スマート保安向けIoT・AI提供のLiLz、基本特許技術「点検対象任意撮影」を取得
世界初!任意のタイミングで点検対象を撮影してサーバに画像送信が可能、年内にサービスリリース
設備保全現場の点検課題を解決するIoT・AIサービス LiLz Gaugeを提供するLiLz株式会社(以下、LiLz)は、世界初の基本特許技術「点検対象任意撮影」(以下、本発明)を取得したことを発表いたします。世界初の本発明は、「希望する任意のタイミングで点検対象を撮影して、点検対象の画像をサーバに送信することが可能になる」技術です。
■ 本特許の背景/課題
プラントや工場などの設備保全現場では、保安力の維持向上と生産性の向上のためにスマート保安活動が必須となってきています。しかしながら、設備保全現場には、あらゆる場所に計器(アナログメーター)が非常に沢山存在しており、巡回点検のリモート化・省力化のためには電源がない場所でも長時間稼働するカメラを設置し、遠隔から画像に基づいてAIで計器の数値を読み取るというアプローチが主流となりつつあります。
1日1回など撮影頻度を下げると長時間稼働が可能になりますが、点検者が点検したいタイミングで確認できる頻度も減ることになります。そこで、LiLzでは、希望する任意のタイミングで点検対象を撮影して、点検対象の画像をサーバに送信することが可能になる基本特許技術「点検対象任意撮影」を発明しました。
本発明の活用により、現場に設置したカメラの消費電力を低減するだけでなく、点検者が任意のタイミングでも計器の状況が確認できるようになりました。LiLzでは、本発明を活用し、カメラの省電力と点検者向けのユーザー体験を両立し、設備保全現場の目視巡回点検のリモート化・省力化を実現しています。
特許番号 | 特許第7169035号 |
登録日 | 2022年11月1日 |
特許権者 | LiLz株式会社 |
発明の名称 | 点検対象画像送信システム、点検対象画像送信方法及びプログラム |
■CIPO(最高知財責任者)谷口将仁のコメント
スマート保安業界にとって、非常に重要な特許を取得することができました。本特許の権利範囲は非常に広く、まさに基本特許と言えます。
世界初の本発明の活用により、独占的に「希望する任意のタイミングで点検対象を撮影して、点検対象の画像をサーバに送信する機能」を提供できるようになるため、利便性が向上し売上・利益が増える見込みです。また、本発明を有望企業とのアライアンスにも活用してまいります。
LiLzでは、他にも多数の特許出願をしております。顧客価値を基点に知財戦略を推進することで、LiLzだけにしか提供できない独自機能を拡大し、持続的な企業価値の向上を最大化してまいります。
■LiLzについて
LiLzは、「機械学習とIoTの技術融合で、現場の仕事をラクにする」をミッションに掲げ、現在、設備保全現場の点検課題を解決するIoT・AIサービス LiLz Gaugeを提供中。CEATEC AWARD 2019トータルソリューション部門グランプリ、第6回JEITAベンチャー賞など受賞多数。LiLz Gaugeは、電源が無いあらゆる場所の目視巡回点検をリモート化します。1⽇3回撮影で約3年と⻑期稼働する低消費電力IoTカメラとクラウド側の機械学習・画像処理によってアナログ計器の値を⾃動で読み取るため、現場に⾏くことなく点検対象の情報を効率的に取得します。
■知財リリースについて
LiLzでは、持続的な企業価値向上における知的財産及び無形資産の重要性が高まっていることを踏まえ、知財管理体制の構築と中長期の成長戦略及びプロダクト・ロードマップに沿った知財戦略の策定をしております。
当該知財戦略のもと、模倣困難性の高い機能群を構築し、また、取得した知的財産権について積極的な情報開示を行うことで、当社プロダクト及びサービスの提供価値を発信してまいります。
■本件に関するお問合せ
〒901-2214 沖縄県宜野湾市我如古2-3-7 2F
TEL: 080-2748-3932
Email: contact@lilz.jp
担当: 栗本
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