偏った食生活はうつ病の発症リスクを1.5倍に高める⁈うつ病治療と食生活の改善に関する実態調査【2025年版】

うつ病治療と食生活の改善に関する調査

一般社団法人徳志会

2025年6月28日 10時00分

一般社団法人徳志会（所在地：東京都品川区、代表理事：河口雅弘）は、心療内科・精神科クリニックである新宿心療内科よりそいメタルクリニック（新宿駅東口徒歩3分）横浜心療内科よりそいメタルクリニック（横浜駅西口徒歩2分）柏心療内科よりそいメンタルクリニック（柏駅徒歩0分、2025年8月オープン予定）を運営し皆様のメンタルヘルスをサポートしております。今回はうつ病治療と食生活の改善に関する調査を実施したので、その結果を紹介します。

帝京大学が行ったうつ病と食生活に関する研究によると、エネルギーやアルコールの過剰摂取などの偏った食生活は、メタボリック症候群、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを高めることになり、こうした疾患はうつ病の発症リスクを約1.5倍高めることが報告されています。

うつ病といえば、薬物療法や精神療法などが治療として行われることが一般的ですが食生活の改善も症状のスムーズな回復のためには重要です。一般社団法人徳志会は全国の社会人（うつ病経験者）を対象に、うつ病治療と食生活の改善に関して深く理解するために調査を実施しました。

【調査概要】　

「うつ病治療と食生活の改善に関するアンケート」

調査期間：2025年6月1日～2025年6月20日

調査機関：一般社団法人徳志会（自社調査）

調査対象：全国の社会人（うつ病経験者）

有効回答数：157サンプル

調査方法：インターネット調査

全国のうつ病経験者を対象に、うつ病に食生活が関係することを知っているか調査しました。

その結果、約8割の方がうつ病に食生活が関係することを知らないと回答しました。

うつ病治療期間中に行った治療について調査しました。

その結果、「薬の服用」「精神療法（カウンセリングなど）が多いことが分かりました。

うつ病経験者に対して、うつ病治療中に食生活の改善を行ったか調査をしました。

その結果、うつ病治療中に食生活の改善を行った方は16%と低いことが分かりました。

うつ病経験者の方に対して、うつ病の再発を抑えるためにしていることを調査しました。

その結果、「十分な休暇」「リフレッシュ」が多いことが分かりました。

うつ病経験者に対して、うつ病と食生活の関係を知って今後食生活の改善に取り組みたいか調査しました。

その結果、約9割の方はうつ病の再発防止のために食生活を改善していきたいと回答しました。

今回は、うつ病治療と食生活の改善に関する実態調査を行いました。全国のうつ病経験者を対象に調査を行った結果、約8割の方は食生活の乱れとうつ病に関係があることを知らないことが分かりました。

また、うつ病治療期間中に食生活の改善を行った方は16%と低く、うつ病治療に食生活の改善を取り入れている方も少ないことが明らかとなりました。

クリニックで処方される薬の服用や精神療法だけでなく、日頃の食生活の改善もうつ病のスムーズな回復や発症リスクの低下につながります。

バランスの良い食事やエネルギーの過剰摂取に気をつけて、日頃の食生活を整えていくことがこころの健康を維持するために大切となります。

日常のストレスを我慢していると、こころの健康に大きな悪影響を与えてしまいます。もしも生活を送るなかでこころに不調を感じた場合は、早めに心療内科・精神科クリニックに相談することが大切です。

適応障害やうつ病などの精神疾患は重症化すると最悪のケースで命に関わる行動につながる恐れがあります。

そのため、強いストレスや気分の落ち込みなどこころの不調を感じた際は早急によりそいメンタルクリニックに相談してください。

カウンセリングを通して心の状態を観察し、きめ細やかなメンタルヘルスのサポートを提供させていただきます。

早め早めの行動が自身の心の健康を守ることにつながります。

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