【11月は子どもの権利月間】本との出会いで「⼦どもの権利」を考える。NPO×企業のコラボレーション開始!
【販売期間:2023年10⽉25⽇〜11⽉30⽇】
今、改めて子どもの権利の重要性をとらえなおし、より多くの人が「子どもの権利」を知り、考え、行動するきっかけをつくる取り組み「and books issues(アンドブックスイシューズ)」の販売を開始します。
特設サイト:https://soeru.gift/pages/andbooksissues-1
and books issues(アンドブックスイシューズ)とは
and books issuesは、購入するとテーマに沿って0歳〜⼤⼈までを対象に選書された15冊程度の本の中から⾃分のほしい本をぶ事ができ、選んだ3冊が⼿元に届く、新しい本との出会をつくる企画です。
今回のテーマは「子どもの権利」。「⼦どもの権利」をテーマに絵本から専⾨書まで、20冊の本を選書しています。⼦どもと⼤⼈で⼀緒に学ぶもよし、⾃分の読みたい3冊を選ぶもよし、組み合わせは⾃由です。
■キャンペーン概要
and books issuesでは、予約販売期間を設け、販売期間の終了後に商品の発送を⾏います。
【予約販売期間】:2023年10⽉25⽇(⽔)〜2023年11⽉30⽇(⽔)
【商品発送期間】:2023年12⽉7⽇〜
【商品内容】:お選びいただいた本3冊、⼦ども権利をテーマにしたオリジナルポストカード1枚、⼦どもの権利ワークシート1枚
【価格】:10,000円(税込)
【販売サイト】:https://soeru.gift/pages/andbooksissues-1
■取り扱っている本の一例
「アイラブみー」
著者:たけむら たけし 絵:オバック
出版社:新潮社
「なんでパンツをはいてるんだろう?」5歳の主⼈公「みー」のふとした疑問をきっかけに、⾃分の体と⼼を知り、⼤切にすることを学んでいく絵本です。ただ、パンツは履かなくちゃいけないと伝えるだけでなく、みーが⼦どもの⽬線でひとつひとつの素朴な疑問を解決していってくれるので、⼦どもたちも納得感を持って理解ができそうです。
また、パンツ以外にも⾃分の体を服などが守っていること、そしてその体を⼀番に⼤事にするのは⾃分であることなどを楽しく学ぶことができます。
「きみがきみらしく⽣きるための ⼦どもの権利」
監修:甲斐⽥万智⼦ 絵:林ユミ
出版社:KADOKAWA
「⼦どもの権利条約」の条⽂の内容をイラスト⼊りでわかりやすく解説すると同時に、困ったときの相談窓⼝情報や、SDGsとの関係、⼦どもの権利のための様々な取り組みやデータなども紹介した、⼩学⽣から学んで使える「⼦どもの権利」の⼊⾨書です。
「⽣命への権利」など⾔われると、当たり前に確保されているものであり、⽇本には関係のない話では?などと思いがちですが、この本ではそのページで⽇本の⼦どもの⾃殺についてのデータなどが⽰されているため、⾝近な話として理解を深めることができ、⼤⼈が読んでも⾮常に勉強になる1冊です。
11月20日は「世界子どもの日」
1989年11月20日、すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約として『子どもの権利条約』が国連総会で採択されました。この条約が生まれたことにより、世界中で子どもの保護への取り組みが進みました。現在では、子どもの権利のために行動する日として、世界中でさまざまな取り組みがなされています。
「子どもの権利条約」では、子ども(18歳未満)を権利の主体ととらえ、おとなと同じく、一人の人間としての権利を認めています。
PIECESでは11月を子どもの権利月間とし、子どもの権利を広く普及するための情報発信を行っています。
なぜ「子どもの権利」なのか
子どもの権利条約が日本で批准されてから29年。2023年4月にはすべての子どもを対象にし、子どもの権利条約にのっとった法律「こども基本法」ができました。
しかし虐待相談対応件数は年々増加し、2022年の小中高校生の自殺者数は過去最多になるなど、子どもたちの尊厳が大切にされているとは言い難い状況があります。
どんな背景や特徴を持っているかにかかわらず、子どもは誰でも、権利を取り上げられたり侵害されたりすることなく、安全に安心して生活することのできる存在です。そして、子どもの権利は、何かの目的や能力獲得に有益であるから必要なのではなく、生きる土台として大切にされるものです。
一人の人である子どもの尊厳が守られる環境をつくるためには、子ども自身だけでなく、まわりにいる大人が権利を知り、その権利が実現されるように行動することが大切だと考えています。
出典:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン「3万人のアンケートから見る 子どもの権利に関する意識」を基にPIECES作成
子どもの約3割、おとなの約4割が「子どもの権利条約」について「聞いたことがない」と答えています。
子どもの権利とSDGs
2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」。その宣言文には、SDGsがめざす世界は「子どもたちに投資し、すべての子どもが暴力や搾取から解放される世界」とあります。貧困や暴力など、さまざまな子どもの課題の解決を目指すことは、子どもたちの権利を実現することにもつながっています。
主催団体について
株式会社spectrum
「みらいをまんなかに、いまをつくる」というミッションのもと、⼦どもたちが⽣きていくこれからの
社会のあり⽅を構想し、社会課題に対して⼩さな変化を連続的に⽣み出します。本サービスsoeruは株式
会社spectrumの初めてのサービスとなり、今後も⼦どもや家族などの領域において事業を展開予定です。
認定NPO法人PIECES
子どものメンタルケアを専門にする児童精神科医の小澤を中心に、2016年に設立。子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムを展開。ひとりひとりが自分らしい市民性を醸成し、行動できるようになることで、子どもと自分、地域のwell-being をつくることができると考えています。
団体概要
団体名 : 認定NPO法人PIECES(ピーシーズ)
設立 : 2016年6月22日
代表 : 代表理事 小澤いぶき(児童精神科医)
所在地 : 東京都文京区本郷3-40-10 三翔ビル本郷7F 小野田高砂法律事務所内 social hive HONGO
URL : https://www.pieces.tokyo
【本プレスリリースに関する問い合わせ】
認定NPO法人PIECES
担当:広報・啓発担当 矢部
Email:info@pieces.tokyo
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