マスク価格に底打ち感。在庫速報.com、マスク通販の最低価格がピーク時から9割下落し、6円/枚に
マスク価格推移データのダウンロード機能を提供開始
アスツール株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:加藤雄一)は、通販サイトでの在庫から最安値を探すことができるウェブサービス「在庫速報.com」において、マスク1枚あたりの最低価格が6円/枚になり、記録を開始して以来、最も価格が高かった4月24日時点の57円と比較し、7週間で約9割下落したことをお知らせします。
■価格下落は続くも、下落スピードは鈍化 底打ちか
当社は、新型コロナウィルスの影響によるマスクの品薄・品切れ、ネット上における価格急騰問題への対策として、通販サイトで在庫があるマスクを単価の低い順に表示する、ウェブサービス「マスク在庫速報.com(現:在庫速報.com)」を3月23日(月)にリリースいたしました。
「在庫速報.com」でマスク価格の記録を開始した2020年4月9日以降、しばらく価格上昇傾向が続いていましたが、4月24日の最低価格57円/枚をピークに、価格下落が急速に進み、最低価格6円/枚と89%下落しました。また平均価格(*)も4月24日の78円/枚から8月9日の12円/枚へと75%下落しました。
一方で、下落スピードは鈍化しています。4月24日からの8週間で最低価格が84%下落したのに対して、その後の8週間の下落は33%に留まっています。平均価格も同様に、4月24日からの8週間で78%の下落に対して、その後の8週間の下落は29%です。
需給バランスの改善により4月以降マスク単価は一貫して下落を続けてきましたが、直近の下落スピードの鈍化から、当社では通販サイトのマスク価格は底打ちの兆しがあると考えます。
<マスク最低価格動向> <マスク平均価格動向>
4月24日(金) 57円/枚 78円/枚
6月19日(金) 9円/枚 (▲84%) 17円/枚 (▲78%)
8月13日(木) 6円/枚 (▲33%) 12円/枚 (▲29%)
*「在庫速報.com」に掲載されたマスクのうち、単価が低い上位100商品の平均単価
■マスク価格推移データのダウンロードが可能に
在庫速報.comでは、マスクの価格推移をグラフで表示したウェブページ(https://zaikosokuho.com/mask/stats) を作成し、4月9日より毎日午後6時の更新を続けてまいりました。
テレビ局、新聞等のメディア各社や、大学の研究者の方々から、本グラフの元データを提供してほしいという依頼を数多くいただいており、本日よりデータのダウンロード機能の提供を開始しました。グラフの右上に表示されている「ダウンロード」ボタンをクリックすると、CSV形式の価格推移データを入手いただけます。
マスクの需給バランスは大幅に改善されましたが、マスクは今や生活に欠かせない必須アイテムとなり、今後も需要は高いレベルで維持されることが予想されます。「在庫速報.com」はマスクの価格動向を今後も注視してまいります。
■ サービス概要
サービス名「在庫速報.com」
URL: https://zaikosokuho.com
マスク価格推移ページ:URL: https://zaikosokuho.com/mask/stats/
■ サービス開発の経緯
アスツール株式会社では2016年9月より、片手でサクサク調べ物ができるスマホブラウザアプリ「Smooz(スムーズ)」の開発・運営をしてまいりました。検索を改善するためのサービスを提供する中で、目的の情報により効率的にたどり着くための手段を、ブラウザアプリという枠に囚われない形でも模索したいと考えておりました。
2020年3月、新型コロナウィルスの問題が発生し、ネット上でマスク在庫を探すのに苦労した弊社開発者の一人より、本サービス開発の強い提案があったこと、また、この未曾有の社会問題に一企業として、何らかの形で貢献したいという思いから、「マスク在庫速報」を開発、2020年3月23日にリリースいたしました。リリース直後から大きな反響を呼び、利用者は月間300万人を突破。サービス名を「在庫速報.com」へ変更し、現在は14商品カテゴリの検索に対応しています。
■ 本件に関するお問い合わせ
アスツール株式会社 加藤雄一
Eメール: kato@astool.co.jp
■ アスツール株式会社について
アスツール株式会社は「人間の能力を拡張する未来の道具を創る」をミッションに2016年3月30日に設立されました。ファンコミュニケーションズ、Skyland Ventures、個人投資家より累計1億円を資金調達。2016年にリリースしたスマホブラウザ「Smooz(スムーズ)は150万ダウンロード突破、2020年には「在庫速報.com」をリリースしました。
代表者の加藤は、 ソニー、 楽天で一貫してスマホ関連プロダクトの企画・立ち上げに携わり、 個人開発者として活動した後に、アスツール株式会社を創業しました。
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