しの存在が心の拠り所となることで、日々の活力を得る人も多いでしょう。
さらに、「推しを応援する仲間」とのつながりは、社会的サポートを強化し、心の安定にもつながるかもしれませんね。
▼監修者紹介

藤本 志乃
公認心理師、臨床心理士
早稲田大学人間科学部健康福祉学科、同大学院人間科学研究科卒業後、荒川区教育センター、東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科にて心理士として勤務。
その後、日本赤十字社医療センター腎臓内科心理判定士を経て、2020年にオンラインで心のサービスを提供するLe:self(リセルフ)を創業。
企業でのメンタルヘルス研修など予防的な心のケアに関する講演、コンテンツ作成などにも多く携わる。
著書:あふれる「しんどい」をうけとめる こころのティーカップの取り扱い方( https://amzn.asia/d/8MdANaQ )
公式ホームページ:https://leself.jp/
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■株式会社R&Gについて
株式会社R&Gは埼玉県大宮を拠点に製造業、物流業、通訳、機械系エンジニア等に特化した人材派遣サービスを提供しています。一般の派遣会社と違い留学生等の外国人派遣でご案内しております。あわせて外国人の生活を来日から就職・その先まで一貫したサポートも行っています。
※事業内容の詳細はこちら
https://r-andg.jp/business.php
■会社概要
社名 : 株式会社 R&G
所在地 : 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-51-1 三石ビル4F
代表者 : 吉田 忠義
創業 : 2015年9月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 人材派遣業・人材紹介事業・コンサルティング業
URL : https://r-andg.jp/company.php
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