丸文、AIコミュニケーションロボットKebbi Airの教育市場への本格展開を始動

体験会で満足度100％を達成、1台を多人数で共有できる運用効率を実証

丸文株式会社

2025年12月23日 11時49分

エレクトロニクス商社の丸文株式会社（代表取締役社長兼 CEO / COO：堀越裕史、本社：東京都中央区、以下、丸文）は、教育市場への本格参入を見据え、八王子市を拠点とするプログラミング教室テラコミ（運営：株式会社FreeStyle）で、AIコミュニケーションロボットKebbi Airを活用したプログラミング体験会を実施しました。本体験会は、教育市場参入にあたっての第一歩として位置づけられ、わずか1時間の実施にも関わらず、参加した生徒および保護者から満足度100%の評価をいただきました。

【実施の背景】

小学校におけるプログラミング教育の必修化以降、子どもたちの論理的思考力や創造性を育む教育ツールへの需要が高まっています。特にロボット教材は、具体的なモノを動かすという点で子どもたちの学習への興味・関心の向上を引き出すことができる反面、多人数での効率的な授業運営や、教材を最大限に活用し続けるための運用面での工夫が求められていました。

そこで、今回は生成AIを活用した会話能力と高いカスタマイズ性が特長のKebbi Airを用いて、地域密着型のプログラミング教室テラコミ様の協力のもと、実証および体験会を行いました。

【プログラミング体験会の内容：社会課題解決型学習】

プログラミング体験会では、実社会での活用を意識した「社会課題解決」をテーマに設定し、ビジュアルプログラミングツールRoflow（ローフロー）を使用して学習を行いました。

ロボットとの対話（アイスブレイク）

Kebbi Airとのふれあい（頭や体を撫でる、ダンスを見る）を通じたロボットへの親近感の醸成。
プログラミングの基礎

「顔を触ったら挨拶」「お腹を触ったら進む」など、トリガー（きっかけ）とアクション（動作）の基礎を習得。
応用課題（社会課題解決）

「レストランの店員さんになろう」をテーマに、挨拶から注文受付までの実践的なプログラム作成。

【実施後の成果・評価】

評価項目	結果・詳細
参加者満足度	達成感と自立性の向上お子様・保護者様ともに100%の高評価。子どもたちが自らの手で試行錯誤し、意図通りにロボットが動いた瞬間の達成感が満足度の源泉に。講師に頼りきりになるのではなく、楽しみながら自立的に学ぶ姿勢が強く見られました。
運用効率	限られた機材での効率的なグループ学習 1台のロボットを5〜6名の生徒で共有可能であることを確認。Kebbi Airは複数のPCからの接続・プログラム送信をスムーズに受け付けることができるため、1人1台のロボットを用意しなくても、グループ内で交代しながらストレスなく学習を進めることが可能です。これにより、生徒数に対する機材の必要数を抑え、効率的な授業運営を実現できる可能性を確認できました。
教育的効果	強い成功体験と実用性の理解画面の中だけでなく、目の前のロボットが自分の指示通りに動くという物理的なフィードバックが強い成功体験を与え、自己効力感を向上。また、社会課題解決のテーマを通じ、AI技術を活用したロボットの実社会での活用イメージを具体的に持つことができました。

評価項目

結果・詳細

参加者満足度

達成感と自立性の向上

お子様・保護者様ともに100%の高評価。子どもたちが自らの手で試行錯誤し、意図通りにロボットが動いた瞬間の達成感が満足度の源泉に。講師に頼りきりになるのではなく、楽しみながら自立的に学ぶ姿勢が強く見られました。

運用効率

限られた機材での効率的なグループ学習

1台のロボットを5〜6名の生徒で共有可能であることを確認。Kebbi Airは複数のPCからの接続・プログラム送信をスムーズに受け付けることができるため、1人1台のロボットを用意しなくても、グループ内で交代しながらストレスなく学習を進めることが可能です。これにより、生徒数に対する機材の必要数を抑え、効率的な授業運営を実現できる可能性を確認できました。

教育的効果

強い成功体験と実用性の理解

画面の中だけでなく、目の前のロボットが自分の指示通りに動くという物理的なフィードバックが強い成功体験を与え、自己効力感を向上。また、社会課題解決のテーマを通じ、AI技術を活用したロボットの実社会での活用イメージを具体的に持つことができました。

プログラミング体験会の詳細

【今後の取り組みについて】

今回のプログラム体験会を通じて、Kebbi Airが教育現場の課題を解決し、高い教育効果を両立できる次世代の教材となる可能性を確認できました。当社は先端技術を発掘・提供するだけでなく、それらを使いこなす次世代の育成も企業の重要な使命であると考えています。今後は本実証・体験会で得られた知見を活かし、教育機関やプログラミングスクール等への導入支援を本格化させるとともに、子どもたちが先端技術に触れ、論理的思考や創造力・表現力を育める環境づくりを推進してまいります。

【テラコミ教育事業部長様のコメント】

プログラミングスクールとして、生徒一人に一台のロボット導入はコスト面から躊躇しておりました。しかし今回の体験会を通じて、Kebbi Airであれば1台で5〜6名の生徒にレッスンが可能であると分かりました。他のロボット教材ではここまでスムーズに複数台PCからデータ送信ができるものはなく、小中高の情報授業など、教育現場での活用が十分に期待できると実感しました。今後の教育業界でKebbi AirがAIロボット教材として活躍する姿が目に浮かびます。

【丸文担当者のコメント】

今回の体験会で何よりも印象的だったのは、子どもたちが自立してどんどんプログラムを組み、試行錯誤を楽しんでいる姿でした。「自分が作ったプログラムで、目の前のロボットが実際に動く」という物理的なフィードバックが達成感につながり、強いモチベーションになっていました。今後は、高齢者支援や接客といった「社会課題解決」のテーマにも継続的に挑戦してもらい、子どもたちの無限の可能性を引き出すお手伝いができればと考えています。