シンガポール航空、貨物機の更新でエアバスA350Fを選定
シンガポール航空(本社:シンガポール、CEO:ゴー・チュン・ポン)は、エアバス社とエアバスA350F貨物機7機(追加5機の発注オプション付き)の購入に向けて基本合意書(LOI: Letter of Intent)を締結したことを発表しました。納入は2025年第4四半期を予定しており、シンガポール航空は新世代型のワイドボディ貨物機を運航する初めてのエアラインとなる予定です。
この契約には、シンガポール航空グループが発注済みの旅客機、エアバスA320neoの15機とエアバスA350-900の2機との置き換えが含まれています。これにより、資本支出を管理しながら、必要な貨物機の機材更新を継続することが可能になります。
エアバスA350Fは、シンガポール航空が保有する貨物機のボーイング747-400Fと同程度の貨物を輸送する能力があり、同機の後継機となる予定です。同条件で輸送した場合、燃料消費が最大40%少ないため運航効率性に優れ、さらに航続距離の長さを生かすことで機材の配置にも柔軟性をもって対応することができます。エアバスA350Fには、ロールスロイス社製「トレントXWB-97」のエンジンが搭載されています。詳細は別添資料Aをご覧ください。
貨物機の機材更新は、シンガポール航空の中核事業である航空貨物分野への継続的な投資を示すもので、当社は近年、eコマースや生鮮食品、医薬品などの主要分野における貨物ビジネスを強化してきました。エアバスA350Fを導入することで、この分野におけるシンガポール航空の存在感を強めるとともに、世界の航空貨物のハブとしてのシンガポールの地位も強化して参ります。
また今回の締結は、シンガポール航空グループの持続可能な目標および二酸化炭素排出量を2050年までに実質ゼロとする目標を後押しするものとなります。最新の若い機材を運航することは、航空会社が二酸化炭素排出量を大幅に削減する最も効率的で直接的な方法です。現在の運航状況をもとに算出した場合、ボーイング747-400FをエアバスA350Fに置き換えることで、シンガポール航空の二酸化炭素排出量は年間約40万トン削減されることになります。このエアバスA350Fに加え、発注済みの最新鋭機が納入されると、シンガポール航空グループは今後も業界で最も若い機材を運航するエアラインのひとつであり続けることになります。
エアバスA350Fの高解像度画像はこちら(https://bit.ly/31ZgulV)よりダウンロードしてください。
シンガポール航空について
シンガポール航空グループは、マラヤンエアウェイズ・リミテッドを前身に1947年に設立しました。その後、マレーシアエアウェイズ・リミテッド、さらにマレーシア・シンガポール航空(MSA)に社名を変更。1972年には、MSAがシンガポール航空とマレーシア航空に分離しました。当初は保有機10機で18か国22都市に運航をしていましたが、現在は世界的なインターナショナルエアライングループに成長しました。シンガポール航空は、そのブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。
シンガポール航空は「スターアライアンス」に加盟しています。シンガポール航空ホームページ: singaporeair.com
別添資料A
エアバスA350F 貨物機
新たに発表されたエアバスA350F 貨物機は、定評ある旅客機エアバスA350の利点を活かし、先進的な空気力学と燃料効率化の技術により、燃料燃焼、二酸化炭素排出量、経済性の面で最大の効率性を実現しています。
エアバスA350Fの機体は、複合材料、チタン、最新のアルミニウム合金を含む最先端の材料を70%以上使用し、より軽量でコスト効率の高い航空機を実現するとともに、耐腐食性を高め、メンテナンスの必要性を減らしています。
さらに、ロールスロイス社製「トレントXWB-97」エンジンを搭載することで、旧世代の貨物機と比較して経済性と燃費を最大で40%向上させることができます。また、エアバスA350Fは2027年に施行される国際民間航空機関(ICAO)の二酸化炭素排出基準にも対応します。
エアバスA350Fはボーイング747-400Fと同程度の貨物量を輸送でき、同機の後継機となる予定です。また、約109トンの積載量を輸送する能力があります。機材の詳細は以下の通りです。
エアバスA350Fは、シンガポール航空が保有する貨物機のボーイング747-400Fと同程度の貨物を輸送する能力があり、同機の後継機となる予定です。同条件で輸送した場合、燃料消費が最大40%少ないため運航効率性に優れ、さらに航続距離の長さを生かすことで機材の配置にも柔軟性をもって対応することができます。エアバスA350Fには、ロールスロイス社製「トレントXWB-97」のエンジンが搭載されています。詳細は別添資料Aをご覧ください。
貨物機の機材更新は、シンガポール航空の中核事業である航空貨物分野への継続的な投資を示すもので、当社は近年、eコマースや生鮮食品、医薬品などの主要分野における貨物ビジネスを強化してきました。エアバスA350Fを導入することで、この分野におけるシンガポール航空の存在感を強めるとともに、世界の航空貨物のハブとしてのシンガポールの地位も強化して参ります。
また今回の締結は、シンガポール航空グループの持続可能な目標および二酸化炭素排出量を2050年までに実質ゼロとする目標を後押しするものとなります。最新の若い機材を運航することは、航空会社が二酸化炭素排出量を大幅に削減する最も効率的で直接的な方法です。現在の運航状況をもとに算出した場合、ボーイング747-400FをエアバスA350Fに置き換えることで、シンガポール航空の二酸化炭素排出量は年間約40万トン削減されることになります。このエアバスA350Fに加え、発注済みの最新鋭機が納入されると、シンガポール航空グループは今後も業界で最も若い機材を運航するエアラインのひとつであり続けることになります。
エアバスA350Fの高解像度画像はこちら(https://bit.ly/31ZgulV)よりダウンロードしてください。
シンガポール航空について
シンガポール航空グループは、マラヤンエアウェイズ・リミテッドを前身に1947年に設立しました。その後、マレーシアエアウェイズ・リミテッド、さらにマレーシア・シンガポール航空(MSA)に社名を変更。1972年には、MSAがシンガポール航空とマレーシア航空に分離しました。当初は保有機10機で18か国22都市に運航をしていましたが、現在は世界的なインターナショナルエアライングループに成長しました。シンガポール航空は、そのブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。
シンガポール航空は「スターアライアンス」に加盟しています。シンガポール航空ホームページ: singaporeair.com
別添資料A
エアバスA350F 貨物機
新たに発表されたエアバスA350F 貨物機は、定評ある旅客機エアバスA350の利点を活かし、先進的な空気力学と燃料効率化の技術により、燃料燃焼、二酸化炭素排出量、経済性の面で最大の効率性を実現しています。
エアバスA350Fの機体は、複合材料、チタン、最新のアルミニウム合金を含む最先端の材料を70%以上使用し、より軽量でコスト効率の高い航空機を実現するとともに、耐腐食性を高め、メンテナンスの必要性を減らしています。
さらに、ロールスロイス社製「トレントXWB-97」エンジンを搭載することで、旧世代の貨物機と比較して経済性と燃費を最大で40%向上させることができます。また、エアバスA350Fは2027年に施行される国際民間航空機関(ICAO)の二酸化炭素排出基準にも対応します。
エアバスA350Fはボーイング747-400Fと同程度の貨物量を輸送でき、同機の後継機となる予定です。また、約109トンの積載量を輸送する能力があります。機材の詳細は以下の通りです。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像