タロット・カードの起源を求めて! 『ミンキアーテ・タロット〜メディチ家に捧げたタロット〜』『ヴィスコンティ・タロット~600年前に描かれた「思想」と「教訓」~』、2冊本日同時発売!
現存する最古のタロット「ヴィスコンティ・タロット」、15~16世紀初頭のフィレンツェで生まれた「ミンキアーテ・タロット」。当時の人々の「智L’Intelligenza」を解き明かし、その思想に迫る。
(左)『ミンキアーテ・タロット〜メディチ家に捧げたタロット〜』
(右)『ヴィスコンティ・タロット~600年前に描かれた「思想」と「教訓」~』
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500年前に描かれた「教え」と「教訓」に満ち溢れたタロット!! 『ミンキアーテ・タロット〜メディチ家に捧げたタロット〜』
【商品概要】
●タイトル:ミンキアーテ・タロット〜メディチ家に捧げたタロット〜
●著者:香月ひかる
●定価:5,940円(税込)
●体裁:A5判・上製/548頁
●ISBNコード:978-4-910924-07-6
●発売日:2023年5月2日
●発行元:株式会社説話社
●https://mycale.jp/itemDetail.php?iKey=373
【内容】
「Minchiateミンキアーテ」というタロットをご存知でしょうか?
1400年代の終わりから1500年代の初めごろに、イタリアのフィレンツェで考案された遊戯用のカードです。
厳密にいうと「作り替えられた」遊戯用のカードです。
「Minchiate ミンキアーテ」の最大の特徴は、一般的なタロットの大アルカナと呼ばれている22枚の絵札が、41枚もあることです。
そこには、それまでのタロットにはない対神徳のカード、四元素のカード、12星座のカードが含まれ、特に12星座のカードは星座の順番が通常とは異なります。
なぜ、このようなかたちになったのか、そもそもミンキアーテが生まれた理由とは何か?
本書は、著者が自らイタリア現地で取材した豊富な図版や資料、タロットが制作された当時の文献や歴史からその真実を解き明かしていきます。
イタリアルネサンス期の作品には「描かれた言葉」が多く含まれており、そこには当時の賢人たちが思い描いた「教え」や「教訓」が描かれています。
ミンキアーテは500年前に描かれた言葉(人生哲学)を現代に伝えようとしているのです。
↑ミンキアーテ(ボローニャ製)のトリオンフィ(大アルカナ)
◆カードの構成⇒タロットの生い立ち
◆ミンキアーテの生い立ち
◆カードに描かれていること(図像)を読み解く
↑「Quattro Elementi 四元素」のカードのうち「20. IL FUOCO 火」
◆誰がGermini ジェルミニ(ミンキアーテ)を考案したのか?
◆カードの引き方
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イタリアのミラノ公「ヴィスコンティ家」伝来!! 現存最古のタロット『ヴィスコンティ・タロット~600年前に描かれた「思想」と「教訓」~』
【商品概要】
●タイトル:ヴィスコンティ・タロット~600年前に描かれた「思想」と「教訓」~
●著者:香月ひかる
●定価:5,940円(税込)
●体裁:A5判・並製/344頁
●ISBNコード:978-4-910924-08-3
●発売日:2023年5月2日
●発行元:株式会社説話社
https://mycale.jp/itemDetail.php?iKey=372
【内容】
占いのカードとしての印象が強い「タロットカード」。ですが、もともとは占いのカードではなく、イタリアの貴族の遊びの道具として重宝されていました。
本書は著者が長年のわたり現地イタリアで集めた資料や図版ならびに文献をもとに、その起源を探求する旅ともいえます。
「ようこそ。ヴィスコンティ・タロットの世界へ。
「タロット」と言えば「占い」を連想しませんか? この世の中に現存する最古のタロットである「I Tarocchi deiVisconti ヴィスコンティ・タロット」は1400年代の中期、イタリアのミラノ公としてミラノおよび周辺一帯を治めていた貴族である、ヴィスコンティ家が制作させたものです。この当時のタロットカードは「占い用のカード」ではなく「カードゲーム用のカード」として使われていました。
タロットはどのようにして生まれ、なぜ宮殿内の壁に描かれるほど流行したのでしょうか?
この当時の貴族たちの宮廷では、学者などの知識人や芸術家たちを招き、学芸を身に着けるとともに、それを誇示しようとしていたことが関係しています。
彼らは何を学び、何を誇示しようとしていたのでしょうか?
この1400 年代の流行を、現存する絵画や写本、文献などから探り、当時の人々の「智L’Intelligenza」に迫ってみましょう。そしてその「智L’Intelligenza」を知ることにより、タロットカードに描かれた絵の意味を明らかにしたいと思います。」(本書「はじめに」より)
↑「ブランビラ版、ケーリー・イエール版、ピアポント・モルガン・ベルガモ版のトリオンフィ(大アルカナ)一覧表」部分
◆第1章 予備知識p
ヴィスコンティ家とスフォルツァ家/タロットカードの構成/現存するヴィスコンティ・タロット/Trionfi トリオンフィに関する記述…ほか/1300年代に行われたこと~古代ギリシャ・ローマ時代への関心と表現~/I Trionfi 凱旋/Trionfi 凱旋にまつわる二つの流行からの誕生/どれが最古のタロット?/誰が描いたのか?
↑1500年代、ボローニャのポッジ宮殿博物館に描かれたフレスコ画。貴族たちの間でカードゲームが流行していたことが分かる。
◆第2章 Trionfi(大アルカナ)に描かれていること
Trionfi(大アルカナ)の配列/カードに描かれている絵(図像)/Trionfi(大アルカナ)が語ること
↑「9. IL TEMPO 時」のカードの解説
◆第3章 カードの引き方
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【著者プロフィール】
香月ひかる
1971年、東京生まれ。AEAJ 認定アロマセラピスト・インストラクター。
食品会社の研究室勤務、カフェ運営など多岐に渡る経験や占星学、タロットの知識を活かして、愉しく、実生活で役に立つハーブやアロマテラピー、タロットのレッスンを行なっている。
著書に『アロマと月の占星学』(文芸社) 『ミンキアーテ・タロット〜メディチ家に捧げたタロット〜』『ヴィスコンティ・タロット~600年前に描かれた「思想」と「教訓」~』(説話社)
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【発行元 会社概要】
商号:株式会社 説話社
代表者:代表取締役社長 酒井文人
所在地:〒169−8077 東京都新宿区西早稲田1−1−6
設立:1977年10月24日
事業内容:
占い少女誌月刊『My Birthday』(実業之日本社)の編集に創刊時から全面的に携わったことを皮切りに、これまで数多くの雑誌、単行本の編集・制作に携わってまいりました。
1997年からは自社版元として「占い書」「自己啓発書」「精神世界本」などを中心とした出版物を発行しています。さらに2019年春には、季刊定期雑誌『My Calendar(マイカレンダー)』を創刊しました。
編集プロダクションとしては、女性向け雑誌、子供向け読み物、ライトノベル、コミックス、占いやスピリチュアル・自己啓発、手芸に関する分野を得意としております。さらに、WEBサイトの占いコンテンツ制作、セミナー・通販事業などを展開。幅広い分野で「安心・感動・元気」をお届けできるコンテンツの制作を心がけております。
【説話社出版物サイト】
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