天下り問題、加計学園……、激震の続く文科省。省内を知り尽くした元職員による、衝撃の改革案
新刊書籍『文部科学省は解体せよ』有元秀文 著
文部科学省を退職するまで働き続けた著者だからこそ書き得た「日本の教育」を改善するための処方箋
本書では、私の経験から文科省のおかしな点を指摘し、さらに文科省の解体法まで具体的に提言していくつもりです。そして最後に、教育現場で翻弄されている親と教師、子どもたちがどうやったらこの危機を生き残れるかを述べていきます。〈まえがきより〉
子供の未来のための省庁である文部科学省。しかし、同省が行う政策はほとんど意味がなく、税金の無駄遣いと化しているのではないだろうか。
文部科学省という行政機関が如何に駄目なっており、その影響がどれだけ学校教育を蝕んでいるのか。そして、そのことが日本の国力を如何に貶めているか。本書では、かつて文科省職員だった著者が、自らの経験に基づき暴いていく。
そして、昨今問題となっている、天下りや加計学園問題も取り上げ、国の根幹である教育を行う行政はどうあるべきなのかも、提言する。
本書は、文部科学省を退職するまで働き続け、驚くべき実情を見聞きした著者だからこそ書き得た、「日本の教育」を改善するための処方箋なのだ。
■目次
第一章 文部科学省のどこがおかしいか ~私がこの目で見てきた文科省
第二章 二〇二〇年、公教育の崩壊が始まる
第三章 小学校にも中学校にも精神疾患教師が多いわけ
第四章 天下りに不正……ついに開いたパンドラの匣
第五章 文部科学省をどうやって解体するか
第六章 文部科学省の支配から、どうすれば逃れられるのか
第七章 教師たちよ、言いなり教育からの脱却を!
■著者プロフィール
有元秀文(ありもと・ひでふみ)
日本ブッククラブ協会理事長。
1971年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、東京都立新宿高等学校国語科教諭。1986年、文化庁文化部国語課国語調査官に就任。文部省国立教育研究所教科教育研究部主任研究官、文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官等を経て、2012年、退官。同省在籍時に、OECDによる国際的な学力調査PISAの調査結果を分析、国際的に通用する国語力を育てる指導法を提案し、普及させた。同時に、国際基督教大学語学科非常勤講師、東京大学教育学部非常勤講師も務めた。さらに、アメリカで開発された読書による国語の指導法「ブッククラブ」を初めて現地調査し、改良して普及させた。退官後、NPO法人日本ブッククラブ協会を設立。ブッククラブの指導方法の開発と普及を行っている。
主な著書に『まともな日本語を教えない勘違いだらけの国語教育』『子どもが必ず本好きになる16の方法』(共に合同出版)など、『読解力が飛躍的に向上するブッククラブの実践入門』(明治図書出版)、翻訳書に『言語力を育てるブッククラブ』(タフィー・E. ラファエル、キャシー・ハイフィールド、ローラ・S. パルド著 ミネルヴァ書房)がある。
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https://www.amazon.co.jp/dp/4594078273
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https://books.rakuten.co.jp/rb/15171140/
■新刊概要
『文部科学省は解体せよ』
著者 : 有元秀文
発売 : 2017年10月27日
定価 : 1620円(本体1500円+税)
判型&体裁: 四六判並製
頁数 : 200頁
発売元 : 株式会社 扶桑社
ISBN :9784594078270
URL : http://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594078270
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