パスコクラウド型商圏分析ソフト「MarketPlanner」の分析機能を向上

- 人流データを活用した高度な店舗開発計画と迅速な意思決定を支援 -

株式会社パスコ

2025年2月3日 11時52分

株式会社パスコ（本社：東京都目黒区、以下：パスコ）は、小売業やチェーンストアなど出店計画や店舗開発業務（もしくは担当者）を支援する「MarketPlanner（マーケットプランナ―）」シリーズを提供しています。

このたび、クラウド型商圏分析ソフト「MarketPlanner」の標準搭載している「人流データ」に新たな属性を追加し、分析機能を強化した新バージョンの販売を、2月3日より開始します。

リアルタイム性に優れた「人流データ」は、人の移動や潜在パターンを把握でき、高効率・高精度なマーケティングの実践と店舗開発計画の迅速な意思決定につながります。

■ なぜいま、「人流データ」なのか？

新型コロナウイルス感染拡大以降、消費者の行動様式や商圏内の滞在人口などが急激に変化し、出店計画やマーケティング戦略は、その変化に迅速に対応する必要性が生じるなど、市場を取り巻く環境は大きく変化しています。数年毎に更新される公的な統計データだけでは、常時変化する市場環境を詳細に捉えることが困難になっています。

そこでパスコは、リアルタイム性に優れて多角的な分析に適した詳細な属性情報や滞在人口の推移を把握できる「人流データ」に着目し、市場の変化を詳細に捉え、出店計画立案の精度向上をサポートするソリューションを開発しました。

「人流データ」を活用した来訪範囲（推定商圏）の予測による売上予測や、購買データ以外の属性情報把握による候補地選定、出店前後の効果検証など、出店戦略の精度が向上します。そして、競争が激化する小売業界やサービス業において、高い競争優位性を得ることが期待できます。

■「人流データ」の活用で店舗開発の意思決定を支援

１）フレッシュな情報で、集客力の高い立地を判断

　店舗開発では、性別や年代ごとの消費動向を詳細に把握できず、効果的なターゲット設定が難しいという課題があります。

　「人流データ」の最新情報を活用すると、地図画面や商圏レポートで人口変動や属性情報を確認することができ、立地選定の精度向上と集客力の高い店舗開発計画が可能になります。

＜活用できる主なデータ＞

　・時間別、曜日別の人口推移

　・滞在時間

　・性別、年代別の属性情報

　（※地図上とレポートでは、属性項目の区分が異なります）