介護リハビリテックのRehab、ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドが発行するインパクトレポートに掲載

持続可能な社会の実現に向けて社会的インパクト評価を公表

株式会社Rehab for JAPAN

デイサービス向けクラウド機能訓練ソフト「リハプラン」を運営する株式会社Rehab for JAPAN(本社:東京都品川区、代表取締役 大久保 亮)は、一般財団法人社会変革推進財団(代表理事:大野修一、以下、SIIF)とヘルスケア領域のスタートアップへ投資するヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド(株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 代表取締役 青木武士)が発行する社会的インパクトレポートにて、Rehab社の社会的インパクトの評価が掲載されました。

キャピタルメディカ・ベンチャーズが投資する投資先16社のうちの1社として掲載されました。

■私たちが介護ヘルスケア領域の課題解決に取り組む背景と意義

グローバルメガトレンドの1つである介護ヘルスケア領域において、世界の80歳以上の高齢者数は2020年から2050年までに3倍近い4億2,600万人になると予測されています。

他方、私たちの事業ドメインである日本の介護ヘルスケア領域において、要介護者数は2021年の680万人から2040年には1,000万人規模まで急増する見込みです。また、要介護者を支える介護人材は慢性的に不足しており、2035年には約80万人の人材需給ギャップが見込まれています。

このように、刻一刻と状況が変化する日本の介護ヘルスケア領域において、テクノロジーを使って課題解決に取り組むことは、私たちのビジネスの大きな課題でもあり、事業機会でもあります。

■インパクトマネジメントに取り組む目的

私たちは、創業時より「介護に関わるすべての人に夢と感動を」というビジョンを掲げ、より多くの高齢者が健康的に長生きすることで幸せに長く暮らせる世界の実現を目指しています。それは同時に、事業活動そのものが持続可能な社会の実現に資するものと考えております。

私たちが介護ヘルスケア領域に対して、スタートアップ企業として資本的価値と社会的価値を同時実現を目指すことで企業価値を向上するためには、特定領域に対して経営リソースを集中化し、そこに関わるすべてのステークホルダーとエンゲージメントを図ることが求められます。しかし、私たちの事業において資本的価値向上は普遍化された会計指標を基に測定可能ですが、社会的価値向上についてはインパクトの解決度合いを測る「モノサシ」がなく、私たちのフェーズに合った個別の指標を定義していく必要がありました。

そこで私たちはSIIFと介護提供者(プロバイダー)の協力の下、ロジックモデルを通じて社会課題とインパクト指標の定義と測定、事業活動の可視化を行いました。

今後は私たちの中間目標である「エビデンスに基づいた科学的介護の実現」を通じて、産業全体にポジティブな影響を与える存在であり続けれるように努めると同時に、サスティナブルな社会を実現するため、更なるESGの取り組みを推進していきます。

■ロジックモデルについて

(テーマ1)介護ヘルスケア領域で最も要介護1または2の認定を受けている要介護者数が多いデイサービスの介護リハビリ提供事業所数を増やし、より多くの高齢者が介護リハビリの体験が受けられる体制を構築するとともに、サステイナブルな介護事業所経営の実現を目指す。

(テーマ2)介護者の不足といった緊急の社会課題に対して、テクノロジーを利活用することで現場で働く人が「働き続けられる」環境作りを行い、より良い働き方と安心をつくる。

(テーマ3)エビデンスに基づいた科学的介護の実現を通じて、介護度の維持改善に貢献し、より多くの高齢者が健康的に長生きすることで幸せに長く暮らせる世界「健康寿命の延伸」の実現を目指す。

※下記URLよりデータ版をご覧いただけます
URL:https://bit.ly/capimedi_PR2021_CMV

■2020活動ハイライト

導入事業所数が1.7倍に増加。累計リハビリ利用者数が46,992人に。

累計導入事業所数が457事業所から760事業所に増加(約1.7倍)しました(うち、これまで個別機能訓練加算を算定していなかった累計導入事業所数は204事業所)。同期間で累計リハビリ利用者数は32,000人から46,992人に増加(約1.3倍)しました。(2021年3月末時点)
さらに、業務効率化に関する実証実験を川崎市、 ㈱ケアネットデイサービスセンター川崎とともに実施(アウトカム計測の試み)し、リハプランを導入することで導入前では月あたり30,560文字かかっていた業務を書類1枚あたり462文字、月あたり18,480文字を削減できることがわかりました。

■今後について

当社は、介護ヘルスケア領域の事業ドメインにおけるステークホルダーの期待や要請に応えていくため、SASB(サスティナビリティ会計基準)やGRIスタンダード、SDGs (国連の持続可能な開発目標) といった国際的な指標を参照し、優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)の策定を行います。これらの重要課題の策定に取り組むことで、社会に対する継続的な貢献と当社の企業価値向上の両立を目指していきます。

■リハプランについて

リハプランは、機能訓練業務を誰でも簡単・安心・効果的に行える「デイサービス向けクラウド機能訓練ソフト」です。最新の高齢者データベースをもとに2,200種類、目標・運動プログラムから最適な計画・訓練を自動で提案。リハビリ業務に必要な全ての機能があり、職員の書類業務負担を軽減、介護事業所の差別化・売上アップを支援します。


■株式会社Rehab for JAPANについて

当社は「介護に関わるすべての人に夢と感動を」をビジョンとし、より多くの高齢者が健康的に長生きすることで幸せに長く暮らせる世界(健康寿命の延伸)に向けて、「エビデンスに基づいた科学的介護」の実現を目指すスタートアップ企業です。介護現場のリアルデータを収集し、高齢者が元気になることを科学していきます。
・称号 :株式会社Rehab for JAPAN(リハブフォージャパン)
・創立 :2016年6月10日
・代表者:大久保亮
・所在地:東京都品川区西五反田8丁目8-15カーニープレイス五反田8F
・資本金:968百万円(資本準備金含む)
・URL
-コーポレートサイト:https://rehabforjapan.com/
-リハプラン:https://rehaplan.jp/training/


 

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会社概要

株式会社Rehab for JAPAN

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URL
https://rehabforjapan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F
電話番号
050-5497-5155
代表者名
大久保亮
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年06月