「muiプラットフォーム」生まれの木製インターフェース「muiボード」と「Alexa」の連携により、 穏やかなスマートホーム体験が可能に

「Matter」対応の「muiプラットフォーム」を活用し、「Alexa」を皮切りにスマートホーム機器間のシームレスな体験提供を促進

mui Lab株式会社

mui Lab, Inc. (本社・京都市、代表取締役・大木和典、以下、当社) は、世界共通のスマートホーム標準規格「Matter」に対応した「muiプラットフォーム」を活用し、「Alexa」とmui Labのシグネチャープロダクトである天然木を使ったスマートホーム向けコントロール・ハブ「mui ボード」を連携し、穏やかなビジュアル・インターフェースの開発・実装を実現しました。

 

Alexaとmui Board連携 Alexaとmui Board連携

mui Labは、「カーム・テクノロジー」の設計理念と会社名の由来でもある「無為自然」を融合させ、人のウェルビーイングに寄与する技術を開発しています。人の暮らしにおけるデジタル技術の接点を穏やかにする「Calm UI(穏やかなインターフェース)」を設計に取り入れ、テクノロジーが生活に溶け込み、大切なことに集中できる暮らしの実現を目指しています。 

muiボードとAlexaの相互連携スキルは、「Alexa Startups」本国からの直接のサポートを受けて実現し、「Works with Alexa」の認証(https://www.amazon.com/mui-Smart-Home/dp/B099XDRY3S)を取得しました。これは、Alexaの目指す「アンビエント・インテリジェンス」にも寄与するカーム・エクスペリエンスの社会実装がさらに強化される第一歩となります。
 

この連携スキルは、CES2022にて披露 (https://muilab.com/ja/journal/ces2022_alexa/ ) し、多くの方々やメディアの反響を得ました。また、Alexaが志向する「アンビエント・コンピューティング」を満たす革新的な14スタートアップの一つとして紹介されました。- 「14 incredible startups innovating with Alexa at CES」: https://developer.amazon.com/en-US/blogs/alexa/device-makers/2022/01/ces-alexa-startups

 

  • Alexaとmui ボードの連携について
muiユーザーにとっては、Alexaに話しかけることで、muiボード上にて、天気の確認、タイマーの使用、アラームのセットなどを実行でき、ハンズフリーでの操作が可能となります。
Alexaユーザーにとっては、天然木のmuiボードに触れることで、新たに心地良い触覚体験を楽しむことができ、さらに視覚情報が加わることで、自由度が広がります。例えば、「Alexa、mui ボードで5分のタイマーをセットして。」と伝えると、Alexaは静かにその信号をmuiボードへ送り、muiボードは自動的に5分を表す曲線を描き始めます。これによって、ユーザーは視覚的に時間の経過を把握することができ、行動の選択肢が広がります。また、ボイスコマンドとタッチコマンドを滑らかに行き来できるため、状況に応じて最適な選択が可能となります。
詳しくは以下の動画をご覧ください。 
 

 

  • muiプラットフォームについて 
今回の連携は、CES 2022 Innovation Awardsのスマートホーム部門で受賞した「mui プラットフォーム」(https://www.ces.tech/Innovation-Awards/Honorees/2022/Honorees/M/mui-platform.aspx)をベースに構築されています。
muiプラットフォームは、情報過多を引き起こす可能性のある「ノイズ」をフィルタリングし、ミニマルなディスプレイに適したデータのみを、特許を持つmui Lab独自のUIデザインの技術で作成したインターフェイスを通じて提供します。このプラットフォームは、テクノロジーに温度感を付加し、より自然で快適な使い心地を実現し、ユーザーの生活の質を高めることができるソリューションです。  

mui Platformmui Platform

詳しくはこちらをご覧ください。https://muilab.com/ja/journal/ces2022_muiplatform/

 

  • 世界共通のスマートホーム標準規格の「Matter」に対応

mui Labは、2022年1月、今秋に一般公開予定である、スマートホーム製品間の互換性を高めるための世界共通のスマートホーム標準規格「Matter」に参加しました。 Matterへの加入によって、muiプラットフォームやmuiプロダクトは、各社が提供する多様なスマートホームデバイス間で共通のアプリケーションやデータモデル、クラウドサービスなどを通じて相互に通信することを可能にし、安全で信頼性が高くシームレスな体験を得ることが可能となります。

詳しくはこちらをご覧ください。https://muilab.com/ja/journal/ces2022_muiplatform/
 

 ■ 今回の連携について、mui Lab代表の大木和典より
「私たちが考える未来のテクノロジーは、人間の行動や環境に自然にフィットするものです。ユーザーは、デバイスの要求に合わせて自分の習慣や所作を変える必要はありません。テクノロジーが人間に寄り添うことで、ユーザーをより幸せにすることでしょう。私たちの『muiプラットフォーム』は、まさにそのために設計されたものです。Alexaとmuiボードを連携することで、これまでに経験したことのない方法でお客様の生活の質を向上させることが可能となります。」 
 
 ■ 今回の連携について、Alexaスタートアップの責任者であるリズ・マイヤーズより 
「未来のテクノロジーは、必要なときにはそこにいて、必要でないときには背景に消えていくようなアンビエント・インテリジェンスを有していると考えています。我々は、音声のパワーとパーパスフルなデザイン(目的に適した設計)を融合させるmui Labのビジョンに感銘を受けましたし、今後のmui Labに期待をしています。Alexaに内蔵されたmuiボードが、どのようにお客様の心を豊かにし、より多くのことを成し遂げる手助けをできるか、楽しみにしています。 
*アンビエント・インテリジェンス:環境知能(生活や仕事の環境の中に、人間の活動に適応していく機能を持たせようとする情報技術) 

 ■ 「Calm Technology」の提唱者であり、muiLabのアドバイザーであるアンバー・ケースより
「mui Labは、自然や時間、歴史、和の視点から得た情報をもとにデザインに深みを与えています。多くのテクノロジーは壊れやすく、一時的なものとして作られており、人間の生活に摩擦を与えたり、邪魔をしたりするようなものですが、製品が正しく設計されていれば、お客さまは穏やかな気持ちになります。mui Labは、伝統的な道具や家具の原理の深さに着目し、環境との調和を図ることで、業界に一歩踏み込んだ変化をもたらし、業界をリードする存在になると思っています。」 
 
  • アンバー・ケース、4月1日付でmui Labのアドバイザーに就任
プロフィール 
デザインアドボケイト、講演者として国際的に知られ、「Calm Technology」「A Kids Book About Technology」など4冊の著書を持つ。MITのCivic Media CenterとハーバードのBerkman Klein Center for Internet & Societyで2年間フェローとして在籍。Esriが買収した位置情報ソフトウェア企業Geoloqiの共同設立者兼CEOでもある。https://calmtech.com/

著書
米国版「Calm Technology」https://www.oreilly.com/library/view/calm-technology/9781491925874/ 
* mui Labは、「Calm Technology」の翻訳版を監修・寄稿し、日本版「カーム・テクノロジー」としてBNN社より出版しております。http://www.bnn.co.jp/books/10529/ 
 
  • mui Lab x アンバー・ケースのトークセッションを開催しました
テーマ:「無為自然に啓発され、日本の美意識をカーム・テクノロジーに融合」

 

* 本セッションは、5月13日(金)に、世界のビジネスを美しくするコミュニティを運営するシンクタンク「House of Beautiful Business」に向けて配信しました。(https://houseofbeautifulbusiness.com/watch/resident-circle-the-case-for-calm-technology


mui Labについて 
mui Labは、日本のクラフトマンシップに見られる精神性や美的感覚を引き継ぎ、テクノロジーに融合させています。テクノロジーが向かう合理性や利便性の追求と、人間にとっての心地良さの狭間のラスト・ワン・インチを満たすべく、カーム・テクノロジーを軸にした穏やかなインターフェース「Calm UI」によって、いつでも心に寄り添うデジタルテクノロジーの普及を目指すテック・スタートアップです。CES Innovation Awards 2019 と 2022 の受賞、さらに archiproducts DESIGN AWARDS 2021 の受賞と共にサステナビリティ部門でも受賞するなど世界的な評価を受けています。https://muilab.com
 
【リクルートのお知らせ】 
mui Labでは、人の心を豊かにする技術を社会実装するためのエンジニア、UIデザイナー、プロジェクトマネージャーを 募集しております。mui Labチームと共に、唯一無二のユーザーインターフェースと体験を創り出す仲間を求めています 。 詳細はこちら:https://muilab.notion.site/mui-Lab-Careers-at-mui-Lab-246a02308e1a4910817d77adcc427704 
 
■ muiのSNSでは様々な情報を発信中です
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会社概要

mui Lab株式会社

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URL
https://muilab.com/
業種
情報通信
本社所在地
京都府京都市中京区夷川通柳馬場東入俵屋町295番地1
電話番号
075-708-8660
代表者名
大木和典
上場
未上場
資本金
2億5000万円
設立
2017年10月