【まねーぶ調べ】大手vs格安、スマホユーザーが選ぶ利用シェアNo.1は?

「使い慣れている」を理由に大手キャリアシェア7割超、利用者の声と満足度も公開

株式会社GV

株式会社GV(本社:東京都港区、代表取締役社長:肥田木和弘)が運営する、クレジットカード等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」は、全国20代~60代のスマホ利用者500人に利用調査を実施しました。
■調査背景
個人のスマホ保有率は67.6%(2019年時点 総務省ICTサービスの利用動向より)となっており、多くの人にとって、携帯料金は毎月の固定費の中でも減らしたい支出でしょう。大手キャリア3社(docomo、au、Softbank)はまだまだ根強い人気がありますが、格安スマホも勢いを増し利者も増えています。多くの選択肢があるなか、スマホ利用者は実際に何を基準に携帯会社を選んでいるのでしょうか。
まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、スマホ利用者500人に意識調査を行い、利用しているキャリアを選んだ理由や選ばない理由、大手と格安スマホそれぞれの利用状況、メリット・デメリットの声を明らかにしました。


■調査回答者の属性 ※全国20代~60代スマホ利用者500人対象
  • 性別:男性30.6%/女性69.4%
  • 年代:20代19.6%/30代37.0%/40代28.6%/50代11.4%/60代3.4%
  • 婚姻・子供:未婚・子なし37.8%/未婚・子あり4.6%/既婚・子なし14.8%/既婚・子あり42.8%
  • 職業:正社員36.2%/契約社員・嘱託社員3.8%/派遣社員3.4%/パート・アルバイト18.4%/フリーランス・業務委託6.0%/自営業・自由業5.6%/専業主婦(主夫)18.2%/学生2.6%/無職5.8%
  • 年収:100万円未満34.4%/100万円以上~150万円未満8.6%/150万円以上~300万円未満23.4%/300万円以上~500万円未満20.8%/500万円以上~700万円未満9.0%/700万円以上~1,000万円未満2.8%/1,000万円以上1.0%


■調査サマリー
  1. スマホの利用シェアは「大手キャリア」が71.2%、「格安スマホ」が28.8%、利用キャリアはプライベート用「docomo」、ビジネス用「SoftBank」がトップ
  2. 大手キャリアを選ぶ理由は「使い慣れている」、選ばない理由は「価格が高い」、格安スマホを選ぶ理由は「価格が安い」、選ばない理由は「変更するのが面倒である」が1位
  3. 大手キャリアユーザーの57.3%が満足、今後格安スマホに変更したい人は19.1%にとどまる
  4. 格安スマホユーザーの81.9%が満足、9割以上が「今後も格安スマホを利用し続ける」と回答も大手キャリアの携帯料金低下により検討する声も


本調査集計結果は以下から閲覧できます。
URL:https://www.money-book.jp/50141


調査1:スマホの利用状況
  • スマホの利用シェアは「大手キャリア」が71.2%、「格安スマホ」が28.8%、利用キャリアはプライベート用「docomo」、ビジネス用「SoftBank」がトップ

全国20代~60代のスマホ利用者500人に利用調査をしたところ、メイン利用のスマホについては「大手キャリア」が71.2%、「格安スマホ」が28.8%という結果でした。
スマホの所有台数については、「1台」が83.6%と最も多く、「2台」が15.2%、「3台以上」が1.2%と続きました。
プライベート用に利用しているキャリアについては、「docomo」が162人と最も多く、「au」が114人、「SoftBank」が86人と続きました。一方で、ビジネス用では「SoftBank」が22人、「docomo」が15人、「au」が8人と続きました。格安スマホの種類も増えていますが、まだまだ大手キャリアの人気が強いことが分かる結果となっています。

大手キャリアの毎月の携帯料金については、「5,000~8,000円未満」が35.1%と最も多く、「3,000~5,000円未満」が25.6%、「8,000~10,000円未満」が19.9%と続きました。一方で格安スマホは「3,000円未満」が70.1%と最も多く、次いで「3,000~5,000円未満」が24.3%と合わせて94.4%が「5,000円以下」と格安スマホの料金の安さがわかる結果となっています。
大手キャリアの携帯料金の支払方法については、「クレジットカード払い」が49.4%、「口座振替」が46.1%と意識が分かれる結果に対し、格安スマホでは7割以上が「クレジットカード払い」と回答しています。
1ヶ月のデータ量(ギガ数)が足りているかについては、「足りている」と回答した人が大手キャリアでは86.5%、格安スマホでは91.0%という結果でした。格安スマホユーザーより大手キャリアユーザーのほうが、データ量が足りないと感じる人が若干多いようです。


調査2:利用している携帯会社を選ぶ理由、選ばない理由
  • 大手キャリアを選ぶ理由は「使い慣れている」、選ばない理由は「価格が高い」、格安スマホを選ぶ理由は「価格が安い」、選ばない理由は「変更するのが面倒である」が1位

大手キャリアを選んだ理由については、1位「使い慣れている」が249人、2位「家族、知人が利用している」が164人、3位「通信面が安定している」が87人という結果でした。格安スマホでは1位「価格が安い」が137人、2位「家族、知人が利用している」が29人、3位「料金プランが充実している」が27人という結果でした。

大手キャリアユーザーが格安スマホを選ばない理由については、1位「変更するのが面倒である」が255人、2位「通信面が不安」が161人、3位「周りで利用している人がいない」が84人という結果でした。反対に格安スマホユーザーが大手キャリアを選ばない理由については、1位「価格が高い」が136人と、以降の2位「変更するのが面倒である」、3位「料金プランが充実していない」を大きく引き離してトップとなりました。


調査3:大手キャリアユーザーの満足度・格安スマホへの乗り換え意思
  • 大手キャリアユーザーの57.3%が満足、今後格安スマホに変更したい人は19.1%にとどまる

大手キャリアユーザーの満足度については、「やや満足」が43.3%と最も票を集め、「とても満足」と合わせて57.3%が満足していることがわかりました。「どちらでもない」は20.5%、「やや不満」は19.1%という結果で、支持率は高いようです。
今後格安スマホに変更したいかについて、「はい」と回答した人は17.7%にとどまりました。
変更したいと考えている人がどの格安スマホに変更したいかについては、1位「楽天モバイル」が29人、2位「Y!mobile」が13人、3位「UQmobile」が8人という結果でした。1位の「楽天モバイル」は楽天ユーザーが多く、スマホも楽天にすることでさらにポイントが貯まるといった声が多く目立ちました。2位の「Y!mobile」や3位の「UQmobile」については、TVCMでよく目にすることや、現在利用している大手キャリアから変更しやすいといった声が目立ちました。

満足度に関する大手キャリアユーザーの声をご紹介します。

<大手キャリアユーザーの満足の声>
・毎月4G回線で50ギガを利用できるため、容量を気にせずスマホを使用できる。価格も50ギガのわりにはリーズナブルな価格だと思うので、そこにもとても満足しています。(20代/男性/SoftBank)

・値段が格安キャリアと比較すれば2倍以上だが、ショップの店員さんの対応が格段に高い。格安キャリアでは「契約取れればなんでもいい」という対応をされたが、大手キャリアでは値下げプランの提案や新サービスなどで料金値下げの提案をしてくれた。(20代/女性/au)

・最近はキャッシュレス決済を利用しはじめたので、利用店舗が増えているd払いを使うことが増えました。使い慣れているdocomoのポイントを貯められるので満足しています。これから低価格プランも誕生するし、今後もdocomoを使い続けたいと思います。(30代/女性/docomo)

<大手キャリアユーザーの不満の声>
・急な故障や不具合で店舗に持って行っても、予約優先だの何時間待ちだのと言われて、来店目的さえ聞いてもらえない点が不満です。コールセンターに電話をしても、「大変混み合っています」とガイダンスが流れ、なかなか係員につながらない点も不満です。(30代/女性/docomo)

・機種代が高いこと、通信料が高い割に電波が悪く、インターネットの繋がりが悪いこと、プランが複雑であること、不必要なオプションを付けられること、営業電話がしつこいこと、他社に乗り換えにくくされていることなど。(20代/女性/au)

・月額の使用料が高く、長年同キャリアを使用している者に対しての見返りなどよりも、新規顧客のほうが安くて良い機種を購入出来たりするため。最低2年の契約縛りがあり、他のキャリアへの乗り換えにかかる労力やコストが非常にかかる。低通信量ユーザーに対するコストパフォーマンス的にちょうどよいプランがないから。(30代/女性/SoftBank)


調査4:格安スマホユーザーの満足度・格安スマホを使い続けたい?
  • 格安スマホユーザーの81.9%が満足、9割以上が「今後も格安スマホを利用し続ける」と回答も大手キャリアの携帯料金低下により検討する声も

格安スマホユーザーの満足度については、「やや満足」と回答した人が43.8%と最も多く、次いで「とても満足」が38.2%とあわせて81.9%が満足していることがわかりました。
大手キャリアから格安スマホに変更後に携帯料金がどのくらい安くなったかについては、最高15,000円、平均4,162円でした。
今後も格安スマホを利用し続けるかについては、9割以上の人が「はい」と回答しました。通信速度の遅さが心配されますが、問題なく利用できている人が多いようです。携帯料金が圧倒的に安いだけでなく、ギガ数を他の人とシェアできたり、料金プランが分かりやすいことが支持される理由のようです。
もし大手キャリアの携帯料金が格安スマホと同等になった場合も格安スマホを利用し続けるかについては、半数以上が「いいえ」と回答しました。利用キャリアの判断基準が携帯料金の安さである人が多いことがうかがえる結果となっています。

満足度に関する格安スマホユーザーの声をご紹介します。

<満足の声>
・LINE・Instagram・Facebook・Twitterの主要なSNSアプリが使い放題で、少ないギガバイトでも問題ないという点です。電話はLINE電話で済ませる私にとっては、LINEモバイルの契約内容に満足しています。(20代/女性/LINEモバイル)

・料金の安さ、通話料を安くできるOCNでんわという機能。NTTの格安SIMという安心感。実はLINEモバイルなどに乗り換えようか悩んだ事もありましたが、SpotifyやLINEMUSIC、AppleMusicなどのストリーミングの通信量がかからないという点です。Spotifyが無料なので、やめられなくなりました。(30代/女性/OCNモバイル)

<不満の声>
・ビル群や地下になると圏外になってしまったり、通信速度がかなり落ちてしまうので不便に感じた。とくに驚いたのが、会社のエレベーターに乗った瞬間に圏外になったのは驚いた。あまりにも不便なので大手キャリアに乗り換えようかと思っている。(30代/女性/Y!mobile)

・1年目は3000円前後の料金だったが、2年目から値段が1000円ほど上がり、割引率が減った。LINEで友達追加をする際、年齢確認の影響でID検索ができず、不便と感じることがあった。ギガ数が安い分かなり少ない。(30代/女性/UQmobile)


■調査概要
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2021年1月18日~2021年1月24日
  • 調査対象:全国20代~60代スマホ利用者500人

■会社概要
  • 会社名:株式会社GV( https://www.money-book.jp/company/ )
  • 代表者:肥田木 和弘
  • 所在地:〒108-0071 東京都港区白金台5-11-3
  • 設立日:2008年3月17日

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区白金台5-11-3
電話番号
03-6303-2428
代表者名
肥田木和弘
上場
未上場
資本金
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設立
2008年03月