4年ぶりの完全復活!俳句に青春をかける高校生の熱いバトル 30都道府県・75校110チームの頂点を決める「第26回俳句甲子園全国大会」開催!
8月19日(土)開会式・予選/20日(日)敗者復活戦・決勝・表彰式
▲予選は市内の商店街で開催され、道行く人も足を止めて見入ります(写真は第25回大会のもの)
▲17音に込めた思いを熱く語る高校生たち(写真は第25回大会のもの)
今回の俳句甲子園には、30都道府県75校110チームがエントリーし、全国大会には、地方大会や投句審査を勝ち抜いた19都道府県26校32チームが出場します。松山出身の俳人・正岡子規が東京で通った共立高校は、後の開成高等学校。開成高等学校は23年連続の出場で、昨年まで3年連続で優勝しています。最多出場は、24回目となる愛媛県立松山東高等学校。都道府県別では愛知県の4校5チームが最多です。洗足学園中学高等学校と福岡県立八女高等学校の2校は、今年、初出場です。19日(土)開会式・予選、20日(日)決勝戦のいずれも観覧自由で、 4年ぶりに来場制限を設けず開催する予定です。ぜひ、熱い戦いをご覧ください。
【 NPO法人俳句甲子園実行委員会】https: //www.haikukoushien.com/
▲俳人・夏井いつきさんは、第1回から審査委員を務める(写真は22回大会)
▲決勝戦の様子(写真は25回大会)
【第26回俳句甲子園全国大会 開催概要】
□名称 第26回俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会
□主催 NPO法人俳句甲子園実行委員会
□共催 松山市・愛媛県
□会場・内容
8 月18日(金)松山大学カルフール
(組合せ抽選会、ウェルカムパーティー、敗者復活戦用俳句創作)
8 月19日(土)大街道商店街特設会場
(開会式、予選リーグ、予選トーナメント)
8 月20日(日)松山市総合コミュニティセンター
(敗者復活戦、決勝リーグ、決勝、表彰式、フェアウェルパーティー)
□出場チーム
<地方大会優勝による出場20チーム> ※(初)は初出場。
北海道旭川東高等学校A | 岩手県立水沢高等学校 | 山形県立山形東高等学校 |
宮城県小牛田農林高等学校 | 茨城県立下館第一高等学校A | 群馬県立高崎高等学校 |
開成高等学校 | 立教池袋高等学校A | 神奈川県立横浜翠嵐高等学校 |
灘高等学校A | 灘高等学校B | 桜花学園高等学校A |
名古屋高等学校B | 興南高等学校A | 岡山県立岡山朝日高等学校 |
和歌山県立桐蔭高等学校 | 山口県立徳山高等学校A | 福岡県八女高等学校 (初) |
愛光高等学校 | 愛媛県立松山東高等学校 |
<投句審査による出場12チーム>
福島県立磐城高等学校A | 福島県立磐城高等学校C | 海城高等学校A |
海城高等学校B | 立教池袋高等学校B | 洗足学園中学高等学校A (初) |
石川県立金沢泉丘高等学校 | 愛知県立幸田高等学校 | 名古屋高等学校A |
愛知県立岡崎東高等学校 | 洛南高等学校A | 洛南高等学校B |
※参加校の中で、 過去最多優勝回数(13回)は開成高等学校(東京)、過去最多出場回数(24回)は愛媛県立松山東高等学校。
□全国大会の兼題
*兼題とは…俳句や短歌などを作る時に、前もって出された題で作るもの。また、その題。
予選リーグ 朝焼(あさやけ)・ハンモック・金亀子(こがねむし)
予選トーナメント トマト
決勝リーグ 星月夜(ほしづきよ)・ 小鳥(ことり)・コスモス
決勝 道
□試合方法
各校は5人1チームで、兼題に従って未発表の句を創作し事前提出。試合では、赤白に分かれて対戦。各チーム一句ずつ披露し、それぞれ制限時間内に質疑応答を行う。両者の句に対して議論が終了すると、複数の審査員が旗を揚げ判定を行い勝敗を決める。判定は、俳句の「作品点」と「鑑賞点」とを合計した点で行われる。予選リーグ戦は1試合3句勝負。予選トーナメントからは5句勝負。
▲紅白の旗を揚げて判定(写真は25回大会)
□審査委員
高野 ムツオ 先生(小熊座主宰)
中原 道夫 先生(銀化主宰)
星野 高士 先生(玉藻主宰)
小澤 實 先生(澤主宰)
夏井 いつき 先生(俳句集団「いつき組」組長)
髙田 正子 先生(藍生)
岸本 尚毅 先生(天為、秀)
如月 真菜 先生(童子副主宰)
堀田 季何 先生(楽園主宰)
阪西 敦子 先生(ホトトギス、円虹)
村上 鞆彦 先生(南風主宰)
西村 麒麟 先生(麒麟主宰、古志)
神野 紗希 先生(現代俳句協会副幹事長)
【松山市と俳句】
俳都松山 俳句ポスト
▲各ポストに投句用紙と鉛筆が置いてありその場で気軽に投句できる。
松山市が設置・管理する俳句ポスト。昭和43年5月に松山城長者ヶ平へ第1号のポストを設置し、第2号を同年9月に子規堂、昭和44年4月には道後温泉本館へと、年々俳句ポストを増やし、現在は主要観光地や道後温泉のホテル・旅館、路面電車や四国八十八ヵ所霊場など、80ヵ所以上に設置しています。投稿数は、年間で約8,000件。俳句文化の根付く街・松山。子どもから高齢者まで様々な人がポストに俳句を投函します。また、県外に、区立新宿歴史博物館のほか全14ヵ所、海外(台北市、ブリュッセル市、フライブルク市)にも6ヵ所設置しています。
▲最も投句数の多い松山城長者ヶ平の第1号ポスト
俳句投稿サイト「俳句ポスト365」(https://haikutown.jp/post/)
俳句の投稿サイト「俳句ポスト365」を2013年より開始。2021年4月、これまで以上に多くの人が利用できるよう、サイトをリニューアルしました。お題(兼題)の発表を隔週から月1回に変更し、一つの兼題に対し、じっくり考える時間が増えたことで、自分のペースで楽しみながら投句できるようになったほか、お便りや俳都松山を紹介するダイアリー機能を設けるなど、新しい機能や俳句以外にも楽しんでいただける内容を追加しました。選者は俳人で俳都松山大使の夏井いつきさんと俳人の家藤正人さんです。
「文化・ことば課」
▲ 各所に「ことば作品」を掲出する「街はことばのミュージアム」。松山城リフト下にも。
松山市役所には、「文化・ことば課」があります。「文化・ことば課」は、全国で唯一、松山市だけにある課です。なぜ、「文化・ことば課」なのか。それは松山市が「ことばを大切にするまち」だからです。松山市は、近代俳句の祖、正岡子規や高浜虚子など多くの文人や俳人を輩出するとともに、夏目漱石の『坊っちやん』や司馬遼太郎の『坂の上の雲』などの小説の舞台の一つになるなど、文学的土壌の豊かな街です。また、市内中心部には松山城や道後温泉、子規記念博物館、坂の上の雲ミュージアムなど様々な文化施設や観光スポットが集中して立地しています。松山市では、これらの地域資源を最大限に活用し、「俳句甲子園」や「俳句ポスト」、「街はことばのミュージアム」などに取り組み、「ことばを大切にするまち松山」のまちづくりと魅力発信を行っています。
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