COPD(慢性閉塞性肺疾患)広報大使 和田アキ子さんの新テレビCM、8月13日(土)より全国で放映開始
~新聞広告、COPDチェックキャラバンほか広く啓発活動を展開~
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジェラード・マッケナ)とファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田一郎)は、主に長年の喫煙習慣によって引き起こされる肺の生活習慣病COPD(慢性閉塞性肺疾患)の早期発見、早期治療の推進を目的として、「COPD広報大使」の和田アキ子さんを起用した新テレビCMを8月13日(土)より全国で放映開始いたします。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に長年の喫煙習慣が原因で発症し、呼吸機能が低下していく肺の病気です。以前は「慢性気管支炎」、「肺気腫」と別々に呼ばれていましたが、最近ではこの2つを総称して「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と呼ばれています。せきやたん、息切れなどの症状があっても、見過ごされやすく、重症化すると死に至ることもあるため、早期発見、早期治療が重要です。日本における患者数は500万人以上と推計されていますが、治療を受けている人はわずか約17万人に過ぎず、多くの人が見過ごされているのが現状です。
こうした背景を受け、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とファイザー株式会社では、COPDについてより多くの方に知っていただき、ひとりでも多くの方の早期発見につながるよう疾患啓発活動を行っております。また、ご自身も肺気腫(COPD)と診断を受けたご経験もある和田アキ子さんに広報大使として就任いただき、啓発活動にご協力いただいております。その一環としてこの度、ご本人が出演するテレビCMを全国で放映開始することとなりました。今回のテレビCMでは、和田アキ子さんが全国の喫煙経験者にCOPDの恐ろしさと早期発見の重要性を訴えかけます。
今回のテレビCM放映に合わせ、8月21日(日)に新聞への疾患啓発広告の掲載を予定している他、和田アキ子さんの写真を大きく装飾したトレーラーでヘビースモーカーの多い地域を回り肺年齢を測定する「アッコのCOPDチェックキャラバン」の実施、また、医療機関掲示用にポスターや患者向けのCOPD冊子を配布するなど広く疾患啓発活動を行っていく予定です。その他、COPD総合情報サイト「COPD-jp.com」(http://www.copd-jp.com/)では疾患に関する解説や、和田アキ子さんからの動画メッセージも随時公開していく予定です。
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とファイザー株式会社は、この啓発活動を通じて、COPDの早期発見、早期治療の重要性を伝え、一人でも多くの方のCOPDの早期発見に貢献できるよう活動して参ります。
疾患啓発キャンペーン 活動概要
(1)テレビCM
■CM放送予定
2011年8月13日(土)~8月26日(金)の2週間、全国で放映予定(30秒CM)
テレビCMは、以下のURLよりご覧になれます(2011年8月1日現在)。
http://www.copd-jp.com/wada/movie2.html
■CMの内容
和田アキ子さんが登場し「喫煙経験のある皆さん、COPDを知っていますか?」と問いかけます。画面に喫煙者のシルエット、スカスカになった肺が現れ、和田さんが「それはタバコで肺が壊れていく、恐ろしい病気です」と紹介します。続いて「潜在患者が500万人以上」であること、「せき、たん、息切れ」の症状を紹介し、症状がある人は「お医者さんに相談して下さい」と訴えます。そして和田さんの横に医師が登場、和田さんが「私も早めに相談して、今、歌っていられます。」とご自身の体験を述べ、医師は「早期発見が大切。治療できる病気です」とコメントします。最後に「COPD 検索」と画面に表示されます。
(2)新聞広告の掲載
2011年8月21日(日)に読売新聞ほか全国での新聞広告掲載を予定しています。
※一部地域におきましては、掲載日が変更になる可能性があります。
(3)「アッコのCOPDチェックキャラバン」
和田アキ子さんの写真を大きく装飾したトレーラーを用いて、喫煙経験者を対象にCOPDチェックキャラバンを実施します。トレーラーの中でCOPDチェックを行えるようになっており、スパイロメーターを用いた呼吸機能検査により、1秒率(息を吐き出す力の目安)や、肺年齢を測定します。
キャラバン先は、COPDのリスクが高いヘビースモーカーが多い地域を選定し、今回は山梨県、石川県、愛媛県、山形県、大阪府の5カ所のキャラバンを予定しています。
■実施時期
2011年8月中旬~下旬(予定)
■開催地
山梨県、石川県、愛媛県、山形県、大阪府(予定)
厚生労働省「都道府県別にみた基本健康診査における喫煙率(2007年度)」を基に、男性において1日20本以上喫煙するヘビースモーカーの率が高い地域を選定
※各地の開催場所、スケジュールについては調整中です。
<タバコ1日20本以上のヘビースモーカーが多い地域(男性)>
20本以上の喫煙率、全体の喫煙率
全国平均 15.1%、27.7%
1位 山梨県 23.8%、37.9%(1位)
2位 石川県 23.3%、35.9%(2位)
3位 愛媛県 23.1%、33.4%(5位)
4位 山形県 21.4%、35.9%(2位)
5位 大阪府 20.9%、33.4%(5位)
※出典:厚生労働省「都道府県別にみた基本健康調査における喫煙率(2007年度)」
(4)肺の病気COPD(慢性閉塞性肺疾患)総合情報サイト「COPD-jp.com」
(http://www.copd-jp.com/)
和田アキ子さん、桂歌丸さんによる「COPDの解説」のほか、COPDについて相談できる医療機関の検索も可能。「和田アキ子さんからの動画メッセージ」は今後随時公開予定です。
肺の生活習慣病COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎・肺気腫)について
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、喫煙習慣が主な原因となる肺の生活習慣病で、以前は肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていたものを包括したものです。進行性で、息切れから日常生活に支障を来し、更には酸素吸入や死に直結します。WHOの統計から、2005年現在で世界では2億1,000万人がCOPDに罹患しています。また、乳がんと糖尿病を合わせた死者数よりも多い、年間300万人がCOPDで亡くなるとの実態が示されました。日本では疫学調査から、500万人以上がCOPDに罹患していると推計されていますが(NICEスタディ2001年)、実際に治療を受けているのはわずか約17万人に過ぎません(厚生労働省統計2008年)。また、進行したCOPD患者に起こる増悪は、呼吸機能の低下を加速させるといわれています。早期診断と適切な治療の継続が、患者の予後や生活の質を大きく好転させます。
「肺年齢」について
肺年齢は、呼吸器疾患の早期診断・早期治療に向けて、肺の健康に対する関心を高めてもらうために社団法人 日本呼吸器学会が提唱するコンセプトです。呼吸機能は、年齢とともに低下しますが、同性・同年代の人と比べて自分の呼吸機能がどの程度であるのか、肺年齢というわかりやすい指標で確認できます。肺年齢は、スパイロ検査と言われる呼吸機能検査でわかる1秒量(FEV1)と身長、性別から計算することができます。また、肺年齢測定を行うことでCOPDの可能性もチェックすることができます。
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジェラード・マッケナ)とファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田一郎)は、主に長年の喫煙習慣によって引き起こされる肺の生活習慣病COPD(慢性閉塞性肺疾患)の早期発見、早期治療の推進を目的として、「COPD広報大使」の和田アキ子さんを起用した新テレビCMを8月13日(土)より全国で放映開始いたします。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に長年の喫煙習慣が原因で発症し、呼吸機能が低下していく肺の病気です。以前は「慢性気管支炎」、「肺気腫」と別々に呼ばれていましたが、最近ではこの2つを総称して「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と呼ばれています。せきやたん、息切れなどの症状があっても、見過ごされやすく、重症化すると死に至ることもあるため、早期発見、早期治療が重要です。日本における患者数は500万人以上と推計されていますが、治療を受けている人はわずか約17万人に過ぎず、多くの人が見過ごされているのが現状です。
こうした背景を受け、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とファイザー株式会社では、COPDについてより多くの方に知っていただき、ひとりでも多くの方の早期発見につながるよう疾患啓発活動を行っております。また、ご自身も肺気腫(COPD)と診断を受けたご経験もある和田アキ子さんに広報大使として就任いただき、啓発活動にご協力いただいております。その一環としてこの度、ご本人が出演するテレビCMを全国で放映開始することとなりました。今回のテレビCMでは、和田アキ子さんが全国の喫煙経験者にCOPDの恐ろしさと早期発見の重要性を訴えかけます。
今回のテレビCM放映に合わせ、8月21日(日)に新聞への疾患啓発広告の掲載を予定している他、和田アキ子さんの写真を大きく装飾したトレーラーでヘビースモーカーの多い地域を回り肺年齢を測定する「アッコのCOPDチェックキャラバン」の実施、また、医療機関掲示用にポスターや患者向けのCOPD冊子を配布するなど広く疾患啓発活動を行っていく予定です。その他、COPD総合情報サイト「COPD-jp.com」(http://www.copd-jp.com/)では疾患に関する解説や、和田アキ子さんからの動画メッセージも随時公開していく予定です。
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とファイザー株式会社は、この啓発活動を通じて、COPDの早期発見、早期治療の重要性を伝え、一人でも多くの方のCOPDの早期発見に貢献できるよう活動して参ります。
疾患啓発キャンペーン 活動概要
(1)テレビCM
■CM放送予定
2011年8月13日(土)~8月26日(金)の2週間、全国で放映予定(30秒CM)
テレビCMは、以下のURLよりご覧になれます(2011年8月1日現在)。
http://www.copd-jp.com/wada/movie2.html
■CMの内容
和田アキ子さんが登場し「喫煙経験のある皆さん、COPDを知っていますか?」と問いかけます。画面に喫煙者のシルエット、スカスカになった肺が現れ、和田さんが「それはタバコで肺が壊れていく、恐ろしい病気です」と紹介します。続いて「潜在患者が500万人以上」であること、「せき、たん、息切れ」の症状を紹介し、症状がある人は「お医者さんに相談して下さい」と訴えます。そして和田さんの横に医師が登場、和田さんが「私も早めに相談して、今、歌っていられます。」とご自身の体験を述べ、医師は「早期発見が大切。治療できる病気です」とコメントします。最後に「COPD 検索」と画面に表示されます。
(2)新聞広告の掲載
2011年8月21日(日)に読売新聞ほか全国での新聞広告掲載を予定しています。
※一部地域におきましては、掲載日が変更になる可能性があります。
(3)「アッコのCOPDチェックキャラバン」
和田アキ子さんの写真を大きく装飾したトレーラーを用いて、喫煙経験者を対象にCOPDチェックキャラバンを実施します。トレーラーの中でCOPDチェックを行えるようになっており、スパイロメーターを用いた呼吸機能検査により、1秒率(息を吐き出す力の目安)や、肺年齢を測定します。
キャラバン先は、COPDのリスクが高いヘビースモーカーが多い地域を選定し、今回は山梨県、石川県、愛媛県、山形県、大阪府の5カ所のキャラバンを予定しています。
■実施時期
2011年8月中旬~下旬(予定)
■開催地
山梨県、石川県、愛媛県、山形県、大阪府(予定)
厚生労働省「都道府県別にみた基本健康診査における喫煙率(2007年度)」を基に、男性において1日20本以上喫煙するヘビースモーカーの率が高い地域を選定
※各地の開催場所、スケジュールについては調整中です。
<タバコ1日20本以上のヘビースモーカーが多い地域(男性)>
20本以上の喫煙率、全体の喫煙率
全国平均 15.1%、27.7%
1位 山梨県 23.8%、37.9%(1位)
2位 石川県 23.3%、35.9%(2位)
3位 愛媛県 23.1%、33.4%(5位)
4位 山形県 21.4%、35.9%(2位)
5位 大阪府 20.9%、33.4%(5位)
※出典:厚生労働省「都道府県別にみた基本健康調査における喫煙率(2007年度)」
(4)肺の病気COPD(慢性閉塞性肺疾患)総合情報サイト「COPD-jp.com」
(http://www.copd-jp.com/)
和田アキ子さん、桂歌丸さんによる「COPDの解説」のほか、COPDについて相談できる医療機関の検索も可能。「和田アキ子さんからの動画メッセージ」は今後随時公開予定です。
肺の生活習慣病COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎・肺気腫)について
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、喫煙習慣が主な原因となる肺の生活習慣病で、以前は肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていたものを包括したものです。進行性で、息切れから日常生活に支障を来し、更には酸素吸入や死に直結します。WHOの統計から、2005年現在で世界では2億1,000万人がCOPDに罹患しています。また、乳がんと糖尿病を合わせた死者数よりも多い、年間300万人がCOPDで亡くなるとの実態が示されました。日本では疫学調査から、500万人以上がCOPDに罹患していると推計されていますが(NICEスタディ2001年)、実際に治療を受けているのはわずか約17万人に過ぎません(厚生労働省統計2008年)。また、進行したCOPD患者に起こる増悪は、呼吸機能の低下を加速させるといわれています。早期診断と適切な治療の継続が、患者の予後や生活の質を大きく好転させます。
「肺年齢」について
肺年齢は、呼吸器疾患の早期診断・早期治療に向けて、肺の健康に対する関心を高めてもらうために社団法人 日本呼吸器学会が提唱するコンセプトです。呼吸機能は、年齢とともに低下しますが、同性・同年代の人と比べて自分の呼吸機能がどの程度であるのか、肺年齢というわかりやすい指標で確認できます。肺年齢は、スパイロ検査と言われる呼吸機能検査でわかる1秒量(FEV1)と身長、性別から計算することができます。また、肺年齢測定を行うことでCOPDの可能性もチェックすることができます。
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